分譲マンションを検討中の方や、すでに分譲マンションにお住まいの方に、ぜひ知っておいてほしい助成制度があります。今回は東京23区での生活に便利で得する助成制度を3つご紹介します。
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快適に住み続けるためのリフォーム・改修に、助成金が出る場合がある?
マンションを購入して住み続けるうちに、生活にも変化が出てくると思います。そこでより快適に住み続けるためには、リフォーム・改修の必要性を定期的に検討することが重要です。自分や家族にとって、より快適な住まいになるだけでなく、結果的に家の資産価値を高めることにもつながります。分かってはいても、コストがかかることなので、なかなか見直せずに我慢している方もいるのではないでしょうか。
実は、こういったリフォームや改修などを行うことで助成金を出してくれる制度が、自治体にはたくさんあるのです。今回は東京23区の助成制度を3つご紹介します。新築マンションや中古マンションの購入を検討している人も、すでにマンションを購入された方も、ぜひチェックしてみてください。
この記事で紹介している、東京都23区内の補助金・助成金や行政サービスの情報は「ほじょナビ」が提供しています。
【北区】エコキュートやハイブリッド給湯器を購入すると助成金が出る!

《新エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成》
温室効果ガスの排出量を削減することを目的に、個人または事業者の方を対象に、新エネルギーおよび省エネルギー機器導入費用の一部を助成してくれます。
| 助成対象機器の例 | 太陽光発電システム、高効率給湯器(エコキュート・ハイブリッド給湯器)、エアコンディショナー、LED照明器具・LED誘導灯器具など |
|---|---|
| 助成対象者 | ・区内に居住または居住する予定の場合、また、区内に事業所を有する、または有する予定の場合は、その住宅や事業所に自ら使用する目的で助成対象機器等を購入し、設置または施工する人 ・区内の管理組合等の場合は、その建築物の共有部分に助成対象機器等を購入し、設置または施工する人 ・建物が賃貸または使用貸借の場合は、その所有権者から設置または施工についての同意を得ている人 ・2019年2月28日(木)まで(必着)に交付申請を提出し、かつ2019年3月15日(金)までに工事完了報告書を提出できる人 |
| 期限 | 2019年2月28日(木)まで(必着) |
詳細は北区役所にお問い合わせください。
参考:新エネルギー及び省エネルギー機器等導入助成(平成30年度)(北区)
https://www.city.kita.tokyo.jp/kankyo/jutaku/kankyo/hojo/energy/jose-info.html
【品川区】ベランダのプランターにも助成金が! 《屋上緑化等助成制度》

《屋上緑化等助成制度》
ベランダなどを緑化しようとする人に対して、工事費の一部が補助されます。
| 助成対象者 | 品川区内の民間建築物を所有し、以下の条件を満たし、関連法令等に違反しない緑化を行う人です。 1. 既に建築されている建築物の屋上、ベランダ、壁面等を新たに緑化する人 2. 新たな建築行為に伴って、屋上、ベランダ、壁面等を緑化する人 (ただし、みどりの条例に基づく緑化計画書の提出が求められている物件に関しては、基準を上まわった部分が対象となります) |
|---|---|
| 助成費用について | ベランダ緑化のプランター等の場合、見積もり額の半額が助成されます(※プランターは容積100リットル以上が条件です)。 |
| 申請の条件 | 1. 工事が始まる前であることが条件です。 2. 下記の必要書類を提出すること。 ① 屋上緑化等助成金交付申請書(区役所窓口で配布されます) ② 参考書類:案内図、現況図、写真、平面図、断面図、構造図、工事の見積書の原本(確認、コピーの後に返却されます)など 3. 書類が受け付けられ、審査を経て助成金の交付が適当と認められるときに「屋上緑化等助成金交付決定通知書」が渡されます。 4. 助成金の支払いは工事が完了し「屋上緑化等工事完了実績報告書」など関連書類を提出し、審査・確認の後となります。 |
詳細は品川区役所にお問い合わせください。
参考:屋上緑化等制度(品川区)
http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/PC/kankyo/kankyo-park/kankyo-park-hanatomidori/kankyo-park-hanatomidori-zyosei/hpg000001150.html
【台東区】進入防止や指はさみ防止のための工事も対象! 《子育て世帯住宅リフォーム支援制度》

《子育て世帯住宅リフォーム支援制度》
安全に安心して子育てができる居住環境の整備を目的としたリフォーム工事を行う人に助成されます。
| 対象となる住宅 | 自らが居住する区内の住宅であること(マンション等共同住宅の場合は、専有部分のみが対象) |
|---|---|
| 申込者の資格 | 対象となる住宅に居住していることや、小学生以下の子どもを扶養し同居していること、または出産前で母子健康手帳の交付を受けた人がいることなど、複数ありますので、詳細は台東区役所にお問い合わせください。 |
| 対象となるリフォーム工事 | 1. 手すりの取付工事 2. 段差の解消工事 3. 滑りの防止のための床材の変更等工事(※「滑りにくい」ことが客観的に判断できる資料の添付が必要) 4. 進入防止フェンスの設置工事 5. コンセント位置の移動工事(※間取りの変更等に伴うコンセント位置の変更は対象外) 6. 引き残しの確保のための扉の取替等工事 7. 柱、壁、作り付け家具等の面取り加工等工事 8. ドアストッパー等の設置工事 9. 指はさみ防止のための折戸取替等工事 10. 浴室扉の鍵の設置等工事 ※物品のみの購入は対象外です。 |
| 助成金額 | 対象工事費(消費税を除く)の3分の1(千円未満切り捨て)で、上限20万円 |
詳細は台東区役所にお問い合わせください。
参考:子育て世帯住宅リフォーム支援制度(台東区)
https://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/jutaku/yachinhojo/kosodatereform.html
ほかにも様々な助成制度があります
いかがでしたか? せっかくマンションに住むなら、助成制度を上手に活用して、お得に住むことができたらうれしいですよね。
ご自身の住む区が今回ご紹介した3つに該当しなかった場合でも、がっかりしないでください。実は、住まいに関する助成金の制度は自治体ごとにたくさんあります。
一般社団法人みんなで作る良い行政サービス協会が運営している「ほじょナビ」なら、あなたやご家族の条件に合った、東京23区内の、申請すればもらえる補助金・助成金や行政サービスの情報が簡単にチェックできます。ぜひご活用ください。
※この記事は2018年6月現在の情報です。最新の情報は「ほじょナビ」や各自治体のホームページをご覧ください。
マンションを探す 無料でリフォームについてオンライン相談する更新日: / 公開日:2018.06.08










