フローリングはうさぎの骨折や足裏の病気を引き起こす
うさぎの足裏には肉球がなく毛で覆われているため、フローリングの上では非常に滑りやすくなります。滑って転倒することで骨折や脱臼などのケガにつながるほか、摩擦で足裏の皮膚が炎症を起こす「ソアホック」を発症するリスクが高まります。
詳しくは、「フローリングでの「へやんぽ」は、うさぎの足腰に負担がかかる」をご覧ください。
爪が引っかからないカットパイルで厚手防滑マットを選ぶ
フローリング対策にはマットの設置が必須です。爪が引っかかって怪我をしないよう毛足先がカットされた「カットパイル」を選び、厚さ5mm以上の防滑性・クッション性のあるものが適しています。タイルカーペットや撥水ペットマットがおすすめです。
詳しくは、「フローリングの部屋でうさぎを飼うならマットを敷いてあげる」をご覧ください。
賃貸ではペット可物件の選定と16〜25℃の室温管理が必須
賃貸でうさぎを飼う場合はトラブルを防ぐため必ず「ペット可(相談)」物件を選びましょう。また、うさぎは寒暖差に弱いためエアコンを活用して室温16〜25℃、湿度40〜60%を一定に保つことや、かじり傷・騒音対策でストレスを防ぐ配慮が必要です。
詳しくは、「賃貸の場合は、ペット可物件を探す」をご覧ください。

賃貸物件に住みながらも、ペットと暮らしたいと考える人も多いのではないでしょうか。今回は、小動物の中でも人気の高い「うさぎ」との暮らしについて紹介します。
うさぎは鳴き声で近隣に迷惑をかけることも少なく、ペットとして飼いやすい動物です。しかし、フローリングの部屋でうさぎを飼いたい、もしくはすでに飼っているという人には、知っておいてほしい注意点があります。
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賃貸物件に住みながらも、ペットと暮らしたいと考える人も多いのではないでしょうか。今回は、小動物の中でも人気の高い「うさぎ」との暮らしについて紹介します。

 

うさぎは鳴き声で近隣に迷惑をかけることも少なく、ペットとして飼いやすい動物です。しかし、フローリングの部屋でうさぎを飼いたい、もしくはすでに飼っているという人には、知っておいてほしい注意点があります。

 

うさぎは暑さや寒さに弱く、いつもと違う環境へ連れていくとストレスを感じやすいため、毎日外に連れ出して散歩させるのが難しい動物です。しかし、ケージの中だけで生活をさせていると運動量が不足し、ストレスがたまってしまいます。

 

そのため、部屋の中を散歩させてあげる必要があり、これを「へやんぽ(部屋での散歩)」と呼びます。

 

外で散歩しているときのように部屋の中を自然の環境に近づけて、うさぎにへやんぽを楽しませてあげましょう。へやんぽは1回につき1日1~2時間にとどめ、頻度は週に3回以上が目安です。長すぎると疲れてしまううえ、回数が多いと広さに慣れてしまい、ケージの狭さにストレスを感じやすくなってしまいます。

 

ただし、ケージの外にはうさぎにとって危険なものがたくさんあります。100円ショップでも買えるワイヤーネットを複数枚つなぎ合わせ、結束バンド等でしっかりと固定して、1~2畳くらいのサークルをつくると後片付けの面でも安心です。

 

サークルの中にはマットを敷き、干し草スペースをつくったり、突っ張り棒で布をカーテンのようにぶら下げたり、U字溝を置いたりすると喜びます。

 

室内飼いのうさぎにとって必要なへやんぽですが、フローリングでそのまま行うと、うさぎの足腰に大きな負担がかかってしまいます。

 

基本的に、うさぎの足先には犬や猫が持つような肉球がなく、ふさふさとした毛が生えています。そのため、フローリングで走ったりジャンプしたりすると非常に滑りやすく、骨折や脱臼といった思わぬケガにつながる可能性が高いのです。SNSの動画などで「フローリングでつるつると滑りながら走るうさぎ」は可愛く見えてしまうかもしれませんが、関節へのリスクが非常に高いため大変危険です。

 

また、フローリングで頻繁に足を滑らせることで発症する可能性が高いのが「ソアホック(足裏皮膚炎)」という病気です。ソアホックは、摩擦によって足裏の毛が薄くなり、むき出しになった皮膚が擦れて炎症を起こすというもので、うさぎに多い病気として知られています。

