荷造りは普段使わないエリアから終わらせる
引越し直前になって荷造りが終わらない事態を防ぐには、クローゼットの奥など使わない場所から完全に梱包を済ませて「封印」していくことが大切です。どうしても間に合わない場合は引越し会社に相談しましょう。
詳しくは、「1. 引越し当日に荷造りが間に合わない」をご覧ください。
段ボールには運ぶ部屋と具体的な中身を併記する
荷解き時の混乱を避けるため、段ボールの側面2〜3箇所に「キッチン/鍋」のように行き先と中身を書いておくのが鉄則です。引越し当日から使うものは目立つ色のテープを貼り「すぐ使う箱」にしましょう。
詳しくは、「6. 「●●がどこに入ってるかわからない!」「今日必要な●●がすごい奥にある!」荷物の開梱に困る」をご覧ください。
旧居の電気や水道の停止日は引越し日の翌日にする
手続きを焦って早くライフラインを止めてしまうと、退去前の掃除に支障が出ます。電気や水道は引越し日の翌日を停止日に設定し、各種手続き漏れがないよう1ヶ月前からリスト化して進めましょう。
詳しくは、「7. 引越し後の手続きも忘れずに」をご覧ください。

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引越しが大好き! という人や転勤族の人などはともかく、人生でそう何度も体験することがないのに一大事業の「引越し」、わからないこと、失敗も数多くあるはず。

 

ということで、失敗談や「あるある」エピソードをSNSで募集したところ、数多くのエピソードをお寄せいただきました。

 

今回、中でもやりがちな8つの失敗談をご紹介します。先人に学び、次の引越しの参考にしてくださいね。

 

荷物を整理し、ダンボールへ詰めるところから引越しは始まっています。まずは、引越す前の段階で気をつけたいポイントの紹介です。

「引越しの準備で色々片付けてたら思い出の品がたくさん出てきて、特にアルバムとか見返してたり、無くしたはずのものが出てきたりして、昔の余韻に浸ってたら荷物の受け取り日に荷物がまとまらなかった」

 

「引越しはまだまだ先だから…と思って、なかなか荷造り等に取りかからなかったこと。その結果、引っ越し先に不要なものまで持っていくハメに(笑)次こそは、もう同じ過ちは繰り返さないつもりです(゜ロ゜;)」

 

「引越しのための荷造りをしていたのですが、あれはまだ使うこれもまだ使うと思い片付けておかなかったら、当日になって大慌て。早め早めに梱包しておくべきでした

いざ荷物に手をつけると懐かしい思い出の品を発見してしまい、余韻に浸って進まなくなる…大掃除と同じパターンですね。

 

まだまだ時間はあるから、とのんびりしてしまいがちですが、掃除と違って引越しは、期限が決まっているからのんびりはしていられません。

 

「まだ使う」と梱包しなかったものが多くて当日困る、という体験談は他にも多く寄せられました。多くの人が陥りやすいのでしょう。

 

引越し数日前は最低限のものだけで過ごす!という気合いも、もしかしたら必要なのかもしれません。

【失敗を防ぐためのワンポイントアドバイス】

引越し前日までに荷造りが終わらない事態を防ぐには、「使わないものから詰める」だけでなく「部屋をブロック分けして完了させる」のが効果的です。

 

たとえば、クローゼットの奥や本棚など、普段使わないエリアから完全に荷造りを終わらせて「封印」し、生活スペースを徐々に狭めていきます。

 

どうしても間に合わない場合に備え、当日は引越し会社に追加料金を払って梱包を手伝ってもらえるプランに変更できるか、事前に確認しておくことも一つの手です。

「自分で荷造りをしたけど、大事なお皿とか割れててがっかり・・・ちゃんと新聞紙にくるまないとダメなんですね。」

 

「職場の事務所を引越すときですが、食器類を一枚一枚梱包するのが面倒になりシュレッダーにかけたゴミ?の中に引き詰めて運んだら案の定割れてました。横着はいけないね(>_<)」

 

「引越し後、段ボールを開けるとシャンプーのフタが外れてぐちょぐちょに…。何故か漫画と一緒の箱に入れていたので最悪でした」

ついつい梱包に手を抜いてしまい、お皿などを割ってしまう人が多いようです。割れ物や貴重品の梱包は厳重に。

 

また、液状のものは個別にビニール袋などに入れ、もし漏れて汚れたときに困るものとは別に梱包しましょう。

 

荷物の破損などがあると、せっかく新居で暮らすワクワクが台無しになってしまうかもしれません。そんな悲しいことのないよう、荷物の梱包はしっかりしたいですね。

【失敗を防ぐためのワンポイントアドバイス】

割れ物を包む際、新聞紙だけでなく、引越し後に使うタオルや厚手の衣類を緩衝材として活用すると、ゴミも減らせて一石二鳥です。

 

また、シャンプーなどの液体ボトルは、フタを一度外し、本体の口にラップを被せてからフタを閉め直すと、気圧の変化や振動による液漏れをより防ぐことができます。

 

段ボールの底は「十字」や「キの字」にテープを貼って補強し、重いものは小さな段ボールに、軽いものは大きな段ボールに分けるのが基本です。

 

「引越しを機に、一気にいらないものを捨てる!」そう強い決意のもと、荷物の整理に取り掛かる人も多いのでは? でもそれが意外に難しいようで…。

「引越しするから要らない物を捨てていたら要るものまで捨ててしまった」

 

「引越し前に冷蔵庫の中身をなくすことに必死になりすぎて、前日の晩に食べられるものが人参しかなかった。」

 

「(今は)着ない服、(今は)履かない靴と書いた段ボールを家族が見て、どうしてまた収納するのかと指摘され段ボールごと捨てました。ゴミを運んでしまった。とほほ…。」

「いらないものを捨てていたら必要なものまで捨ててしまって買いなおすことで高くついた」という投稿も多数ありました。

 

引越しはちょっと“お祭り”のような感覚に陥るので、勢い余って処分しすぎてしまうという気持ちもよくわかります。

 

逆に、「着ない服、履かない靴」も運んでしまった人は、やっぱり引越しの「お祭り感」から判断力を失ってしまっていたのでしょうか。

 

勢いも大切だけど、冷静になることも必要みたいですね。…うーん難しい。

【失敗を防ぐためのワンポイントアドバイス】

荷造りの手を止めないためには、「要る」「要らない」に加えて「保留」の段ボールを用意するのがコツです。

 

数秒迷ったものはすべて保留箱に入れ、新居での荷解き時に改めて判断することで、作業がスムーズに進みます。また、思い入れのある品は写真に撮ってから処分すると、後悔しにくくなります。

 

引越し直後に必要な契約書類や印鑑などは、誤って処分したり奥深く梱包したりしないよう、一番初めに手持ちのバッグへ分けておきましょう。

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続いて、引越し当日や引越し会社さんの対応などに関する「あるある」です。

 

引越しのときは、ごくごくプライベートな私物を他人が触ることもあるわけです。こんな経験をした人も…。

「恥ずかしい黒歴史満載のノートを家族に見られる。 荷物をまとめたダンボールが崩壊し中からアニメグッズやコスプレ衣装が飛び散り引越し業者さんに見られる」

 

「引越し作業のスタッフに、アニメの美少女キャラのフィギュアを見られてしまった」

この先また会う可能性が低い引越し会社の人よりも、家族に見られたくないものを見られてしまう方がダメージは大きいかもしれません。

 

秘密の荷物は、しっかり(でも不自然じゃない程度に?)ガムテープで梱包しましょう。

【失敗を防ぐためのワンポイントアドバイス】

家族や引越し会社のスタッフに見られたくないものは、中身が見えない色の濃いゴミ袋などで二重に包んでから段ボールに入れると安心です。

 

また、本の詰めすぎによる段ボールの底抜けを防ぐため、1つの箱に入れる本は半分までにとどめ、残りの空間には衣類やタオルなど軽いものを詰める「異種梱包」を取り入れると、安全に運搬できます

 

