音楽、アウトドア、DIY、読書etc...マイホームにおける趣味のためのスペースはみんなの憧れです。自慢のコレクションをズラリと並べて、自分だけの世界に浸る幸福。リノベーションなら自分だけの趣味部屋を自由に作ることができます。
今回は、リノベーションで実現した趣味部屋の数々をご紹介。籠もれる個室タイプ、LDKなど居室内に付随したオープンタイプなど、個性もさまざま。あなたの好みに合った事例をぜひ探してみてください。
1.キッチンに収納を組み込んだ、DJブースのあるLDK
DJが趣味というオーナーのための、スケルトン・リノベーション。リビング自体をくつろぎと趣味の空間にしたいという要望に沿ってプランニングされました。
オリジナルのDJブースを設置し、スピーカーの配置にもとことんこだわっています。造作キッチンには、CDやレコードを飾りながら収納できる棚を造作。生活のシーンにいつでも音楽がある、ハイセンスな住まいです。
2.わが家は図書館。圧巻の書庫が主役の家
「Shapley-三千冊の蔵書を収めた"知の森"」ブルースタジオ
寝室・キッチン・バスルームを中央に集め、まわりを書棚で囲んだ、何ともユニークなレイアウト。スウェーデンの「ストックホルム市立図書館」をイメージしたというリノベーションは、住まい全体がまさに図書館。
静謐な雰囲気の図書館の中で暮らしているような、独特の雰囲気が魅力です。図書館で使っているような書架も、空間作りに一役買っています。
3.自転車とアウトドア。オープンな趣味部屋を兼ねた広々LDK
「和室とダイニングの空間を融合させた開放的なLDK」SHUKEN Re
こちらも趣味部屋とLDKが一体になったタイプ。もともとバルコニー側にあった2つの和室をつぶして広々としたLDKにリノベーションされています。
オーナーの趣味は、自転車。壁には愛車を数台ディスプレイし、オープンになったワードローブには専用アイテムやウエアなどもきれいに収納しています。
4.和の世界に耽溺できる、お茶室のような小上がり和室
「『露地からアプローチする茶室』千利休もびっくり!」てまひま不動産
フローリングの居室の一角、浮かび上がるように作られた和風の小上がり。まるで茶事に招かれたような侘び寂びを感じさせるお茶室のような空間は、何ともユニークです。
障子はたたみ込めるように工夫され、フロアからの視線を遮ることもできます。お茶や着物のお稽古にも最適。のんびりとくつろげる掘りごたつも用意され、多目的に使える和の趣味部屋です。
5.赤い壁の趣味部屋では、大きな鏡でバレエのレッスン!
「コラージュハウス」SHUKEN Re
築11年という築浅マンションを購入し、個性的なインテリアへとリノベーション。趣味部屋として活用しているのは洋室で、オーナー行きつけのカフェをイメージし、壁は大胆な赤色に塗られています。床はこだわりの無垢材ヘリンボーン。
大きな鏡を設置して、その前にバーを置き、趣味のバレエレッスンを。ムード満点の一室です。
6.キャンプグッズを美的に収納。アウトドア大好き家族の住まい
「秘密基地が楽しい、キャンパーが暮らす家」SCHOOLBUS|スクールバス空間設計
アウトドアが大好きという家族の楽しみは、休日のたびに出かけるキャンプ。リノベーションでは、広めに取った土間玄関を、収納スペース兼ワークスペースとして活用しています。
有孔ボードを使って、ロープやカラビナなど細々したキャンプグッズも美しく収納。用意も片付けも楽しくなる工夫が随所にちりばめられています。
7.壁には大切なギターを飾って。リビングに繋がる趣味部屋
「ご夫婦の暮らしをデザイン「斜めに迫り出す壁」でLDKと夫の趣味部屋をセパレート!」株式会社シンプルハウス
斜度を付けた個性的な壁を間仕切りにして、リビングと趣味部屋をゆるやかにセパレート。間仕切り壁には趣味のギターを飾って、造作の棚も設置。アンプなどの大きな機器もでしゃばらず、すっきり収まっています。
逆側の壁は落ち着いたグレーで塗られ、CDをずらりと並べられる収納棚が。リラクゼーションチェアにゆったりと腰掛けて、TV観賞も楽しそうです。
8.開放的なLDKの中に趣味のスペースを点在させて
落ち着いた色調でカラーリングされた、大人イメージのLDK。内窓の付いたブルーグレーの間仕切り壁の奥には、レコードプレーヤーとスピーカー、レコードをたっぷり収納したシェルフが。
別の一角には、小上がりにしてウッディな壁で囲んだ書斎を設け、CDなど細かなアイテムに対応した壁面収納を設置。広々とした空間に趣味のスペースを点在させて、思い思いに音楽を楽しめるように工夫した、唯一無二の空間です。
9.音響を極めた五角形の防音ピアノ室
「こだわりのピアノ室で趣味に没頭できるリノベーション」山商リフォームサービス株式会社
LDKに接する内窓のある小部屋は、こだわりのピアノ室。都心のマンションで、気兼ねなくグランドピアノを楽しみたいというオーナーのために作られた防音ルームです。
音の反響がよいとされる五角形で設計され、防音に欠かせないドアは専門の業者が取り付けを行ったとか。お気に入りの絵を飾って、特別な空間に仕上げています。
10.玄関からアプローチできる、男の趣味部屋
「趣味を愉しむ 週末スローライフ - 自由に暮らす自分らしい時間 -」LOHAS studio(ロハススタジオ)
ブルータイルを敷き詰めたおしゃれな玄関から、そのまま土足で入ることができる、土間続きの趣味空間。居室側からもアプローチができ、収納スペースも兼ねています。
デスクがある壁には内窓が。ところどころにブラックを効かせた重厚感のあるインテリアでまとめられ、読書やカメラの世界にどっぷりと浸ることができそうです。
まとめ
いかがでしたか?イメージに近い趣味部屋を見つけることはできたでしょうか。
いくつもの事例を見てみると、趣味部屋にとって重要な要素は、コレクションアイテムをわかりやすく並べる収納設計であることがわかります。
趣味部屋づくりの成功ポイントは、趣味のアイテム量をきちんと把握し、整理できる場所を作ることのようですね。
趣味の世界と、好みのインテリアを組み合わせて、あなただけの趣味部屋を、リノベーションで作ってみませんか。休日の充実度がグンと上がることうけあいです。