 

初期サインとして、足裏のかかとの毛が丸く薄くなり、皮膚が赤く見えてくる状態が挙げられます。へやんぽは必要ですが、フローリングのままではうさぎの足腰に負担をかけてしまうことになるので、必ず対策をしましょう。

 

フローリングの部屋でうさぎを飼う場合は、マットを敷いて足を滑らせないようにしてあげる必要があります。

 

病気やケガを予防するためだけでなく、うさぎの習性にもあったものを以下の基準をもとに選ぶとよいでしょう。

 

表面に少しざらつき感のある滑りにくいマットであれば、うさぎの足裏にかかる摩擦が少なくなります。目安として、厚さが5mm以上あるような、固すぎずクッション性のあるものを選ぶと足腰への負担も軽減されるのでおすすめです。

 

猫のように、うさぎも定期的に爪切りが必要です。爪を切った後は爪の先がとがった状態になるため、毛足が長いマットだと引っかかりやすくなります。

 

とくに、毛足が輪っか状になっている「ループパイル」と呼ばれるタイプのマットでは、うさぎが走ったりジャンプしたりしたときに爪が引っかかり、パニックになって骨折や脱臼などの思わぬケガにつながる危険性があります。うさぎ用にマットを選ぶ場合は、毛足の先がまっすぐにカットされている「カットパイル」をおすすめします。

 

うさぎには、かじり癖があります。この習性は、生涯を通じて伸び続ける歯を、何かをかじることですり減らすという目的で行われています。そのため、敷いているマットをかじることもあるため注意しましょう。

 

マットの繊維がうさぎの口に入ると、腸に詰まるなどの予想しなかったアクシデントにつながる可能性があります。マットの端やつなぎ目をかじられないように、テープや見切り材で覆って隠したり、グラスファイバー素材や結合部のない1枚マットを選んだりすると、うさぎにかじられる危険性を減らせます。

 

犬や猫のように、うさぎにもトイレのしつけは行えますが、しつけできるのはおしっこのみで、フンは完全にコントロールできないことが多いです。

 

うさぎが活発に動くへやんぽでは、マーキング目的でおしっこをしたり、トイレをいろいろなところでしてしまったりするケースもあります。後片付けを心配することなくへやんぽを楽しませてあげるためにも、撥水加工が施されているものや、洗濯ができるマットを敷いておくとよいでしょう。

 

うさぎがおしっこなどをしてしまう可能性を考えると、消臭機能がついているマットが適しています。タイルカーペットには、洗濯では取れないようなペット臭を無害な物質に分解してくれる、強力消臭機能がついたものもあるのでおすすめです。

 

うさぎの足腰に負担がかからないマットを3つ紹介しましょう。ライフスタイルに合わせて選び分けてみてください。

 

汚れた部分だけを取り外してこまめに洗濯したいなら、タイルカーペットが適しています。カットパイル製のタイルカーペットもあり、洗いやすいという特徴があります。裏面に吸着加工が施されており、うさぎが走ってもずれにくいタイルカーペットも販売されていますので、いろいろと比較してみましょう。

 

コスパと手軽さを重視するなら、ジョイントマットがおすすめです。ホームセンターや100円ショップでも買え、値段もお手頃なことが多く、汚れたら交換しやすいのがメリットです。

 

ただし、薄めのジョイントマットの場合、古くなるにつれて結合部がめくれあがり、うさぎが気になって端をかじってしまう可能性があります。しっかりと厚み(5mm以上)のあるものを選び、端が凸凹にならないように専用のサイドパーツ(フチ)を取り付けるなどの工夫を施すと安心して使えるでしょう。

 

水拭きでお手入れを簡単に済ませたいなら、クッションフロアのようなペットマットがおすすめです。犬猫用として販売されていることが多いですが、うさぎにも適しています。クッション性があり、表面にざらつきがあるので滑りにくく、厚みと硬さがあるためうさぎがかじっても破れにくいです。

 

ジョイントマットのように汚れた部分だけを取り外すことはできませんが、表面に防水加工が施されていれば、おしっこをしてもサッと拭き取れるので衛生的です。

うさぎと暮らせるお部屋探し

うさぎを飼うには、小動物であっても「ペット可(相談)」の物件を選ぶのが鉄則です。大切なうさぎと安心して暮らせるお部屋を、豊富な条件から探してみませんか?