ハイシーズンにはかなりの高額になる引越し費用。節約しようとした結果、逆に後悔…という人も中にはいるようです。こんなエピソードが寄せられました。

「引越しの際、業者さんに頼まず父親の若い衆に荷物の搬入等をお願いした。が、その後の焼き肉屋の代金が予想以上(*_*)」

 

「引越し代節約でハイエースレンタルして、高速道路走行中に飛び石でフロントガラス破損。引っ越し業者に依頼するより返ってお金がかかってしまった。。」

 

「プロの引越し屋さんに頼まなかったので、荷ほどきをしたら食器が何枚か割れていたり、家具に傷がついていたことがありました。。」

「焼肉代金が予想以上」というのはちょっと微笑ましい感じもしますが、レンタカーの破損で逆に高くついたとか、荷物に傷がついたというのはとても残念なエピソード。

 

よほど腕に自信のある人は別として、引越し費用は安心料と思って、プロに依頼するという考え方も必要ですね。

【失敗を防ぐためのワンポイントアドバイス】

友人や家族に手伝ってもらう場合、お礼の食事代やレンタカー代、万が一の物損リスクを合算すると、結果的に引越し会社に依頼するのと費用が変わらないケースも少なくありません。

 

費用を抑えたい場合は、大きな家具や家電の運搬のみを引越し会社に任せ、小さな段ボールは自分たちで運ぶ「部分依頼プラン」を活用するのも、賢い選択肢のひとつです。

 

養生をしっかりして、荷物を大切に扱ってくれる頼もしい引越し屋さんにお願いしたいもの

養生をしっかりして、荷物を大切に扱ってくれる頼もしい引越し屋さんにお願いしたいもの

 

とても多くの人がエピソードを寄せてくださったのが、荷物の開梱についてでした。

「段ボールを新居のどの部屋で使う物なのか、きちんと記入しなかったために、リビングだけに段ボールをまとめて置いていかれる。 リビング使えるまで2日かかったよ(; ̄ー ̄A)」

 

「複数の家電のコンセントをまとめて梱包したら、どこにいったかわからなくなった。おかげで使えなくなった。」

 

「携帯の充電器を梱包してしまい、新居に到着→膨大な段ボールの中から充電器を探す。」

 

「前回引越しをした時、引越し先ですぐに使いたい物が探し切れず、今回引越しをした時は、すぐに使う物(グリーン)と、割れたら困る物(赤)をガムテープの色を変えるとスムーズでした。職場で常温、冷蔵、冷凍で色分けしてるのをヒントに…」

 

「引越しして山積みになったダンボール。 その下のほうのダンボールに息子の教科書類が入っていて取り出すのに苦労した(^_^.) 1つ1つのダンボールがぎゅうぎゅうで重くて・・どかすのが大変でした!」

これは荷物の梱包時に注意しなければならないことですが、「自分の荷物だからわかる」と思って内容の詳細を書かずに梱包してしまうと後から大変なことになりそうです。

 

梱包時に気をつけたいことをまとめると、以下のようなポイントです。

  • 引越し直後の生活を想像して、「すぐに使うもの」をまとめて梱包する
  • どこの部屋に運んでほしいかダンボールに記入する
  • 割れやすいもの、取扱い注意のものはそれがわかるようにしておく
【失敗を防ぐためのワンポイントアドバイス】

段ボールへの記入は「上面」だけでなく、積み重ねたときにも分かるよう「側面(できれば2〜3箇所)」にも行いましょう。

 

さらに、「キッチン/鍋」「寝室/パジャマ」のように「運ぶ部屋」と「具体的な中身」をセットで書くのが鉄則です。

 

また、ハサミ、トイレットペーパー、ゴミ袋など当日から使う道具は「すぐ使う箱」として目立つ色のテープを貼り、引越し作業の最後にトラックへ載せてもらうようスタッフにお願いするとスムーズです。

 

荷物の梱包や開梱に意識が集中してしまいがちですが、忘れちゃいけないのが引越し前後の各種手続き。

 

うっかりこれを忘れてしまったばかりに、大変な思いをした人もいるようです。

「郵便局の転送届を出しわすれた!請求書などが転送されてこないので、いつの間にかネットやスマホ、カード類が停止されてた・・・」

 

