リビングとひとつながりになる開放的な間取り
築40年の団地をリノベーションされた福岡市中央区のお客様。
元の部屋は、リビングを挟んで和室が3室並ぶ古いタイプの間取りでした。今回のリノベーションでは、主寝室をひと部屋残してその他の部屋はすべてLDと融合。
こうしてかつての細かく区切られた閉塞的な空間は、広く開放的なLDKへと生まれ変わりました。

新しい個室は、生活スタイルに合わせてロールスクリーンで仕切ることができます
キッチンの横にあった和室はフローリングの洋室に変えて、リビングとはロールスクリーンで仕切っています。ロールスクリーンを閉めると個室に、開けるとリビングとひとつながりになる開放的な空間に。
また、隣のキッチンとの間の壁の上部には空間を設けて完全に仕切らず、プライベート感を保ちつつ、近隣スペースとのつながりを感じられるようになっています。キッチンスペースも少し広げて、木目が美しいシステムキッチンを設置。
風と光の通り道を確保し、天井の低さや狭さが軽減された明るいスペースへと生まれ変わりました。

(写真左)日の光に映える、美しい木目のシステムキッチン
(写真右)キッチンと隣の洋室の壁の上部には隙間をあけて、どちらにいても家族の気配を感じられる安心感のある間取りです
エントランス&洗面所・トイレ
全体的に開放感と明るさを大事にした今回のリノベーション。
新しい家の顔となるエントランスホールは、やわらかい色味で統一して明るい表情に仕上げました。玄関脇のサニタリー空間も、明るくイメージを一新。
ホールとの仕切りは、明るくキレイなグリーンのロールスクリーンを使用しています。トイレは他のスペースと趣向を少し変えて個性的な雰囲気に。
配管をうまく活かして、船室のようなイメージでまとめてみました。

(写真左)間接照明がポイントの明るいエントランスホール
(写真中)狭いながらもナチュラルで明るい空間を心がけた洗面スペース
(写真右)船室のようなイメージのトイレ
照明&アクセサリー
今回のリノベーションでは、開放感に加えて全体にクロスや小物使ってデザインアクセントに。照明も空間に合わせて使い分け、間接照明などであたたかさや個性的な雰囲気を演出しています。
(写真左上)リビングの壁には柔らかな間接照明でくつろぎ感と優しさを演出
(写真右上)船室をイメージさせるペンダントライト
(写真左下)さりげなくナチュラルでおしゃれな木製フック
(写真右下)ブラックの壁に映えるBOX型の白い飾り棚
Before & After
before
after
【Before】以前は細かく和室が並ぶ3LDKの古い間取りの家でした
【After】主寝室以外はすべてリビングと一体感を感じられる開放感のある2LDKに生まれ変わりました