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フローリングの部屋でうさぎと暮らしていくためには、へやんぽ時の適切なマットの設置が必要ですが、そのほかにも知っておいていただきたい注意点があります。

 

うさぎに限らず、賃貸の部屋でペットと暮らしたい場合は、ペット可の物件を探すのが鉄則です。「うさぎは鳴かないし、小動物だから黙って飼っても大丈夫だろう」という誤解がありますが、無断飼育は契約違反となり、見つかった場合に強制退去となるリスクがあります。必ず大家さんの許可が下りているペット可のマンションやアパートを選びましょう。

 

また、うさぎには物をかじる習性があるため、柱や壁紙などが傷つく可能性があります。賃貸物件で飼育する場合は、かじり木を複数置いて気をそらしたり、壁の下部に保護シートを貼ったりして、原状回復の費用が高額にならないよう先回りして対策をしておくことが大切です。

 

うさぎは体の表面が毛におおわれており、寒暖差に合わせて体温調節をするのが苦手な動物といわれています。うさぎが快適に過ごせる室温は16~25℃、湿度は40〜60%が目安です。温度や湿度が極端に変化すると、最悪の場合死に至ることもあります。

 

そのため、うさぎと暮らすときには、季節を問わず室内の温度と湿度を一定に保つことが大切です。夏や冬に留守番をさせるときには、電気代はかかりますがエアコンをつけっ放しにしておくようにしましょう。

 

「うさぎはストレスに弱い」ということが広く知られています。元来肉食動物に追いかけられる立場にあるため、聴覚や嗅覚などがとても敏感で、大きな音や強いにおい、不衛生な環境が苦手だといわれています。

 

うさぎにストレスを与えないように、最初はテレビの音を小さくしたり、ケージの近くで掃除機をかけるのを控えたり、大勢の来客を控えたりするのがおすすめです。においについては、タバコや香水、強いにおいの料理などを避けるとよいでしょう。

 

相性の悪いうさぎとの同居もストレスを与えますが、逆に孤独でもストレスをため込むことがあるので、適度に遊んであげることも大切です。

 

うさぎには肉球がないため、フローリングの部屋でうさぎを飼う場合は、ある程度厚みのあるマットを敷き、足腰への負担を減らしてあげる気配りが必要です。爪が引っかからないカットパイルで、防滑性やクッション性があるものを選びましょう。うさぎは、お散歩で頻繁に外へ連れ出すよりも、室内で安全にへやんぽをさせてあげるほうが安心です。

 

また、賃貸物件で飼育する場合は、必ずペット可の物件を選ぶことが大切です。LIFULL HOME’Sのペット可物件特集などを利用すると、希望の条件に合わせて探しやすく便利です。適切な環境づくりと室温管理を心がけ、ストレスをできるだけ与えないようにして、うさぎとの暮らしを満喫してください。

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引越しを機にうさぎをお迎えしたい方や、より安全な飼育環境を求めている方は、ペット可物件をチェックしてみましょう。理想の住まいで、うさぎとの新しい暮らしを始めませんか?

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Q.1 うさぎの「へやんぽ」はどのくらいの時間と頻度で行えばいいですか?

A.1 1回につき1〜2時間にとどめ、週に3回以上行うのが目安です。時間が長すぎると疲れやストレスの原因になるため、適度な時間を守りましょう。

 

Q.2 フローリングでうさぎを遊ばせるとどのような危険がありますか?

A.2 うさぎには肉球がなく滑りやすいため、骨折や脱臼などの関節障害のリスクが高まります。また、足裏が擦れて炎症を起こす「ソアホック(足裏皮膚炎)」を発症しやすくなります。

 

Q.3 うさぎ用のマットはどのようなものを選べばよいですか?

A.3 爪が引っかかりにくい「カットパイル」のマットや、滑りにくく厚さ5mm以上のクッション性があるものがおすすめです。丸洗いできるタイルカーペットや撥水加工のペットマットも適しています。

 

Q.4 うさぎが快適に過ごせる室温・湿度はどれくらいですか?

A.4 うさぎが快適に過ごせる室温は16~25℃、湿度は40~60%が目安です。寒暖差に弱いため、夏や冬は留守中もエアコンを使って一定の環境を保つことが大切です。

更新日: / 公開日:2021.01.14