同棲生活の家賃と諸費用
同棲を始める際の家賃は、二人の手取り収入合計の3割程度が目安です。家賃相場は住むエリアで大きく異なります。また、家賃とは別に、敷金礼金などの初期費用や家具・家電の購入費、引越し代も必要になります。
詳しくは、「同棲カップル向け物件の家賃相場はいくらくらい?」をご覧ください。
同棲生活での費用分担方法
同棲生活での費用分担は、公平に折半する、収入に応じて割合を決める、家賃や食費など項目ごとに担当を決めるといった方法があります。二人で話し合い、お互いが納得できるルールを決めることが大切です。
詳しくは、「同棲するなら、家賃や生活費はどのように持つ?」をご覧ください。
ライフスタイルに合う間取り選び
同棲する部屋の間取りは、二人のライフスタイルに合わせて選ぶことが大切です。いつも一緒に過ごしたいなら1LDK、家賃を抑えたいなら2K、お互いのプライベートな空間も欲しいなら2DKや2LDKがおすすめです。
詳しくは、「同棲におすすめの間取りや部屋の特徴は?」をご覧ください。

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一人で暮らすよりもパートナーと同棲すると家賃や生活費を少し抑えられるかも…と思う人は少なくないのでは?

同棲するとしたら、家賃の相場はいくらくらいなのでしょうか。同棲にかかる初期費用や、同棲生活の費用の負担の割合なども気になります。

 

今回は、気になる費用面のほか、同棲のメリット・デメリットやおすすめの間取りも合わせて紹介します。

同棲カップル向け物件の家賃相場はいくらくらい?

「LIFULL HOME’S」に掲載されている賃貸物件情報をもとに、二人暮らし向けの1LDK・2K・2DK物件の三大都市圏における家賃相場をまとめました。

 

平均家賃の下限~上限にはかなり幅があるため、平均家賃順に並べたときの中央値を見ると、全体の相場感を把握できます。

 

【三大都市圏の1LDK・2K・2DKの家賃相場】 (※)

地域平均家賃の下限~上限中央値
東京23区12.02万円(葛飾区平均)~
28.49万円(港区平均)
17.26万円(墨田区平均)
東京26市7.18万円(青梅市平均)~
16.34万円(国立市平均)
10.42万円(町田市平均)
大阪市24区6.60万円(住之江区平均)~
13.82万円(北区平均)
9.54万円(東淀川区平均)
大阪府32市
(大阪市除く)
5.48万円(阪南市平均)~
10.46万円(茨木市平均)
7.44万円(泉大津市平均)
名古屋市16区6.17万円(港区平均)~
10.40万円(中区平均)
7.94万円(瑞穂区平均)
愛知県37市
(名古屋市除く)
4.59万円(蒲郡市平均)~
7.86万円(安城市平均)
6.31万円(東海市平均)

(※)LIFULL HOME’S:家賃相場情報(2025年5月21日付)
東京都の家賃相場情報
大阪府の家賃相場情報
愛知県の家賃相場情報

一般的に、家賃は手取り収入の3割くらいが目安といわれています。同棲の場合は二人の手取り月収の合計額で検討します。

 

【手取り月収と家賃の上限目安】

手取り月収家賃の上限目安
(手取り月収×30%)
20万円6万円
25万円7.5万円
30万円9万円
35万円10.5万円
40万円12万円
45万円13.5万円
50万円15万円
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同棲の費用の内訳は、新生活の初期費用と毎月かかる生活費の大きく2つに分けられます。

新生活の初期費用にかかる大きな費用は次の3つです。

  • 新居の賃貸借契約費用(敷金・礼金など。家賃の6ヶ月分くらい)
  • 家具・家電製品などの購入費用
  • 引越し費用

 

初期費用を抑えたい場合は、この3つの費用を減らすことがポイントになります。

 

【賃貸物件を借りるときの一般的な費用 】

内訳目安内容
敷金家賃の1~2ヶ月分家主や不動産管理会社に預ける「預け金」。契約が終了し退去したあとに、契約時に定められた清掃費などの費用が差し引かれて返金されます。
礼金家賃の0~2ヶ月分家主に支払うお礼。退去時に返金されません。
仲介手数料家賃の1ヶ月分+消費税物件を仲介する不動産会社に支払う手数料。
家賃・管理費(初月分)家賃1ヶ月分。月なかばの場合は日割り計算物件によっては、初月分と翌月分を契約時に支払うことがあります。
保証料家賃0.5〜1ヶ月分 家賃保証会社を利用する場合にかかります。物件や家賃保証会社により保証料は異なりますが、高くても家賃の1ヶ月分くらいまで。
その他費用物件による駐車場・駐輪場代、火災保険料、鍵の交換費用など。

新居の賃貸借契約費用を抑えるには?

