使いづらかった間取りを、和モダンの大空間LDKへ
築53年のお父様のご実家。和の趣が魅力ある住まいでしたが、老朽化が進んでいたこと、細かく区切られた間取りを使いやすくしたいとリノベーションすることに。
1階は間仕切りをなくし、アイランド型のキッチンを中心に、広々としたLDKに。リビングの一部には、横になってくつろげる小上がりの和室を設けました。
家具や建具はナラ材を使用
小上がりの和室下は収納に
キッチンはステンレスのアイランド型
奥にはたっぷり収納できるパントリーが
古いものは残しながら、安心と住み心地の両方をアップ
「実家の思い出を大切にしたい」というYさんの思いを受け、柱や建具など残せるものはできるだけ残しながら、老朽化していた水まわりは新しく。耐震補強もしっかり行いました。
広縁の化粧垂木や書斎の建具、本棚などはそのままに。古いガラスは造作の建具に組み込んで再利用し、アンティークの趣を演出しています。
無垢材や珪藻土など自然素材もたっぷりと取り入れ、長く安心して住み続けられる、心地よい住まいを実現しました。
書斎の趣きある建具はそのままに
古いものを造作に組み込んで利用
水回りは一新して使いやすく
