どこにいても互いの気配を感じられる空間
高台にある絶景の古いマンションをリノベーションされたHさん。
リノベーションで家にいる時間を、非日常で贅沢なものにしたいとのことでした。コンセプトは、「家にいるときは、どこにいてもお互いの気配を感じられる空間」。
しかし以前は、細かく部屋が区切られ、まったく開放感のない4DKの間取りでした。そこで、まずはいったんスケルトン状態に戻して間取りを再レイアウト。
かっちり区切られた仕切り壁をすべて取り払い、開放的な2LDKの空間に変更しました。さらに、新しく配置されたそれぞれのスペースの間には扉も壁も撤廃。
ルーバーや棚、段差などで全体をゆるやかに間仕切りしただけのワンルームのような住まいを完成させました。内装は、すべてシックなカラーで統一。
床に使うミャンマーチークの赤味が、どこか懐かしい風合いを醸しだし、コンクリート向きだし仕上げの天井とも相まって、オトナかっこいい仕上がりとなっています。

4LDKの空間を壁のない開放的な広々2LDKに

リビングと寝室との間は、間仕切り棚のみで仕切っています

ソファの背面の和室との間はルーバーで間仕切り

キッチンのサイドには木質の腰壁を造作してイメージを統一しました
収納&和室
仕切りがない、でもゆるやかに間仕切られている。
そんな曖昧な空間には、どこからともなく家族の気配が流れてきます。現代的な装いにしながらも、やはり和のテイストは残したい。
南側のバルコニーに面したスペースには、新たに畳の部屋もつくりました。そして、今回のポイントのひとつは、和室に設けた縁側。
高台の立地を生かした絶景を眺めながら、ゆったりくつろぐことができる憩いのスペースです。

部屋と部屋の仕切りは棚やルーバーでゆるやかに

マンションなのに縁側もある和室
玄関&洗面所&トイレ
狭かった玄関も元あった和室の押入れをなくすことでスペースを広げてゆとりの空間を確保。
新たに新設した洋室をすべて壁で仕切らないことで、廊下も明るく開放的な雰囲気になりました。洗面室も広げて、ランドリースペースも新たに設置。
バスもトイレも最新設備に変えて、ゆとりと使い勝手を実現しました。

(写真左)シンプルですっきりまとめた洗面スペース
(写真右)トイレの床には大理石調のタイルを採用しました
Before&After
【Before】以前は部屋が細かく仕切られていた4LDKの間取りでした
【After】ゆるやかに全体がつながる開放的な2LDKの空間に変わりました



