住宅ローンではさまざまな観点から審査が行われるため、申し込みをしたからといってすぐに融資を受けられるわけではありません。一定の審査期間が設けられているため、申し込むタイミングによっては入居希望時期に間に合わない可能性もあります。

そのため、事前に住宅ローンの審査における基本的な流れや審査期間の目安について、きちんと把握しておきましょう。この記事では、審査をスムーズに進めるためのポイントも含めて、詳しく解説していきます。

ローンの審査

住宅ローンの審査をスムーズに進めるために、まずは基本的な仕組みを理解しておきましょう。

住宅ローンの審査は大きく分けて、「事前審査」と「本審査」があります。事前審査は申込者が住宅ローンを借りられるかどうかを確認するため、また金融機関が申込者の収入や資産状況を把握するために行うものであり、2~7日程度の時間を要します。

 

本審査は、実際に住宅ローンに申し込む際に必要となるもので、申込者の返済能力の有無や信用力などが事前調査よりも厳しくチェックされます。本審査にかかる時間としては、7~14日程度を見込んでおきましょう。

 

審査が長引けば、入居希望時期に間に合わなくなってしまう可能性もあるので、あらかじめ余裕を持ったスケジュールを立てておくことが大切です。

住宅ローンの審査期間は金融機関によって異なるものの、目安とされる期間よりも長引いてしまうこともあります。審査が長引いてしまうのは、主に申込者の返済能力や信用力に疑問点がある場合です。

 

審査において特に重視される点としては、年収と勤務先が挙げられます。大手企業や公務員など安定した収入を得ることが見込める職場で働いている場合には、審査期間は短くなる傾向にあります。

 

一方で、収入が不安定だったりクレジットカードの滞納記録があったりすると審査が長引く可能性もあるのです。審査をスムーズに進めてもらうためにも、住宅ローンを申し込む前に他のローンを完済しておくなどして、個人としての信用力を高めておくことも大事です。

 

また特に理由がなく、審査が長引いているときには担当者が忙しかったり、繁忙期であったりする場合もあります。住宅ローンを申し込むタイミングを意識して、なるべく審査期間に影響が出ないように心がけてみましょう。

相談する家族

住宅ローンの審査をむやみに長引かせないためには、いくつか気をつけるべきポイントがあります。それぞれのポイントについて解説していきます。

住宅ローンの審査は、金融機関が設けている所定の手続きによって進められていくため、意図的に早める方法はありません。ただ、むやみに審査期間が延びてしまわないための方法はあります。

 

金融機関に提出する書類に不備があると、書類の再提出や訂正などに時間がとられてしまい、結果的に審査が長引いてしまう可能性があるでしょう。提出前に念入りにチェックして、仮に書類の不備があったと連絡がきても、速やかに対応することが大切です。

 

担当者とのコミュニケーションをしっかりと取っていれば、何か問題があってもすぐに対応してもらいやすくなります。書類の提出期限などをきちんと守って、信頼関係を築いていけるように心がけましょう。

年収に対して高額な借入希望額を提示してしまうと、返済能力に疑問を持たれてしまって審査が長引くこともあります。審査においては返済能力の有無は重要なポイントとなるので、返済に問題がないことを示す必要があります。

 

対処法としては、物件の購入予算を引き下げたり、頭金を増やして借入希望額を下げたりすることが重要です。返済の見通しをしっかりと立てて、審査が通りやすくなる状況をつくってみましょう。

また、審査には勤続年数も影響を与えるので、住宅ローンを申し込む前の転職は控えたほうが無難です。勤続年数は3年以上が1つの基準となるので、申し込みを行う際には念頭に置いておく必要があります。

  • 住宅ローンの審査には、事前審査と本審査がある
  • 審査においては収入の状況や返済能力の有無、信用力などがポイントとなる
  • 提出書類に不備があると審査が長引いてしまうため、提出前に念入りにチェックしておく
  • 勤続年数も審査に影響を与えるので、住宅ローンを申し込む前の転職は避けたほうが無難

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