首都圏のマンションの成約平均価格、成約件数とも6月のプラスから転じてマイナスに
不動産流通近代化センターが発表した2014年7月指定流通機構(レインズ)の成約報告のある取引事例データによると、首都圏のマンションの成約数は2,532件。前月のプラスが転じてふたたびマイナスの結果に。前年比では4ヶ月連続のマイナスとなった。
また、成約件数だけでなくマンション成約平均価格も2,625万円と、前月のプラスから転じ-4.3%のマイナスという結果に。平成26年では最も低い平均価格となっている。しかし前年比では19ヶ月連続のプラスとなった。
京阪神のマンションの成約件数は1,158件、前月比-4.2%、前年同月比では-4.3%のマイナスとなった。成約平均価格は、1,853万円。前月比では3ヶ月ぶりのマイナス、前年比では18ヶ月連続してのプラスとなった
マンションの成約平均価格は全国的に7月はマイナスに転じたが、前年比ではプラス傾向が続いている。
首都圏の戸建て住宅の成約件数は、6月の1,167件と比べて7月は1,045件とマイナスの結果になり、平均価格も前月比-0.1%と僅かだが3,200万円とマイナスに。
京阪神の戸建て住宅の成約件数は、前月比から-4.6%で699件。平均価格も前月比-2.8%の1,910万円となった。
【データについて】
・公益財団法人東日本不動産流通機構及び社団法人近畿圏不動産流通機構に成約報告のあった取引事例を集計したもの
【ポイント】
・物件(戸建て、マンション別)の平均価格の動向と成約件数を確認できる
・直近2年間の動向を見ることができる
※上記はデータを元にしたHOME’S PRESS編集部による見解です
公開日:


