中古マンション+リノベーションで理想の空間へ
築25年のマンションをリノベーションして、自分好みの住まいを手に入れた東京・練馬区のEさん。当初は同じエリアで賃貸物件を探していたものの、なかなか希望通りの物件が見つからず、不動産業者から「上限の家賃の支払いで可能なら分譲も考えてみてはどうか?」とアドバイスを受けたことが、今回のリノベーションのきっかけだったと言います。中古マンションをいくつか見て回るうち現在の物件に出会い、立地や広さは気に入ったものの、築年数の古さや前の居住者の生活の跡が気になり、ここに住むのであれば自分の好みの生活が心地よくできるようにリノベーションしたいと考え始めたのだそうです。それまで住んでいた賃貸物件からの引越し日がすでに決まっており、リノベーションするにはかなりタイトなスケジュールになるとは思いながらも、問い合せたいくつかの業者の中で、いち早く、そして誠実なレスポンスをくれたインテリックス空間設計に好感を持ち、依頼を決めました。

1LDK・57.33㎡の中古マンションをリノベーションで理想の空間へ
こだわりの無垢フローリング
リノベーションにあたってのいちばん要望は「無垢のフローリングを使いたい」ということ。
壁紙などは、入居後も比較的容易に貼り替えたり塗り替えたりもできるだろうけど、床材はそう簡単にはいきません。
であれば、最初から妥協せずに良いものを使いたいという思いがEさんにはありました。というのも、Eさんは以前にイギリスで暮らしていたことがあり、暮らしの中で木が大切に使われていることに感銘を受けていたのだそう。
今回のリノベーションも、そんな風に天然なものに囲まれた暮らしをイメージしていました。間取りは大きく変えてはいませんが、こだわりぬいた無垢フローリングや木のぬくもりがやさしい建具などに囲まれた心地よい空間での生活は、とても暮らしやすいそうです。自分の生活のスタイルに合わせたカタチに作り替えることができるリノベーションの醍醐味を実感されたEさん。
「対面にして大きくしたキッチンで料理を作っている時が至福のひとときです」と満足そうに語ってくださいました。

数多くの種類の中から選びぬいた無垢材のフローリング。キッチンや建具も明るい色目の木で揃えています

対面式にして大きくしたキッチン。「料理していると幸せを感じます」とEさん

(写真左)キッチンの壁の一部はやわらかなトーンのアクセントタイルを
(写真右)オフホワイトの壁色と明るい色の建具の木目の美しいコントラスト
寝室

ベッドルームの家具もフローリングと色味を合わせた木製のものを

ブラインド越しの光がやわらかいリラックススペースです

