この動画と記事では、現在のご収入に合わせた住宅購入予算の目安をお伝えしています。
住宅ローンを利用して購入を検討されている方は、買える金額ではなく、返せる金額を知ることから始めていきましょう。
家を買いたいけれど、いくらくらいなら買えるのか、予算で悩んでいる方は必見です。
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こんにちは。LIFULL HOME’S 住まいの窓口、ハウジング・アドバイザーの高瀬です。

今回のテーマは、ご相談者さまからよくご質問いただく「自分はいくらの家が買えるのか」について紹介します。
皆さんは、「住宅は物件価格だけでは購入できない」ことをご存じですか?
物件価格4,000万円と書かれている物件を購入するには、4,000万円用意すればよいかというと、実はそうではありません。
まずは住宅購入にかかってくる費用の全体像を把握しておきましょう。
動画で学びたい人は動画で、記事で学びたい人は記事でご覧ください。
住宅購入費用の内訳

費用は大きく3つに分類されます。
1つ目は物件費用。
2つ目は、住宅購入に付随して発生する、税金や手数料などの「諸費用」。
そして
3つ目は、暮らしをより豊かにするための家具家電などを購入する費用です。3つ目は「その他費用」とします。
「その他費用」に関しては個人差がありますが、「諸費用」の金額に関しては大体の目安があり、物件価格の5%~10%を見ておいていただければと思います。
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頭金と支払い方法

次に、「住宅購入に現金はいくら必要なのか?」という点についてです。
結論としては、頭金はなくても、その分もローンに含めることができますので、購入は可能です。ただし、一部の物件では手付金が必要な場合があります。
住宅ローンと返済計画

さて、ここからは住宅ローンについて細かく解説していきます。
住宅ローンを利用するときに重要なのは、「借りられる」ことよりも「支払える」ことです。まずは、支払っていける金額はいくらなのか、大体の目安をお伝えいたします。
ここで皆さんに覚えておいてほしいキーワードがあります。「返済比率」です。返済比率とは、年収に対して、年間の合計返済額が占める割合のことをいいます。
たとえば、年収400万円の方が、1年間で住宅ローンの返済に100万円を支払っていたとします。この場合、400万円の内の100万円なので、25%、つまり返済比率は25%となります。
実はこの返済比率25%くらいが、支払っていける金額の目安といわれています。たとえば、返済期間35年とした場合、ご自分の年収×25%×35(年)とすると、大体の目安購入金額となります。
あくまで目安ですので、そのほかのお金の使い道次第ではもう少し多く借りても支障はないかもしれませんし、逆に25%も借りないほうがいいというご家庭もあるかと思います。
そのほか、住宅ローンはご自身で借りられる金額に上限があります。年収や金融機関によって異なりますが、おおむね返済比率30%から40%が上限となります。
そしてこの上限金額は、すべての債務が関係する話です。現在車もローンで支払っているというような場合は、その支払額も含めて計算するため、住宅ローンで借りられる金額は本来よりも少なくなるということを覚えておいてください。
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まとめ

まとめると重要なポイントは3点です。
ポイント
- 住宅購入にかかる費用は、物件価格・諸費用・その他費用の3つ
- 諸費用の目安は、物件価格の5%~10%
- 購入金額の目安は、ローンの返済比率が25%に収まる範囲
資金計画から慎重に行いましょう。自分の収入や借り入れ状況に合わせてもっと詳しい相談をしたい、購入計画を一緒に考えてほしい、と感じた方は住まいの窓口までご相談ください。
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更新日: / 公開日:2022.03.25










