東京23区の中でも中央部に位置する「東京都文京区」は、人口総数23万6,513人(2025年8月1日時点)と決して大きくない区ですが、総人口に占める子どもの割合は約15%と高く、子育て家庭に高い人気を誇る街です。
実際、子育てされている方には魅力的な点が多く、おすすめできる街という文京区。
今回はその理由を、LIFULL HOME’Sの住宅購入無料相談窓口「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」のハウジングアドバイザーの声も交えてご紹介します。
文京区で家を購入したい方向けのポイントもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
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文京区が子育て家庭におすすめの理由3選
1.教育レベルが高い

文京区は、日本随一の文教地区として知られています。東京大学をはじめ、国立・私立あわせて19の大学・短期大学のキャンパスがあり、学校が充実しているエリアです。
中でも、教育水準の高い小学校が多数あることは文京区の特徴と言えます。
以下は、文京区の国立・私立小学校です。
<文京区の国立・私立小学校>
- お茶の水女子大学附属小学校(国立)
- 筑波大学附属小学校(国立)
- 東京学芸大学附属竹早小学校(国立)
- 日本女子大学付属豊明小学校(私立)
国立小学校が3校あるところからも、教育レベルの高さがうかがえます。
公立小学校のレベルも高く、名門小学校とされる「誠之小学校」「千駄木小学校」「昭和小学校」「窪町小学校」は、その頭文字をとって「3S1K」と呼ばれています。
これらの小学校に通える学区を狙って引越してくるご家庭もいるほどの人気です。
公立小学校に通うお子さんも大半が中学受験を目指すと言われるほどで、公立小学校から私立中学校への進学率も49.5%(2022年時点)と、23区内ではトップクラス。進学意識が高い環境となっています。
お子さんの学習を支える施設も豊富です。
中学受験向けの学習塾から大学受験向けの予備校まで、大手を中心に数多く、通うのには困りません。
<文京区にある主な学習塾・予備校>
- 河合塾(本郷校)
- 東進ハイスクール(茗荷谷校、本郷三丁目校)
- SAPIX小学部(茗荷谷校)
- 早稲田アカデミー(茗荷谷校)
学習に利用できる施設として、図書館も8ヶ所(図書室や取次窓口を含めると12ヶ所)あります。区内のほとんどの地域で1km圏内で図書館にアクセスできて便利です。
<文京区の図書館>
- 真砂中央図書館
- 本郷図書館
- 小石川図書館
- 本駒込図書館
- 水道端図書館
- 目白台図書館
- 千石図書館
- 湯島図書館
周囲の進学や勉強への意識が高い中で過ごすと、お子さんの意欲やモチベーションも自然と上がるものです。お子さんをよい教育環境で育てたいというご家庭にはまさにピッタリな環境と言えます。
無料で住まいの窓口に相談する 子育てに嬉しい環境の新築マンションを探す2.子育てに欠かせない施設や行政支援が充実している

子育て家庭の住まい選びでは、「家の近くに病院があるかどうか」が一つのポイントになります。
その点、文京区には大学病院や大型病院が複数あり、医療体制も申し分ありません。
<文京区の主な大学病院・大規模病院>
- 東京大学医学部附属病院
- 順天堂大学医学部附属順天堂医院
- 東京科学大学病院 (旧:東京医科歯科大学病院)
- 日本医科大学付属病院
- 東京都立駒込病院
- 東都文京病院
東京都立駒込病院や東京大学医学部附属病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院、日本医科大学付属病院では小児科の救急医療も提供しているので、お子さんの急な病気やケガのときも安心です。
また、豊島区と文京区が共同で、「豊島文京平日準夜間こども救急」と呼ばれる取組みを実施しています。平日の20:00~23:00の間に、15歳以下のお子さんの入院を必要としない症状(急な発熱や腹痛など)を診てもらえる仕組みで、医療面での行政からの支援も手厚いと言えるでしょう。
行政の支援が充実しているのは医療面だけではありません。
保育園・幼稚園の数も区内に計146ヶ所と充実していて、2023(令和5)年度の時点で待機児童数は0人を達成しています。
また、文京区には「文京区版ネウボラ事業」という独自の子育て支援策もあります。
妊娠中から産後、子育てが本格化するまで継続的にサポートが受けられるもので、産前産後のケアや育児の相談などが実施されています。
お子さんが大きくなった後の支援としては、「文京区高校生世代育成支援金」(※)があります。これは、高校生世代のお子さんがいるご家庭に、子ども一人につき月額5,000円、年額最大6万円が支給される制度。 所得制限なく利用できます。
お子さんが小さいときから大きくなった後まで、様々な支援が受けられる環境が充実していれば、長く住むのにも安心ですよね。
※最新情報は文京区の公式サイトをご確認ください。
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3.治安がよくて落ち着いた環境

都心部に住むとなるとどうしても治安が心配されがちですが、文京区は2022(令和4)年の刑法犯認知件数が898件と23区内で最も少なく、治安の良い地域です。
先にも挙げたように、文京区には大学をはじめとする多くの教育機関が集まっています。
その周辺が文教地区に指定されているため、風俗店やパチンコ店などの娯楽施設の建設が制限されていることが治安の良さの要因のようです。
また、区内に皇族専用の墓地である「豊島岡墓地」があり、周辺の警備が強化されていることも治安のよい背景と言われています。
実際、大規模な商業施設や歓楽街がほとんどなく、治安が悪いと感じるような場所はありません。
また区の6割が住宅地と、都心ながら住宅地の面積が広く、緑豊かで落ち着いた環境で、歴史的な建造物や自然豊かな庭園なども多く存在しています。
<文京区の主な歴史的スポット>
- 護国寺
- 湯島聖堂
- 根津神社
- 小石川後楽園
- 六義園
歴史あるスポットもまた、落ち着いた環境づくりに一役買っているものと思われます。
小さいお子さんがいるご家庭にとっては、特にポイントが高いと言えるでしょう。
無料で住まいの窓口に相談する 子育てに嬉しい環境の新築マンションを探す文京区で子育て家庭が家を買う時のポイント

ここまでで、文京区が子育てをされているご家庭におすすめの街である理由がわかっていただけたのではないでしょうか。
「こんなにいい環境なら、文京区内に家を購入して定住したい…!」
そんな方に向けて、文京区で家を買う時のポイントをご紹介します。
文京区はマンションのほうが物件数は多いですが、一戸建てもないわけではなく、どちらの購入も視野に入れられるエリアです。
千石、白山、江戸川橋、本駒込、根津、湯島などは利便性も高いながら、緑豊かなエリアで子育てされる方の購入には特におすすめと言えます。
文京区の住宅購入で注意したいのが予算感。23区内でも価格が高いエリアなので、予算としてはマンションでも一戸建てでも1億2,000万円くらいからを想定しておいた方が無難です。世帯年収でいうと、2,000万円以上のご家庭が目安となります。
ただし、マンションの築年数など条件次第ではこの限りではありませんので、「価格的にちょっと厳しいかも…」と思われた方も検討の余地はあります。
「文京区で家を買いたい…」と少しでも思った方におすすめしたいのが、私たちが運営する住宅購入の無料相談サービスである 「LIFULL HOME’S 住まいの窓口」。
住まいの窓口では、専門知識を持ったハウジングアドバイザーが住宅購入の悩みや疑問を解消し、あなたに合った建築会社や不動産会社を紹介しています。
「住まいの窓口池袋西口駅前店」「住まいの窓口新宿店」など、文京区に近いエリアにも店舗があり、文京区の相場観やお客様に合った住まい選びのご相談に対応することが可能です。

さらに、文京区ではやはり予算が厳しいという方に、文京区のような子育てによい環境で、もう少し価格が抑えられるエリアをご紹介することもできます。
ぜひ下記のサイトから詳細をチェックしてみてください。
※本記事は2025年8月にLIFE LISTに掲載された内容です。
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