“団地”というと、共用部や間取りが古い、エレベーターが無くて不便など、マイナスイメージを持っている人もいるかもしれませんが、昨今は現代のライフスタイルに合わせた間取りや設備のリニューアルなどが行われ、「不」が解消されてきています。
全国に「団地型」と「タワー型」合わせて約70万戸の賃貸住宅を管理しているUR都市機構。URの賃貸住宅には、独自の借りやすい・住み続けやすい仕組みがあります。またUR都市機構の団地は、利便性の高さや、行き届いた管理なども魅力です。
団地のメリットや実際の物件例、物件選びのポイントなどをまとめました。
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いま再注目される団地の魅力とは

団地のメリット・デメリット
一般的に団地と言えば日本住宅公団(現・独立行政法人 都市再生機構/UR都市機構)による公団住宅、または都道府県や市町村による公営住宅を指します。
団地は広い敷地にゆったりと建てられていることが多く、植栽が豊かで四季折々の植物を楽しめたり、敷地内にプレイロットや庭があったりと、暮らしやすい環境が整えられています。建物も含め、管理や修繕計画が行き届いているところが多いでしょう。
また、スーパーや病院、保育園など生活に必要な施設が敷地内にそろっている、利便性の高い団地もあります。何より、周辺の民間住宅よりも家賃が比較的安いのは大きなメリットです。
リノベーション済の住戸を選ぶという方法も
古い物件の場合は、部屋が狭い、間取りが使いづらい、エレベーターが設置されていないといったデメリットも考えられます。
ただし近年は、現代のライフスタイルに合わせて使いやすくリノベーションされた住戸もあるため、そうした物件を選ぶことで不便さが解消される可能性もあります。
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初期費用が抑えられる、UR賃貸住宅とは?

UR賃貸住宅とは、UR都市機構が管理している賃貸住宅のこと。以前は「公団団地」や「公団住宅」と呼ばれていたものです。
もともと高度経済成長期の住宅難の時代に、良質な住宅を国民に提供することを目的としてスタートした組織だったため、今でも、費用を抑えて借りやすい仕組みとなっています。
UR賃貸住宅なら礼金・仲介手数料・更新料が不要!?
賃貸物件を探すときに気になるのが、敷金・礼金や仲介手数料といった費用です。物件により異なりますが、家賃の数ヶ月分と大きな金額になるため、何かとお金が必要な引越し時には大きな負担になります。また、同じ物件に住み続けるなら更新料もかかります。
UR賃貸住宅は、礼金・仲介手数料・更新料がすべてナシ。さらに保証人も不要と、非常に借りやすい仕組みになっています。
初期費用についてのおさらい
UR賃貸住宅では不要となっている礼金・仲介手数料・更新料ですが、そのほかにも引越しの際に発生するお金があります。通常の引越し時に発生する費用について、まとめて見ていきましょう。
賃貸住宅でかかる初期費用
賃貸住宅に住もうとするとき発生する初期費用。地域によっても異なりますが、関東地方では初期費用として家賃の4~6ヶ月分が目安となり、さらに火災保険料や鍵交換費用、引越し費用を用意する必要があります。
敷金・礼金とは?
敷金・礼金の仕組みについて知っておきましょう。特に敷金は、住み替えの際にも関わるお金です。多くの場合は敷金・礼金合わせて家賃の1~2ヶ月分が相場です。敷金・礼金ゼロの物件もありますが、その場合は退去時にクリーニング費用が発生する場合もあるので、契約時によく確認しておきましょう。
賃貸物件の仲介手数料の相場っていくら?
物件が決まり契約をする段階になったら、不動産会社に仲介手数料を支払います。会社によっては「手数料半額」や「無料」としている場合もあるため、同じ物件を複数社が扱っている場合には、会社選びのポイントの1つになります。
賃貸物件の契約更新ルールを解説! 更新料の相場や手続きの流れも押さえておこう
同じ物件に住み続ける場合には、多くの場合、契約更新のタイミングで更新料が必要になります。家賃1ヶ月分が相場なので、更新時期が近づいてきたら用意しておきましょう。
UR賃貸住宅の場合、更新料がかからないので、長く住み続けたい人にとっては大きなメリットです。
UR賃貸住宅にはどんな物件がある?
ここでは、これまで「住まいのお役立ち情報」で取り上げたUR賃貸住宅をエリア別に紹介します。
関東
東京都







埼玉県


千葉県






神奈川県

東海
愛知県






関西
大阪府


兵庫県


奈良県

九州
福岡県

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ファミリー向け:住まい選びのポイント

UR賃貸住宅は子育て環境が充実しており、敷地内にプレイロットがあったり、保育園や幼稚園、小学校などが隣接していたりと、子どもにとっても安心・安全な環境です。
そうはいっても全国にたくさんある物件の中から、どこを選べばいいのでしょうか。子育て世帯ならではの物件選びのポイントをご紹介します。
子どもの年代別に見る、住まい選びのポイント
「子育て世帯」と一言でいっても、これから赤ちゃんを産む世帯と、小学生の子供がいる子育て世帯、さらにその上の受験期の子がいる世帯とでは、求められる環境や条件が異なります。子どもの成長も見据え、チェックしておきたいポイントを知っておきましょう。
トラブルを防ぐ! 子育て世帯の物件選び
子どもがいると気になるのが騒音トラブル。集合住宅の場合、上下や左右の住戸への配慮が必要になります。物件選びや内見の際には「子どもが安心・安全に暮らせる住まいかどうか」という視点でチェックしましょう。
ファミリー向け物件
高齢者向け:住まい選びのポイント

高齢者の場合、金銭面の不安や保証人を立てられないといった事情から、入居審査に通りにくく、物件を借りにくいという現状があります。
高齢者が賃貸物件を借りにくい理由とは?
高齢者の一人暮らしの場合は特に、借りられる物件がなかなか見つからない可能性があります。そのような場合の選択肢としても、UR賃貸住宅はおすすめです。
UR都市機構では、高齢者向け優良賃貸住宅や高齢者向け特別設備改善住宅など、高齢者の住まいに関してもサポートを行っています。高齢者の住まい探しでネックになる保証人についても、UR賃貸住宅であれば不要なため、民間住宅に比べ借りやすくなっています。
団地によっては、暮らしのサポートをしてくれる生活支援アドバイザーが配置されているなど、高齢者が暮らしやすい環境が整っており安心です。
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更新日: / 公開日:2024.06.28