 

新居探しの際に敷金・礼金が少ない物件を探すと、初期費用を大幅に抑えることが可能です。なかには、「敷金・礼金ゼロ物件」や、入居後1~3ヶ月程度の家賃が無料になる「フリーレント物件」もあります。

 

また、新居を探すのではなく、今住んでいる部屋が二人入居可の物件であれば、パートナーを呼び寄せて同棲生活を始めるのも選択肢のひとつです。

 

これなら新居にかかる費用を省くことができます。ただし、その際は大家さんか不動産管理会社に連絡して許可を得る必要があります。

 

家具・家電製品などの購入費用を抑えるには?

 

家具・家電類は現在使っているものを持ち寄れば、新しく買わずにすみます。どうしても必要なものはリサイクルショップやオークションで安く買うとよいでしょう。

 

引越し費用を抑えるには?

 

荷物量が少なく近距離であれば、車を使って自分たちで運ぶことができます。引越し会社を利用する場合は、価格比較サイトで複数の会社から見積りを取り、安くてサービスがいい会社を選びましょう。

 

なお、春の引越しシーズンや月末月初、土日をはずせば、割引が適用されることがあり、費用を抑えることが可能です。

 

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総務省の「家計調査」(2024年)によると、夫婦二人暮らし世帯の支出(家賃を除く)は、月約26万円でした。

 

ただし、この数字はすでに結婚をした夫婦を対象としており、収入が多い働き盛り世代や年金生活のシニア世代のデータも含まれています。

 

【二人暮らし世帯の支出(月平均)】(※)

内訳月平均

食費(外食費含む)

78,296円

光熱・水道

21,344円

家具・家事用品

12,518円

被服・履物

7,655円

保健医療

16,969円

交通・通信(自動車関連費を含む)

37,326円

教養娯楽(旅行代を含む)

28,520円

その他(交際費・理美容費・小遣いなど含む)

59,161円

合計261,789円

(※)総務省「家計調査」2024年「第3-6表 世帯類型別1世帯当たり1か月間の収入と支出」より

 

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同棲するなら、家賃の費用はどのように持つ?

同棲カップルが生活費の負担を分ける場合、どのように分けているのでしょうか。代表的な例を紹介します。

公平な方法に見えますが、二人の収入に差がある場合は、どちらかが不満を感じやすいかもしれません。

二人の収入に応じて、収入が多い方が多く負担する方法です。例えば、二人の収入が30万円と20万円なら、家賃や生活費も3:2の割合で負担します。

費用の内容によってどちらが負担するかを決めておく方法です。

 

たとえば、家賃や光熱費など月単位で発生する費用は片方が支払い、もう片方が食費や雑費など日々発生する費用を支払うというように、費用内容によって負担者を決めておきます。

 

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同棲のメリット・デメリット

同棲にはメリットもデメリットもあります。費用やそのほかの点での代表的なメリット・デメリットを3つずつ挙げてみました。

  • 二人とも一人暮らしの場合、一緒に同じ家に住むことで、家賃や光熱費にかかる基本料金などの固定費が1つになり、生活費を節約できる
  • 一緒に住むことで、会いに行くための移動時間や費用が不要になる
  • 結婚前にお互いの生活スタイルや価値観が分かる
  • 両方または片方が実家暮らしの場合、実家に頼っていた費用を払うことにより経済的負担が増える
  • 二人で暮らすためのルールづくりや努力が必要
  • 一人の時間が減ったり、プライバシーが守られない場合がある

同棲におすすめの間取りや部屋の特徴は?

1部屋は寝室にし、LDKはリビング兼来客時の応接スペースにすることになります。できるだけ一緒に過ごしたいカップルに向いています。

 

ただし、1LDK物件は築年数が浅い物件が多く、2K・2DK物件に比べて家賃が高めです。

2Kには築年数が長いものが多く、家賃を低くおさえられることも多いです。

 

1部屋を寝室にして、もう1部屋をリビングとして使うパターンと、2部屋をそれぞれの個室にするといった使い方が考えられる間取りです。

 

ただし、2部屋をそれぞれの個室にする場合は、手狭に感じることがあるかもしれません。

 

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物件数が多く、二人暮らしを始めようとするカップルに人気の間取りです。2部屋をそれぞれの個室にしても、DK部分を二人の食事や共用スペースに使うことができます。

 

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2DKに比べると家賃が高めの2LDK。家賃が高い分、それぞれの個室に加えて共用のリビングスペースを持つことができます。金銭的なゆとりがあるカップルにおすすめです。

 

