LIFULL HOME'S マーケットレポートとは
LIFULL HOME'Sマーケットレポートとは、LIFULL HOME'Sで掲載された物件データおよび問合せされた物件データを四半期・マーケットごとに公開するものである。本稿では、2022年4~6月期に登録・公開された首都圏の中古一戸建てにおける以下のデータから、その特徴的な傾向などをまとめてお伝えする。
・掲載物件平均価格
・掲載物件平均建物面積
・掲載物件平均徒歩分数
・問合せ(反響)物件平均価格
・問合せ(反響)物件平均建物面積
・問合せ(反響)物件平均徒歩分数
住まい探しの参考や、不動産市場の分析に活用いただければ幸いである。
・データダウンロード
下記リンクより、都道府県別、主要エリア別、駅別データをダウンロードできます。
2022年4~6月期 中古一戸建て 首都圏版(Excel)
※記事中のデータ・グラフ画像等は「LIFULL HOME'S PRESS調べ」のクレジットを明記の上、ご自由にご使用いただけます
1都3県で掲載平均価格は前年比で約1割上昇。反響平均価格は埼玉県のみ下落
2022年4~6月期に、LIFULL HOME’Sに掲載された中古一戸建ての掲載物件の平均価格は、東京都が5,564万9,374円で前年比108.7%、神奈川県が3,631万3,254円で同110.0%、埼玉県が2,732万8,536円で同110.7%、千葉県が2,485万7,501円で同110.2%と、1都3県はいずれも前年比で約1割上昇した。
一方、反響物件の平均価格は、東京都が4,116万179円で前年比102.0%、神奈川県が2,527万1,707円で同110.3%、千葉県が1,733万4,676円で同112.2%と上昇するなか、埼玉県が1,655万6,778円で同99.7%と、1都3県において唯一下落した。
埼玉県は前期(1~3月)比でも98.9%と1都3県において唯一下落している。
掲載平均建物面積、反響平均建物面積ともにやや縮小傾向
掲載物件の平均建物面積は、東京都が100.44m2で前年比97.5%、神奈川県が102.71m2で同97.8%、埼玉県が102.68m2で同98.4%、千葉県が109.48m2で同100.1%と、千葉県を除き、やや縮小傾向となっている。
反響物件の平均建物面積では、東京都が90.97m2で前年比96.6%、神奈川県が96.76m2で同100.1%、埼玉県が91.95m2で同97.3%、千葉県が101.88m2で同99.9%と、神奈川県を除き、こちらもやや縮小傾向がみられる。
掲載平均徒歩分数は横ばい傾向
掲載物件平均徒歩分数は前年比で見ると大きな増減は見られず、横ばい傾向となっている。
反響物件平均徒歩分数では東京都が掲載物件平均徒歩分数との乖離率94.0%、神奈川県が同95.8%と前年より徒歩分数の短い物件に反響が入る傾向が見られる一方、埼玉県では乖離率104.9%、千葉県では同105.0%と、前年より徒歩分数の長い物件に反響が入っている傾向がみられる。
調査概要
・集計対象エリア
東京都(全域、23区、都心6区(※1)、23区その他、城東(※2)、城西(※3)、城南(※4)、城北(※5)、東京都下)、神奈川県(全域、横浜市・川崎市、その他)、埼玉県、千葉県
※1:「都心6区」は、千代田区、港区、中央区、新宿区、渋谷区、文京区
※2:「城東」は、中央区、墨田区、葛飾区、台東区、江東区、江戸川区
※3:「城西」は、新宿区、渋谷区、杉並区、世田谷区、中野区、練馬区
※4:「城南」は、港区・品川区・目黒区・大田区
※5:「城北」は、文京区・豊島区・荒川区・足立区・北区・板橋区
・集計対象データ
2022年4月1日~6月30日に、LIFULL HOME'Sで登録・公開された居住用中古一戸建て
・データダウンロード
下記リンクより、都道府県別、主要エリア別、駅別データをダウンロードできます。
2022年4~6月期 中古一戸建て 首都圏版(Excel)
※記事中のデータ・グラフ画像等は「LIFULL HOME'S PRESS調べ」のクレジットを明記の上、ご自由にご使用いただけます
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