「変動型」の利用が大幅に増加
住宅金融支援機構が発表した2014年9月・10月における民間住宅ローン利用者の実態調査によると、2014年9・10月は変動金利が全体の47.8%と引き続き人気が高い結果になった。前回より7.0%の増加となる。一方で先月31.6%だった「固定期間選択型」の利用が26.6%と減少した。
前回、5・6月期から7・8月期で3%以上のプラスとなった固定期間選択型の5年金利だったが、一転して今回は5%マイナスの4.7%となった。固定期間選択型の割合が全体的に減少したのに伴って、2年が7・8月期より1.5%、10年が11.8%から14.6%に増加した以外は3年、5年、その他10年未満、10年超いずれも7・8月期より低い結果となった。
また、全期間固定型についても7・8月期と比較するとマイナス2%の25.6%となった。
変動金利、固定型金利の平均数値は、フラット35のHPを参照。
【データについて】
・2014年9月または10月に民間住宅ローンの借り入れをした人に聞いた調査
・フラット35を含む居住用の新規の民間住宅ローン対象
・全国の20歳以上60歳未満の人
【ポイント】
・どの住宅ローンが人気なのかを確認できる
・希望している住宅ローンの金利の種類別にどのくらいの人が利用しているのか確認できる
※上記はデータを元にしたHOME’S PRESS編集部による見解です
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