互いが心地よい距離で暮らせる工夫された空間


かつて親世帯が祖父母と二世帯同居していた住まいを全面リノベーションした中野区のIさん。
共有部と専有スペースを上手にすみ分けしながら、距離感の心地よい理想的な間取りを実現しました。広さの限られた3階建ての住宅は、間取り変更が難しく、いかにお互いが心地よく過ごせる空間をつくりだせるかが課題のひとつ。
今回は、共有のシューズクロークや大容量のウォークインクローゼットを各世帯に設けることで、広さが制限されたLDKや寝室には収納家具を置かずに、広々と使えるように工夫しました。3階の子世帯LDKは、ご夫婦が一目惚れしたステンレス製キッチンが主役。
メンテナンス性に優れた白いPタイル仕上げの足元には床暖房も設置しています。TVを掛けた正面の壁は、もともとあった窓をつぶして天井際に間接照明を仕込みました。
上部を照明で明るくすることで、空間に奥行きが出ています。
ホワイト×ステンレスがクールですっきりとした印象の子世帯のLDK

ホワイト×ステンレスがクールですっきりとした印象の子世帯のLDK


2階&親世帯LDK


親世帯のLDKは2階に設け、茶色を基調としたインテリアで統一。
3階のLDKとはうって変わった印象の、ナチュラルであたたかみのある空間となりました。普段は各世帯で独立した生活をし、休日の食事などは2階もしくは3階のLDKで一緒にとることも。
また共働きのご子息夫婦にかわり、ご両親がお孫さんを預かることも多いとのことです。そこで、子供部屋は親世帯LDKのある2階に設けて利便性を実現。
子世帯のお風呂や洗面所も2階に設置することで、仕事の帰りが遅いときも安心して見守ることができます。
2階の親世帯LDKはナチュラルな雰囲気でまとめました

2階の親世帯LDKはナチュラルな雰囲気でまとめました


玄関&階段


1階の玄関と階段まわりは間取り変更が困難でしたが、内装をやり直してスペースを工夫。
階段下にベビーカー置き場も確保して、限られた空間を広々と使えるようにしました。
階段下にベビーカー置き場をつくるなどして玄関の広さを確保

階段下にベビーカー置き場をつくるなどして玄関の広さを確保


Before&After


3階LDK



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misawa-homeing_case001_after-1after


【Before】以前は居室だった3階
【After】広々とした子世帯専用のLDKに生まれ変わりました


 

玄関



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misawa-homeing_case001_after-2after


【Before】荷物がはみ出て空間を圧迫していた以前の玄関
【After】階段下に収納スペースを設けてすっきりした玄関になりました


 

間取り


サニタリーと子供部屋を親世帯のLDKがある2階に配し、収納を工夫しながら、スペースを上手にすみ分けしています

サニタリーと子供部屋を親世帯のLDKがある2階に配し、収納を工夫しながら、スペースを上手にすみ分けしています