ゆったりLDの一角に“こもり”スペース
当初は新築をお探しだったという千葉県のS様ご夫妻。
なかなか好みの物件にめぐり会うことができず、雑誌で知った「中古物件+リノベーション」という方法に興味を持ち、秀建に物件探しからのご相談に見えました。そして、築11年という中古物件としては比較的築浅のマンションを秀建エステート(秀建不動産部)で購入され、「今ひとつデザインが好みでなかった」というお部屋をリノベーションすることに。バルコニーに面したリビングダイニングと和室の壁を取り払い、明るく開放的な空間を確保。
そのうえで新たにR型の仕切り壁を設けて、パソコン作業などが集中してできる「ちょっとした、こもれるスペース」を設置しています。
壁は天井までふさがず、キャットウォークとして利用できるようになっています。また壁の一部は、レンガを施工した後に塗装をして空間全体のアクセントとしています。

キッチンからLDを見たところ。元あった吊り戸棚をなくし、空間につながりをもたせた
赤と青 大胆な色彩で演出するそれぞれの空間
洋室は、S様の行きつけのカフェをイメージしたという大胆なデザインの空間に。
赤い色に塗り変えられた壁と、ヘリンボーンに貼ったオーク無垢材の床が目を引きます。一方、寝室の壁は全面深い色あいのブルー。
クイーンサイズのベッドにアンティーク調のドレッサー、雰囲気のある照明がホテルのようなくつろぎの空間を演出しています。

書斎兼趣味室として利用している洋室。大きな鏡と手前のバーは、バレエのレッスン用

寝室はカーペット敷。ベッドフレームは造作(秀建オリジナル)
色と形が活かしあう空間デザイン

(写真左)玄関の上がり框は、ゆるやかなカーブを描く形状。洋室との壁に内窓を設けている/(写真右)洗面室。白をベースとした明るい空間に、床はまだらな色あいが面白い。洗面の壁はサヴウェイセラミックタイル
Before & After

【Before】一般的な間取りの3LDK。デザインも平凡な感じでした

【After】LDを広くし、R状の壁を設けるなど、ユニークな2LDKに