「電気と水道を早く止め過ぎて、荷物搬出後の掃除に支障をきたした」

 

「新居と旧居の契約がかみ合わずに数日間ホテル住まい」

 

「短期間で引越しを数回やったために、クレジット会社に行方不明扱いされた。 #住所変更はキチンと」

各種手続きが済んで、日常生活が問題なくまわるようになって初めて、引越しの完了と言えそう。ここまで気を抜かず、頑張って進めてくださいね。

【失敗を防ぐためのワンポイントアドバイス】

引越しに伴う手続き漏れを防ぐため、1ヶ月前から「やることリスト」を作成し、完了したものからチェックを入れるようにしましょう。

 

特に旧居の電気や水道は、退去後の掃除が終わるタイミングまで使えるよう、引越し日の翌日を停止日に設定するのがおすすめです。

 

また、新居と旧居の契約期間を数日間あえて重複させておくと、搬出入のトラブルが起きた際も余裕を持って対応できます。

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「転勤族で引越しが多いので前の引越しの時に開けずに放置してあったダンボールをそのまま持っていくことがある」

 

「引っ越してきて数年経つのに未だ開けてない段ボールがいくつかある。」

意外に多かった「ダンボール放置問題」。前述の「いらないものも運んでしまった」パターンですね。

 

何年も開けずに、さらにその中身が何かを忘れてしまっているような荷物があれば、その中にある荷物はもう「いらないもの」。

 

次の引越しの時には、ダンボールごと思い切って捨ててしまうのも良いかもしれません。

【失敗を防ぐためのワンポイントアドバイス】

引越し後、いつまでも開梱されない段ボールを生み出さないためには、荷造りの段階で「新居ですぐに収納しない季節外のもの(ツリーやレジャー用品など)」を専用の箱にまとめ、「保管用」と明記しておくことが有効です。

 

それ以外の生活用品が入った段ボールは「1日1箱必ず開ける」といったルールを決め、中身をすべて出し切るまで次の箱を開けないようにすると、確実に片付けが進みます。

 

多くの引越し失敗エピソードを紹介してきましたが、いかがでしたか?

 

似通ったエピソードがいくつも寄せられたものは、多くの人が陥りやすい失敗として特に気をつけたいポイントです。ぜひ、次の引越しの時にはこうした”先人の教え”を活かしてくださいね。

 

ご紹介した以外にも、ためになったりちょっと笑える「あるある」が多く寄せられました。

 

気になる方はこちら、またはXで「#引越し失敗談あるある_ホームズ」で検索してくださいね!

 

物件を探す おすすめ特集から住宅を探す

Q.1 引越し前日までに荷造りが終わらないのを防ぐにはどうすればいいですか?

A.1 クローゼットの奥や本棚など、普段使わないエリアから完全に荷造りを終わらせて「封印」し、生活スペースを徐々に狭めていくのが効果的です。

Q.2 割れ物や液体の梱包で気をつけることはありますか?

A.2 割れ物は引越し後に使うタオルや厚手の衣類で包むと緩衝材代わりになります。シャンプーなどの液体は、本体の口にラップを被せてからフタを閉め直すと液漏れを防げます。

Q.3 荷造りで「捨てるか迷うもの」はどう処理すべきですか?

A.3 「保留」用の段ボールを用意し、数秒迷ったものはすべてそこに入れましょう。新居での荷解き時に改めて判断することで、作業の手を止めずに進められます。

Q.4 家族や作業員に見られたくない荷物はどう梱包すればいいですか?

A.4 中身が見えない色の濃いゴミ袋などで二重に包んでから段ボールに入れると安心です。

Q.5 引越し先ですぐに使うものが迷子にならないコツはありますか?

A.5 トイレットペーパーなど当日から使うものは「すぐ使う箱」にまとめ、目立つ色のテープを貼っておきましょう。引越し作業の最後にトラックへ載せてもらうようお願いするとスムーズです。

Q.6 電気や水道はいつ止めるのが適切ですか?

A.6 退去後の掃除が終わるタイミングまで使えるよう、引越し日の翌日を停止日に設定するのがおすすめです。

更新日: / 公開日:2016.11.18