【ホームズ】引越し費用は時期によって変わる！自分にとってのベストシーズンはいつ？

引越し料金は荷物量や運搬距離だけでなく、依頼する時期によっても変化します。特に引越し時期が決まっていなければ、できるだけ競争率の低いタイミングを狙うことで費用を抑えることも可能です。

今回はシーズンごとの引越し事情と料金の違いを詳しく解説します。

賃貸物件を探す引越し料金の見積もりをする

1～4月までの引越し事情

引越し

1～4月は、新生活がスタートするタイミングであることから、引越し業界においては繁忙期と呼ばれています。賃貸、持ち家ともに引越し需要が高いため、料金も高くなりがちな傾向にあります。

この時期に引越しをするメリットは、より多くの物件から部屋を選べる点にあります。賃貸物件では3月に退去する人が多いため、空き物件の選択肢がもっとも広い時期です。

物件の選択肢が多い一方、この時期は入居希望者も増えるため、部屋探しの競争率が高いのも特徴です。スタートが遅れてしまうと、どんどん好条件の部屋が埋まってしまいます。

また、引越し会社の競争率も高く、ほかの時期と比べると引越し料金が高くなりやすいのも特徴です。特に3月はもっとも料金が高くなる傾向があり、予約も取りにくく、週末や祝日は埋まっているという場合も多いです。

そのため、通常よりも多くの引越し会社に連絡を取らなければならないというケースも十分に考えられます。

引越し

この時期は、一般的にオフシーズンとして扱われ、引越し料金が落ち着く傾向にあります。

特に6月は引越し料金が安いのに加え、不動産会社にとっても比較的落ち着く時期にあたるため、物件探しを有利に進めやすいシーズンのひとつです。

この時期に引越すメリットは前述のとおり、引越し料金が安くなりやすい点にあります。また、不動産会社のスケジュールにもゆとりが生まれるので、じっくり物件探しを手伝ってもらいやすいでしょう。

さらに、この時点で物件が空き部屋の場合は、次に入居希望者が増える時期まで時間が空くため、家賃などの条件交渉をしやすいのもメリットです。

基本的には引越し需要が少ない時期ですが、ゴールデンウィークやお盆などの連休中は、通常より費用が高くなる場合もある点に注意が必要です。

また、そもそもこれらの時期は不動産会社が休みのケースも少なくありません。

「希望の部屋が見つかっても連休明けまで内見できない」「入居審査に通常より時間がかかる」など、入居までの手続きがスムーズに進まず、引越しのスケジュールが立てられない可能性もあります。

引越し

9月は人事異動や転勤の時期にあたり、不動産業界や引越し業界では「第2の繁忙期」として扱われます。

一方、10月に入ると再び閑散期になるため、引越しをする人にとっては料金面から見ればもうひとつのベストシーズンとされています。

11月や12月も閑散期が続きますが、年末にかけて少しずつ賃貸物件の取扱件数が増えていくのが特徴です。

1月以降の繁忙期よりも早めに部屋探しをスタートすることで、意外な好条件の物件を見つけられるケースもあります。

9月は第2の繁忙期にはあたりますが、春先と比べればまだ競争率が低いので、10月に入ると引越し料金も落ち着いてきます。

なお、10月は新築物件が多く出回る時期でもあります。新築の賃貸物件を探したい場合には、10月を目安にスケジュールを立てると、理想の部屋に出合いやすくなります。

9月は前述のとおり人事異動や転勤の時期であり、単身者の引越し需要が高くなります。そのため、夏や冬などの閑散期に比べれば、引越し料金はやや高めになる傾向です。

それほど急ぐのでなければ、引越しの予定を少し遅らせて、10月以降で様子を見てみるのもひとつの方法といえます。

シーズン別引越し費用相場

では実際に、引越し見積もりサイト「LIFULL 引越し」のシミュレーターを使って、月ごとの引越し料金相場を見てみましょう。