リノベーションを考えるときに、テーマやスタイルをイメージするのはとても大切です。家全体に統一感が出て洗練された印象になります。
今回は、ブルックリンスタイルやニューヨークスタイルのリノベーションを紹介します。クールだけれどちょっと無骨なインダストリアルなインテリア、アイアンやレンガ、サブウェイタイルなどを取り入れた、とても素敵な事例ばかりです。
1.こだわりのレンガでブルックリンニューヨークスタイル
ブルックリンをイメージしたリノベーション。壁のタイルにはこだわって、何種類ものサンプルから色合いや質感、コストとのバランスで選んでいます。
キッチンまで続くレンガは統一感があり、ニューヨークスタイルを感じさせます。クローゼットもエイジング加工された木材を使用し、収納場所とわからないほど周囲のインテリアに馴染んでいます。
2.エイジング加工で重厚な雰囲気のニューヨークスタイル

「床も家具もエイジング素材。重厚なNYブルックリンスタイル空間」Cuestudio(キュースタジオ)
ソファや床はすべてエイジング加工したものを使っており、落ち着きのある重厚感が生まれています。また倉庫を思わせるような扉収納は容量がたっぷりあり、書籍などもスッキリ収まります。
こちらはテレビも置けるようなサイズで作られています。ガレージのような風合いもある部屋ですが、無骨ながらも洗練されたこだわりが感じられるインテリアの数々で仕上がっています。
3.明るさを感じるブルックリンスタイルのフルリノベーション
「こだわりの【BROOKLYN STYLE 】」My RENO 〈グローバルベイス株式会社〉
開放感のあるブルックリンスタイル。天井は躯体現し仕上げでヴィンテージ感を出しています。床は自然素材で無垢の床材を使っているので、小さなお子さんが遊んでも安心です。
また、壁はペンキ塗り、ブロック壁でブルックリンスタイルの雰囲気を出しています。オープンキッチンなので、料理をしながら家族で会話が弾み、美味しい時間を共有できるようになっています。
4.ブルックリンスタイルをDIYで
「暮らしながら育むブルックリンスタイルの鉄骨住宅」SCHOOL BUS |スクールバス空間設計
最初から自分たちでDIYして仕上げることを前提に、ニューヨークの改修された倉庫をイメージして3階建の鉄骨住宅を購入。ラフで無骨なブルックリンスタイルの空間を目指して、少しずつ手をかけて味わいと愛情のあるリノベーションをしています。
壁は石膏ボードから、床を塗装して、壁にも漆喰を塗り、タイルを貼り、理想のブルックリンスタイルへ。リビングダイニングは倉庫を改装したカフェを思わせる仕上がりです。
お風呂やトイレは白をベースに清潔感ある空間になっています。
5.ニューヨークのカフェのような、黒×木材のスタイリッシュな家
「ビンテージ風の大人な雰囲気」My RENO 〈グローバルベイス株式会社〉
床は無垢材、壁面に黒色を採用したスタイリッシュな空間です。キッチンは水まわりをタイル張りのカウンターで目隠しし、間接照明や天井吊り下げ棚を使用しているため、生活感はなくバーのカウンターのような雰囲気に仕上がっています。
リビングは革のソファとローテーブルで、インダストリアルなデザインのリビングになっています。
6.モダンとヴィンテージが融合したブルックリンスタイル
ブルックリンスタイルを追求したリノベーション。まるで、ブルックリン地区のおしゃれなカフェのようなリビング。家具にもこだわっていて、ソファやテーブルなどは落ち着きのあるヴィンテージ調のものを。
また、キッチンの床はフロアタイルで仕上げ、リーズナブルな予算で本物のタイルの味わいを出しています。ダークブラウンを基調とした居心地の良い部屋になっています。
7.アンティークの家具がヴィンテージ感を引き立たせるインテリアに
「ヴィンテージスタイル」My RENO 〈グローバルベイス株式会社〉
無垢の床と壁一面のタイルがブルックリンスタイルの雰囲気を出しているヴィンテージリノベーションです。リビングのソファもエイジングで、他の家具もアンティークなブルックリン調で統一されています。
キッチンはオープンカウンターでお子さんを見守ったり、家族と会話をしたりしながら、料理を楽しむことができます。
8.木材×タイルでおしゃれな空間を演出
「眺望が最高なマンションリノベーション」G-FLAT株式会社
あらゆる箇所に木材とタイルを多用した、ニューヨークスタイルのマンション。木材の色味に合わせ、観葉植物をインテリアとして採用しています。玄関の靴棚は扉がない「魅せる収納」でおしゃれな雰囲気です。
また、このマンションは広いバルコニーがあり眺めが最高。景色を楽しむためにソファやハンモックを置き、床は木材を使用したあたたかみのある空間です。
9.異素材をミックスさせた個性的なリノベーションスタイル
コンクリート現しの梁と木枠×モルタル。天井には木製ルーバーをつけて、木のぬくもりと無骨なハードさが融合したブルックリンヴィンテージスタイルのリノベーション。
キッチンはステンレス製を採用。ソファも使いこなした感のある艶のあるレザーソファ。リビングと隣接する寝室には同じく木目でL字型の内窓をつけました。少し崩した感のあるヴィンテージスタイルです。
10.1980年代アメリカを髣髴とさせるヴィンテージオフィス
「アメリカンビンテージなオフィスリノベーション」SCHOOL BUS |スクールバス空間設計)
こちらはオフィスの事例。レトロなビルの1室をアメリカンヴィンテージ風にリノベーションしました。古くなったコンクリートは剥き出しのまま活かし、柱にレンガを施し80年代アメリカの雰囲気を醸し出しています。
デスクや椅子、部屋の仕切りやドアもあえて古いものを使用しているため、レトロな空間にマッチしています。
まとめ
ブルックリンスタイル、ニューヨークスタイルのヴィンテージリノベーションを紹介しました。味わいのあるヴィンテージの家具などは無機質ではなくどこか温かみを感じます。
家にいる時間がもっと楽しくなるスタイルがブルックリン・ニューヨークスタイルとも言えるかもしれません。ぜひ自宅のリノベの参考にしてください。

















