東京23区で分譲マンションの賃料は反転。6カ月連続上昇ストップ
東京カンテイの発表によると、東京23区の分譲マンションの賃料は前月比-0.2%と3,197円/m2に反転下落。反転したとはいえ、ここ1年でみるとまだまだ高い。
近畿圏では、大阪市は前月比+0.4%で2174円/m2と3ヵ月ぶりに上昇した。上昇基調は依然として続いているという。神戸市は5カ月連続でプラス傾向だ。名古屋市では6カ月連続わずかだが上昇していたが、5月に入ると前月比-0.3%の1735円/m2という結果になった。
【データについて】
・賃料データは、東京カンテイのデータベースに登録された分譲マンションの“月額募集賃料”を行政区単位に集計・算出し、m2単価に換算して表記したもの
・ファミリータイプのみ集計対象としている(専有面積30m2未満の住戸、事務所・店舗用は除外している)
・首都圏は東京、神奈川、千葉、埼玉を指す。近畿圏は大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山を指す。中部圏は愛知、岐阜、三重、静岡を指す
【ポイント】
・首都圏、近畿圏、中部圏のファミリータイプの分譲マンションの賃料を知ることができる
・リンク先の資料を参照だが、2008年からのマンション価格の動向を知ることができる。首都圏はここ6年では2010年5月前後に下がり約2400円/m2(50m2で12万円)。近畿圏は2009年は約1550円/m2(50m2で7万7500円)と低かったが、2010年5月前後を境に1700~1800円/m2となっている。中部圏は逆に2010年5月前後を境に約1600円/m2だったものが、2010年~2012年にかけて約1480円/m2まで落ち込んでいた。
※上記はデータを元にしたHOME’S PRESS編集部による見解です
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