賃貸暮らしの転勤族だと、引越しが多く苦労しがちです。
「転勤するたびに引越し作業が憂欝(ゆううつ)……」
「転勤族にぴったりの賃貸物件を探したい」
そんな悩みや願いをお持ちの方に、引越しの手間を減らす家具・家電・インテリアの選び方や、物件探しの注意点などをご紹介します。
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賃貸暮らし転勤族の家具・家電・インテリア選びに共通するポイント
どのような家具・家電・インテリアを選ぶときも、まず考えたいことは「引越しして部屋が狭くなっても大丈夫なように」ということです。
大き過ぎる家具・家電・インテリアは、引越し後の間取りによっては置けなくなることがあります。また、サイズが小さい物でも数が多過ぎると引越し後に処分しなければならないこともあります。
そのため、まずは「大き過ぎず・多過ぎず」を心掛けましょう。その上で、それぞれの家具・家電・インテリアの選ぶポイントを押さえていきます。
賃貸暮らし転勤族のための家具・インテリアの選び方

◆収納
大型のタンスやクローゼットなどは、備え付けのウオークインクローゼットがある物件では不要になることがあります。
衣服の収納は衣装ケースが便利です。間取りによって数や配置を自由に変えられて、不足しても買い足しやすいため転勤族にぴったりです。
衣服以外の収納はカラーボックスがお薦め。衣装ケースと同じく、組み合わせが自由で買い足しも簡単な上に、用途を選ばず本や子どものおもちゃなどさまざまな物を収納できます。
◆ベッド
大きなベッドはスペースや間取りによっては配置できなくなる可能性があります。特に、ロフトベッドは天井の高さによっては圧迫感が強くなることもあるため、避けた方が無難でしょう。
寝苦しくないのであればシングルなどの小さなサイズにした上で、次のようなベッドがお薦めです。
・引越しのときに解体して運びやすいパイプ式
・スペースを空けられて運搬も簡単な折り畳み式
・汎用性が高いソファーベッド
いっそのこと、ベッドを使わずに布団を使うという選択肢もありますね。
◆テーブル・椅子・ソファ
テーブルは部屋が狭くても使いやすいコンパクトでシンプルなタイプ、もしくは折り畳み式を使いましょう。収納が付いた物はサイズが大きくなりやすいため、転勤族には向きません。
椅子もできるだけコンパクトな物が良いでしょう。ベンチタイプは場所を大きく取るためお薦めできません。1人ずつ座るシングルタイプのほうがどのような間取りでも使いやすいです。
ソファは2人掛けのサイズなら6畳くらいの部屋にも十分置けますが、3人掛け以上のサイズやL字型は置くのが難しい場合が多くなります。
◆カーペット
大きなカーペットは間取りによって折り畳む必要があったり家具の下敷きになったりなど、使いにくくなります。
1枚の小さなカーペットでも良いですが、1枚1枚が小さく、パズルのように組み合わせて使えるマットなら、間取りによって大きさ・形を変えられるため便利です。
◆カーテン
カーテンのサイズや枚数は引越し先の窓の大きさ・数に左右されます。そのため、オーダーカーテンは引越し先で合わなくなることがあります。
また既製のカーテンが長いからといって切ると、次の引越し先で使えなくなる可能性があります。サイズが長い場合は裾上げをしましょう。
小さな窓の場合は、ホームセンターなどに売っている突っ張り棒と布でも対応できることがあります。
◆観葉植物
大きな観葉植物は部屋に圧迫感を与えます。また、引越しのときに枯れてしまったり、水がこぼれて他の荷物を濡らしてしまったりする恐れがあるなど、引越し中の管理にも手間がかかります。
そのため、基本的に観葉植物を置くことはお薦めできません。どうしても部屋に置きたい場合、100円ショップなどで売られている小ぶりな物なら引越しの際にも荷物になりません。
賃貸暮らしの転勤族向け家電の選び方

◆冷蔵庫
省スペースタイプであることはもちろんですが、それに加えて両開き、または観音開きのタイプを選びましょう。片開きの場合、引越し先の間取りによっては壁側からしか開けられず使いにくいことがあります。
◆洗濯機
防水パンに収まるサイズであることは必須条件です。また、浴室乾燥機の有無は物件ごとに異なります。浴室乾燥機が付いていないことを考えて、最初から洗濯機は乾燥機能付きにするという方法もあります。
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転勤族が賃貸物件を探す場合の注意点は?

◆エアコン・ガスコンロの有無
物件によっては、エアコン・ガスコンロがない場合があります。その場合は購入することになりますが、次に引越しするときに処分が必要になることもあります。
この手間と費用を考えるなら、常にエアコン・ガスコンロがある物件を選んだほうが良いでしょう。
◆洗濯機置場が室外でないか
物件の間取りによっては、洗濯機を室外に置くことになります。
一度屋外に設置すると雨や砂ぼこりなどで汚れるため、その後室内に入れにくくなり、場合によっては新しく買わなければならなくなることもあるでしょう。
賃貸暮らしの転勤族が気を付けるポイントは?
ここまで、転勤族の家具・家電・インテリアの選び方、物件探しの注意点をご紹介してきました。
まとめると、家具・家電はどのような部屋に置いても困らないコンパクトな物を選ぶこと。物件はエアコン・ガスコンロの購入・処分が必要なく、洗濯機置場が室内であるところを選ぶことが重要です。
このようなポイントを押さえることで、引越しの手間を減らすことができるでしょう。
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更新日: / 公開日:2019.02.28










