「部屋をレトロな雰囲気にしたい」と憧れを持つ人も多いのではないでしょうか?しかし、いざリノベーションしようとしても、イメージが湧きにくかったり失敗することを不安に思ったりして、行動に起こせていない人も多いことでしょう。
この記事では、大正・昭和の雰囲気を味わえる、レトロなリノベーションの実例を紹介していきます。自分のイメージするレトロな部屋を作り上げましょう!
昭和レトロな温かみのある家
1.日本の和の心を取り入れた、和とモダンの融合スタイル

「住み継がれる和の家」中古でリノベ
床のオーク市松張りや畳、すだれの様子がどこか懐かしい雰囲気を醸し出しているリビング。一方で高い天井の部屋の造りや、デスクやチェアのおしゃれな家具の現代的な要素が印象的です。アクセントの緑の扉がレトロ感をより演出していますね。
和とモダンの融合が楽しめる日本独特の和の心を取り入れた、落ち着きのある空間となっています。
2.防犯・断熱強化にこだわった昭和レトロな日本家屋
「城下町の昭和レトロな日本家屋」SOMPOホールディングス 株式会社フレッシュハウス
家の佇まいを気に入られて購入された1軒家を、現代の暮らしに合うようにリノベーションしています。
特にこだわったのは防犯と断熱。物騒な世の中で安心して暮らせるように玄関や窓を選び、暑い夏も寒い冬もしのげるように、壁には断熱効果のある素材を選んでいます。室内は、柱のイメージに合わせて家具の色も統一し、一体感のある一部屋となっています。
3.家族が団らんできる古き良き日本のリビング
「新しいものより古いものが好き」という家主の考えのもと、すでに持っていた家具のデザインや色味に合わせてリノベーションしています。
床のアーガイル柄のデザイン性の高さに反して、色味とデザインがシンプルな家具が印象的です。壁にかかる額縁や時計まで壁の下部や家具と同じ茶色で統一された、雰囲気あるリビングです。
憧れのカフェのような空間
4.元の家の構造を活かした昭和レトロな喫茶店イメージのリビング
キッチンへ続く通路の上部が丸みのある楕円のような形をしており、柔らかい雰囲気が感じられるリビングです。
元々は昭和の雰囲気の残る築36年の米穀店だった家をリノベーションしています。「将来の夢はここで喫茶店を開くこと」という夢につながる、カウンター付きのリビングは、家主の熱い思いのこもった空間となっています。
5.所持している本もインテリアとして一役担うテレビ周りの空間が印象的
本を読むのが好きな家主は、大量の本を置くスペースをインテリアとして利用することを考えました。天井まで続く本棚を作成し、色や素材を机や椅子と統一しています。本の高さを揃え、本棚に囲まれるようなレイアウトは、まるで古本屋のような雰囲気です。
天井のコンクリートの冷たさと、本棚の温かさの融合が心地よいリビングとなっています。
料理のモチベーションを上げるキッチンへのこだわり
6.DIYも取り入れた木の温かみをふんだんに活かした空間づくり


「 "古い"と"新しい"が仲良く共存する家(西馬込 H邸マンションリノベーション)」FIELDGARAGE
木の温かみと、こだわりの照明の光が印象的なキッチンです。床や家具、棚は木で統一され、木目が温かみを生み出しています。家具の中には家主本人がDIYをして作り上げたものもあります。
元々の部屋の造り、以前から持っていた家具、手作りした家具、リノベーションされた部屋のすべての良さが融合された印象深い一室です。
まとめ
大正・昭和レトロをイメージしたリノベーションを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
リノベーションは自分のこだわりが詰まった家を造ることのできる、夢のあること。望み通りの家が生み出せるようにイメージを膨らませましょう。
昔懐かしい気持ちを感じられる大正・昭和レトロな空間にぜひ挑戦してみませんか。









