リノベーションで最近人気なのが、古民家(町家)風です。どこか懐かしいでもモダンなテイストが入った和モダン。柔らかい日差しが入る落ち着く家。そんな古民家風リノベを成功させるための素敵な事例を紹介します。
こだわりとセンスが光るものばかり。ぜひ参考にしてください。
まさに古民家!なリノベーション
1.元の造作を残して、古民家を現代の住まいに
「日本の造作を残す現代の住まい」SOMPOホールディングス 株式会社フレッシュハウス
平屋で50坪ある日本家屋のリノベーション。囲炉裏や梁の部分など和テイストはできるだけ残して、耐震や断熱などの環境を整え、広々した空間を作りました。
床は、元々の家の古材にも馴染むような色合いでフローリングに。玄関も両開きにして古民家らしさを演出。古き良きものを大切にして、快適な住まいに生まれ変わりました。
2.木枠の天井が日本家屋を思わせる広々リビング


「坪庭を室内に実現 古民家風のインテリア」リフォームをするならアートインテリア~Art Interior~
和室と居間を繋げてリビングダイニングを広くとったリノベーション。白い天井に木枠があり古民家を思わせます。
キッチンと部屋の仕切りは木の格子で。テーブルやロッキングチェアなどのインテリアも和風で統一。またお風呂から眺められる坪庭を家の中に設置することで、くつろぎのバスタイムを演出しています。
将来長く住むことを考えてバリアフリー構造になっています。
昭和レトロを感じる古民家風リノベ
3.オークの床が和テイストを感じさせる
元々は団地の住まいを、和風の家をイメージしてリノベーションした例です。窓から見える緑や日当たり、風などを感じられるよう、床はオーク材のペッパー塗装仕上げ。間接照明をメインにすることで、天井に高さを出し温かみが出ます。
畳の小上がりも古民家を思わせ、木のテーブルやインテリアを置くことにより、ナチュラルで和風モダンな家に仕上がりました。
4.町家を思わせる、格子を活用した住まい

「町家スタイル」中古でリノベ
町家を思わせる古民家風リビングダイニング。扉の代わりに格子で空間を仕切ることで、広さと奥行きが生まれます。天井はグレーに、そして壁は白にすることでモダンな雰囲気も出しています。
こだわった和風テイストの家具と一角にある和室が、田舎のおばあちゃんの家に遊びに来たような、わくわくと落ち着きを感じさせます。
5.木のぬくもりを感じる古民家
以前過ごした、古民家での休暇をイメージして作られたリビングダイニング。掘りごたつや障子が和風テイストを演出しています。キッチンは対照的にカフェ風の脚の長い椅子でカウンターを設置。ぬくもりのある明るい木の素材をふんだんに使っています。本棚を壁の代わりにした、空間の区切りも特徴的です。
全体的に明るい古民家での暮らしを実現させています。
古民家の要素をエッセンスとして取り入れたモダンなリノベーション
6.こだわり抜いた建具に合わせた古民家リノベ


「扉を開けるとそこは古民家」てまひま不動産
もともと蚤の市などで揃えた、日本の古建具に合わせて部屋をリノベーション。床は飯能で育った30mm厚の杉材でぬくもりある風合いに。障子や扉などは町家を感じさせるもので統一しました。キッチンは対面式でカウンターをつけて、作るときから家族との会話を楽しめるように設計。
インテリアに合わせた古民家スタイルのリノベが完成しました。
7.和と自然が融合した心地の良い住まい
「鎌倉の借景を採り込んだ和モダンな佇まい」LOHAS studio(ロハススタジオ)
中古の一戸建てをリフォーム。広々とした庭を見渡せるリビングダイニングの床は、無垢ウォールナット材で落ち着きを感じさせます。
キッチンには光が入らないのが悩みでしたが、路地を潜って入るキッチンをテーマにリノベ。石のタイルを敷き詰めて和モダンに仕上げています。和室の入り口はアーチ状にして、和風の中にもモダンな印象になっています。
まとめ
古民家(町家)スタイルのリノベーションを紹介しました。家自体が日本家屋で昔からの造作を活かしたり、リノベで古民家風に仕上げたりとやり方は色々あります。
快適で機能性が高い、和モダンの家は落ち着けて住み心地が良いですよね。
ぜひこだわりの和モダンなリノベの参考にしてみてください。