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仲よく暮らせる同棲相手を見極めるための2つのポイント

さて、ここまでは同棲生活の費用を中心に説明してきましたが、最後に「仲よく暮らせる同棲相手を見極めるためのチェックポイント」を2点ご紹介しておきます。

つつましく生活を送ってきた人と、好きなようにお金を使う生活を送ってきた人とでは、生活の仕方もお金に対するものの考え方も違っています。

 

つつましい人が、好きなようにお金を使う相手に節約を促しても反発されてしまうことがあるでしょう。

 

逆に、好きなようにお金を使う人がつつましい人に「将来よりも今の二人の生活の方が大切」といっても、渋られてしまうかもしれません。

たとえば、人によって掃除や清潔さに対するこだわり具合は違います。家事をどのくらい手抜きしても平気なのかの価値観が似ていると、同棲生活をスムーズに送りやすいです。

 

金銭感覚や手抜き加減は性格に起因するものなので、なかなか変えることができません。お互いに妥協する姿勢や、同棲相手の見極めがポイントになってくるでしょう。

 

まとめ
• 三大都市圏での同棲カップル向け家賃相場は、東京23区で17万円程度、東京26市で10万円程度、大阪市・名古屋市では6万〜9万円台

• 家賃の目安は二人の手取り合計月収の3割くらいまで

• 新生活の初期費用は、新居の賃貸借契約費用、家具・家電の購入費用、引越し費用が大きい

• 同棲カップル向け物件は、コスト・広さ・プライバシーの点で2DKが人気

 

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Q1:同棲する場合、家賃はどのくらいを目安にすれば良いですか?

A1: 同棲の場合、二人合わせた手取り月収の合計額の3割くらいが家賃の目安とされています。例えば、二人合わせて手取り月収が30万円であれば、家賃の上限目安は9万円です。三大都市圏の家賃相場も参考に、無理のない範囲で検討しましょう。

Q2:同棲を始める際に必要となる初期費用には、どのようなものがありますか?

A2: 同棲の初期費用は、主に「新居の賃貸借契約費用」「家具・家電製品の購入費用」「引っ越し費用」の3つが大きな割合を占めます。賃貸借契約費用には敷金、礼金、仲介手数料などが含まれ、家賃の6ヶ月分ほどかかることもあります。

Q3:同棲の初期費用を抑える方法はありますか?

A3: 初期費用を抑えるには、敷金・礼金が少ない物件や「敷金・礼金なし物件」「フリーレント物件」を探すのがおすすめです。また、現在どちらかが住んでいる部屋が二人入居可能な物件であれば、引っ越し費用や新しい家具・家電の購入費用を抑えられます。家具・家電はリサイクルショップなどを活用するのも良いでしょう。

Q4:同棲で毎月かかる生活費は、家賃以外にどれくらいが目安ですか?

A4: 総務省の家計調査によると、夫婦二人暮らし世帯の支出(家賃を除く)は、月平均で約26万円程度でした。食費や光熱費、交通・通信費、娯楽費など、さまざまな項目で費用がかかります。

Q5:同棲カップルの家賃や生活費の分担方法は、どのようなものがありますか?

A5: 代表的な分担方法としては、「二人で折半する」「それぞれの収入に応じた割合を負担する」「費用ごとにどちらが負担するかを決めておく」などがあります。二人の収入状況や金銭感覚に合わせて、よく話し合って決めることが大切です。

Q6:同棲にはどのようなメリットがありますか?

A6: 同棲のメリットとしては、家賃や光熱費などの固定費を節約できること、会いに行くための移動時間や費用が不要になること、そして結婚前にお互いの生活スタイルや価値観を知ることができる点が挙げられます。

Q7:同棲のデメリットには、どのようなものがありますか?

A7: 同棲のデメリットとしては、実家暮らしだった場合は経済的な負担が増える可能性があること、二人で暮らすためのルール作りや努力が必要になること、一人の時間が減ったりプライバシーが守られにくくなる場合があることなどが挙げられます。

Q8:同棲におすすめの間取りはありますか?

A8: 同棲におすすめの間取りとしては、常に一緒に過ごしたいカップル向けの「1LDK」、家賃を抑えたいカップル向けの「2K」、物件数が多く二人暮らしに人気の「2DK」、経済的なゆとりがあり広いスペースを求めるカップル向けの「2LDK」があります。それぞれの間取りの特徴を理解し、二人のライフスタイルに合ったものを選びましょう。

Q9:同棲相手を選ぶ際に、特に重視すべきポイントは何ですか?

A9: 同棲相手を見極める上では、「金銭感覚が似ていること」と「手抜き加減が似ていること」が重要です。金銭感覚や家事に対する価値観が異なると、生活の中で摩擦が生じやすいため、お互いに妥協できる点や、事前にすり合わせできる点を確認しておくことが大切です。

更新日: / 公開日:2018.12.03