子育て世帯は、子供の年齢によってライフスタイルも大きく違います。これから引越しを考える家族が満足できる環境・住宅とはどのようなものかを、子供の年代別に考えます。
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子どもの健やかな成長のために

子育て世帯の住宅選び
これから出産を控えて家族が増える方や、子どもがある程度成長して子ども部屋が必要と考える方は、引越しを検討するタイミングかもしれません。
「子どもが成長するにしたがって部屋が手狭になってきた」、「出産にあたりもっと広い間取りや、子育てに良い環境が欲しい」など、子どもの月齢や年齢のことを考えて引越しを検討するとき、次の住まいをどこにするかは、子どもにとってもパパママにとっても重要なことです。
部屋の間取りや収納などの物件情報だけでなく、子どもの遊び場や保育園の待機児童数、学校の近さや、公益施設の充実度、日々の買い物など気になることがたくさんあります。
引越しを決めてしまう前にもう一度、子育て世帯の住宅選びに大切なポイントを確認してみましょう。
乳幼児期、児童期、受験期子育て世帯でそれぞれ押さえておきたいこと

子どもの世代で選び方が変わる
子育て世帯と一言でいっても、これから赤ちゃんを産む出産子育て世帯と、6歳~12歳までの、一般的に「児童」と呼ばれる小学生の子供がいる子育て世帯、さらにその上の年代の受験期子育て世帯とでは求められる環境や条件がだいぶ違ってきます。
それぞれの場合で押さえておきたいことを見ていきましょう。
出産子育て世帯
出産を控える共働き家庭にとって、一番気になるのは、保育園の待機児童問題ではないでしょうか。全国的に保育園の増設等、緩和の兆しもありますが、やはり地域によってかなり差があるのが現状です。
出産を機に仕事を離れたり、休職した方は子どもが入園できないと仕事復帰が難しくなってしまい、ライフプラン自体が崩れてしまうことにもなりかねません。
そこで、これから引越そうと思う地域の待機児童の情報は、積極的に収集しましょう。また、少し先を見て小学校の学区や学童保育も一緒に確認しておきましょう。
育児用品の一つとして、ベビーカーが必要になるのもこの出産子育て世帯の特徴です。
マンションやアパートの場合、ベビーカーを建物の外に置くことがなかなかできず、玄関が狭かったり、収納が少ないと置き場に困ってしまいます。できる限り玄関が広く、収納が多い物件を選びたいところです。
収納スペースは住宅の全体面積の10%以上が望ましいとされています。物件を探すうえでの一つの目安にすると良いでしょう。
内装も注意したいポイント。もともとカーペット敷きの部屋は掃除がしづらく、隙間に埃が集まりがち。敏感なお子さんはハウスダスト等も心配です。汚れても掃除がしやすく、清潔に保ちやすいフローリングの物件を選ぶとよいかもしれません。
乳児と一緒の買い物は、たとえ短時間でも荷物が多くなりがちです。しかも帰りはさらに荷物が増えるわけですから、お店が遠いと大変かもしれません。そこで、近所にスーパーや商店街がある物件を選び、日常の負担を大きく減らしたいところです。
また、近くに公立や私立の学校があり、いろいろ選べる状況だとベターですが、現実はなかなかそうもいきません。
希望の小学校へ入れたいがために引越しをするという方も、現代では少なからずいると思います。引越し先に子育てのスタンスに合う小学校があるかどうかも地域選びのポイントになります。
児童期子育て世帯
小学生も中学年程度になると、そろそろ子ども部屋の必要性を感じ始めるご家庭もあるはず。一方で、最近は「あまり子どもを部屋に閉じこもらせない方がいい」との考えを持つ方も増えてきました。
子ども部屋を作るご家庭は、多少リビングの広さを諦めても、子どもの人数+主寝室の個室が確保できる住居が必要です。
子ども部屋の必要性を感じなければ寝室は家族みんなで1部屋のみとして、家族がいつも集うリビングダイニングの十分な広さが確保できる住居を選びましょう。
ただ、子ども部屋が必要であると考える方も、まだ子どもが小さいころであれば1人ひと部屋は必要ないかもしれません。
また、この頃になると、子どもが遊ぶ行動範囲が広がってきます。子どもたちだけで安全に遊びに行けるよう、近場に大きな公園や児童館があったり、本の好きな子供のために図書館等があれば理想的です。
受験期子育て世帯
子どもが中学、高校になると、いよいよ受験や普段の勉強に良い環境を求めるご家庭も多いことでしょう。また、通学や通塾で行動半径がぐんと広がるのも、この時期の特徴です。
家庭学習のことを考えるならば、やはり小さくても子ども部屋を確保できる間取りをおすすめします。しかし、子どもが家族から離れた環境に居すぎないようにしたいもの。
せめて学校や塾への行き帰りが確認できるように、リビングを通って個室に向かう間取りや、リビングの一角に個室のある間取りを探してはいかがでしょうか。
この世代になると、普段一人で行動する場面も増えますし、塾や部活などで帰りが遅くなる日も少なくありません。学校から家までのルートを確認し、あまりに人気のない道が多い環境は避けた方が安全かもしれません。
児童期子育て世帯と同じく、勉強に活用できる図書館などが近くにあれば、なお良いでしょう。子どもも成長すると衣類、本、雑貨などの私物も増えてきます。そこで、家探しをする場合には収納の充実度にも気を配ってください。
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地域の支援制度を最大に活用!

公的機関の子育て支援制度は、全国的に給付されている児童手当給付金もありますが、各市町村によってそれぞれ支援制度が異なります。
これから出産する方にとっては、出産育児一次金の金額によっては自己資金が持ち出しになるかならないか、自治体ごとの支援制度の違いを調べましょう。
例えば、出産一時金の金額が多いのは港区。上限60万円まで支給されるため、ほとんどの場合で妊婦検診から出産までの費用がまかなえます。
新宿区は賃貸住宅家賃の助成金制度があり、子どもが増えて大きめの住宅を探している方にとっては、心強い制度といえるでしょう。また、小学校への就学等にお祝い金や図書券がもらえる等、ちょっと嬉しい行政サービスにも注目です。
医療費助成制度なら千代田区。0歳児から高校生までの医療費の助成対象となり安心です。
これまで見てきたように、地域環境、住環境、行政支援の3つが子育てには重要なポイントです。しかし、これらの重要な事柄は、物件情報だけではなかなか見えてこないものです。
住宅はもちろん、自分の足で歩いて地域の環境を見たり、市役所や区役所に出向いて必要な情報を集めるなど、子育てにぴったりの地域と住宅を見つけてください。
※記事中の記載情報は2014年3月時点のものです。
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更新日: / 公開日:2014.04.07










