子どもには、いつから個室が必要になるのか?どれくらいのスペースを与えてあげたらいいのか?性別や年齢に合わせた仕様・インテリアは?
マイホームにリノベーションを考えている子育て世代は、子ども部屋のつくり方についてあれこれ思案をするもの。
今回は、そんな悩ましい子ども部屋のリノベーション事例を集めてみました。ぜひ参考にして、楽しい子ども部屋づくりにトライしてみてください!
プライバシーを確保した個室タイプの子ども部屋
1.将来的に2部屋にもできる、ガーリーな子ども部屋
「3姉妹がすくすく育つ 家族団らんの家-暗い個室を明るく変身!」LOHAS studio(ロハススタジオ)
ライトパープルの壁、ブルーグレーの引き戸がアクセントになった、かわいらしい子ども部屋。仲良しの3人姉妹が楽しく過ごす様子が目に浮かびます。
キーボードや二段ベッド、テーブルセットを置いても余裕がある広い一室は、将来的に2部屋に仕切ることも可能。アーチ入口はファミリークローゼットに繋がっています。
2.内窓が家族を繋ぐ、造作デスクのある子ども部屋
「think future」リノベーションスタジオKULABO
ダイニングキッチンに面した木枠の内窓の下には、木製デスクを造作。グリーンの壁をアクセントに、ウッディな要素をちりばめた、優しい雰囲気の子ども部屋です。
デスクは2つに仕切ってあるので、きょうだいがそれぞれのスペースとして使うことができます。ティピーテントは遊び場とおもちゃの収納庫を兼ねた便利なインテリア。
3.ブルーの壁が爽やかな、スペース広々子ども部屋
緑に囲まれた団地の一室を、子育て世代に向けてリノベーション。スペースを広く取った子ども部屋は、壁を爽やかなブルーで塗って、青空をイメージしたペンダントライトを2つ採用。
ディスプレイコーナーとしても利用できる木枠の内窓を設け、閉塞感を感じさせない空間に仕上がっています。
4.オープンクローゼットを設けたボーイズルーム
お年頃の男の子のための個室リノベーション。クローゼットには扉を設けず、お籠もりスペースとしても活用できるデスク機能を備えています。
壁の一面は爽やかなブルーグリーンに。ラグやインテリアも同系色で揃え、整理整頓しやすいスッキリした空間です。窓際に置いた観葉植物もアクセントになり、癒し効果も期待できそう。
遊びの要素いっぱい! アイディア満載の子ども部屋
5.ボルダリングボードがあるアクティブな子ども部屋
「我が家が遊び場-PLAYGROUND-」SCHOOL BUS|スクールバス空間設計
最上階にある広々としたマンションのリノベーション。この家には育ち盛りの子どもが4人!
子ども部屋にはロフトを設け、壁にボルダリングボードを設置。二段ベッドもジャングルジムのようにして遊んでいる様子が想像できます。ボルダリングの下には大きなマットを敷いて、子どもたちの安全を確保。遊び心いっぱいのプレイグラウンドです。
6.ロフトへ続くクライミングロープに挑戦!
キッチンとリビングの間に作られた子ども部屋。ロフト上部はキッチンに立つ大人から眺めることができ、またリビングとの壁に配した内窓からも子どもの気配がよくわかります。
子ども部屋の中央には、クライミングロープを取り付けて、日々子どもたちがロフトまで上る挑戦を繰り返しているとか。まるで忍者屋敷のように楽しい空間構造になっています。
7.子どもが思いきり遊べるロフト上下のキッズスペース


「【ロフト付】家がいちばん楽しい遊び場」てまひま不動産
無垢スギ材や珪藻土など、安心安全な自然素材でリノベーションしたマンション。飛び石を配した土間玄関の脇には、子どもグッズを整理できるスペースが。
リビングには小上がりとロフトを作り、子どものためのスペースをしっかりと確保されています。現在は、ロフト上が遊び場の中心。将来的には、ロフト下のスペースもお籠もり空間として利用すことができます。
リビングに設けた、オープンタイプのキッズスペース
8.開放的なリビングの一部をキッズスペースに
「子どもがのびのび育つ家」リフォームプライス(ホームテック株式会社)
ゆったりとしたLDK。ソファが置かれた壁は、小鳥が集まる木のイラストが和やかな雰囲気を醸し出しています。
階段脇の小さなキッズスペースは、構造の柱を活かしてゆるやかに仕切られて、適度な個室感もあります。おもちゃで遊んだり、アニメを観たり...。自由に過ごす子どもの姿を、家事をしながら眺められる位置にキッチンがあります。
9.梯子で上る吊りベッドは、子どもたちの秘密基地
「望楼の家 すくすくリノベーションvol.10」株式会社エキップ
カラフルなハンモックが印象的なLDKから、よく見える位置に設けられたキッズスペース。ルーバードアが付けられているので、閉じれば個室にもなります。
遊び場の面積を増やすために採用されたのは、梯子で上る吊りベッド。アーチ入口の小さな小部屋は、秘密基地の趣です。ブルーグリーンの壁には鉄板が仕込まれ、マグネットが使える工夫もナイスアイディア。
10.床の素材でさりげなく空間を仕切って、キッズスペースを捻出

「ブルーグレーの映えるダイニング」中古でリノベ
ダイニングキッチンとテラス回りはモルタル仕上げ。リビング部分には無垢オーク材を使い、床の色と素材感で一つの空間をゆるやかに仕切った広々LDK。モルタル床の一部は、約2畳分がキッズスペースとして活用されています。
大きな窓から明るい光が差し込む空間には、小さなガーランドを付けて子ども専用のイメージづくりを。左右の壁が適度に視線を遮って、遊びにも集中できそうです。
まとめ
幼年期は、パパママの視線が届く場所に設けたい、キッズスペース。 就学後は、話題のリビング学習を見据えた空間づくりがおすすめです。 さらに思春期に入れば、子どもたちのプライバシーを尊重した個室が必要に...。
このように、年齢と成長に応じて変化させていきたい子ども部屋。 リノベーションなら、将来的な変化を見据えた空間づくりが可能です。
お子さんの年齢と個性を考えた、最適な空間を、ぜひリノベーションで実現させてください。




