- 1LDKの居室はLDK8畳以上が基準
- 1LDKは居室1部屋と8畳以上のLDKで構成される間取りです。ワンルームや1Kに比べてスペースに余裕があり、生活空間と寝室を分けられるため、単身者から二人暮らし、小さな子どものいるファミリーまで幅広く対応できます。
詳しくは、「1LDKの定義とLDKの広さ目安(8畳以上)」をご覧ください。 - 広々と見せる鍵は動線幅とロー家具
- 1LDKを快適に使うためには、主動線で80cm以上、生活動線で60cm以上の通路幅を確保することが不可欠です。背の低いロータイプ家具を選び、窓までの視線の抜けを意識することで、圧迫感のない広々とした室内をつくれます。
詳しくは、「快適な1LDKをつくる4つのレイアウト基本原則」をご覧ください。 - お部屋の形状に合わせた配置が効果的
- 縦長の間取りでは壁沿いに家具を寄せて一直線の動線を確保し、横長の間取りではソファを直角に置いてゾーニングするのが効果的です。間取りの形状や生活スタイルに合った配置を行うことで、住み心地が飛躍的に高まります。
詳しくは、「【部屋の形・間取り別】1LDKの家具レイアウトパターン」をご覧ください。
1LDKの部屋を広々と快適に使うための家具レイアウト術を徹底解説!
一人暮らしや二人暮らし(同棲)などの人数別の配置のコツから、縦長・横長・カウンターキッチンといった部屋の形別のポイント、動線や視線の抜けを意識した家具選びまで詳しく紹介します。
1LDKの物件を探す1LDKの新築マンションを探す1LDKの中古マンションを探す
1LDKは1人暮らしの方だけでなく、同棲やDINKS、小さなお子さんがいる3人家族にも支持されている間取りです。そんな1LDKを心地よい空間にするためには、それぞれのライフスタイルに合った家具・インテリアの選び方や、レイアウトがポイントになります。
今回は、人数や部屋の形、叶えたい目的によって、どのような家具を選び、どうやってレイアウトするのが最適なのかをご紹介。快適な暮らしを実現するヒントをお届けします。
1LDKとはどんな間取り?広さの目安とレイアウトの基本原則
はじめに、1LDKがどのような間取りなのか、そして快適な空間をつくるための基本ルールをおさらいしましょう。
1LDKの定義とLDKの広さ目安(8畳以上)
1LDKは、「LDK(リビング・ダイニング・キッチン)+居室1部屋」という間取りを指します。
不動産広告のルールを定める不動産公正取引協議会連合会の指導基準によると、1部屋の居室がある間取りで「LDK」と表記する場合、LDKの広さは「8畳以上」が目安の下限と定められています。
参照元:不動産公正取引協議会連合会「DK及びLDKの広さ(畳数)の目安となる指導基準」
8畳以上のLDK空間があるため、一般的なワンルームや1Kと比べて家具の配置にゆとりを持たせられるのが1LDKの大きな魅力です。独立した1つの居室は寝室として使われることが多く、普段過ごす場所と寝る場所をしっかりと分けられます。そのため、一人暮らしから二人暮らし(同棲やDINKS)、小さな子どもがいる3人家族まで幅広く支持されています。
快適な1LDKをつくる4つのレイアウト基本原則
比較的スペースに余裕がある1LDKですが、あれもこれもと家具を置いていくと窮屈になってしまいます。居心地のよい部屋にするためには、以下の4つの原則を意識しましょう。
- 動線幅の確保:人がストレスなく通れる通路幅を確保します。頻繁に通る「主動線」は80cm以上、家具の間などの「生活動線」は60cm以上空けるのが目安です。
- 視線の抜け:部屋に入ったとき、窓まで視線がまっすぐ届くように家具を配置すると、空間が広く見えます。入口側には背の低い家具、奥には背の高い家具を置くのがコツです。
- 家具の高さ:目線より低いロータイプの家具を選ぶと、空間の圧迫感が軽減されます。
- 配色バランス:インテリアのカラーは3色に絞るのが基本です。床や壁などの「ベースカラー(70%)」、ソファやカーテンなどの「メインカラー(25%)」、クッションなどの「アクセントカラー(5%)」の黄金比率を意識すると統一感が出ます。
【人数別】1LDKの家具配置とレイアウトのコツ
家具やインテリアは、住む人の人数によって選び方や配置の仕方が変わるもの。まずは、居住世帯の人数別で見ていきます。
一人暮らし:テーマ統一と来客にも対応できる可変家具の選択
一人暮らしの場合は、家具もインテリアも自分好みに揃えられ、自由な空間づくりを楽しめます。しかし、自由度が高い分、統一感のない部屋になってしまうことも。「シンプル」「北欧風」など、何かしらテーマを決めて家具を選びましょう。
また、一人暮らしの1LDKはスペースにゆとりがあるため、来客を想定した家具選びがポイントになります。幅120〜150cm程度の2人掛けコンパクトソファを選んだり、ダイニングテーブルはサイズを変えられる伸長式を選んだりと、人数が変わっても心地よく使える「可変性のある家具」がおすすめです。
二人暮らし(同棲・DINKS):ロータイプ家具と「ソファダイニング」で空間を有効活用
二人暮らしの場合は家具の種類が増え、サイズも大きくなるため、LDKの広さによっては窮屈に感じることがあります。
そこで意識したいのが家具の高さです。背の高い収納家具は圧迫感を生むため、高さ120cm以下のロータイプ家具で揃えると、部屋を広く感じやすくなります。
また、LDKが8〜10畳程度の場合、ダイニングテーブルセットと大型ソファの両方を置くのは難しいことも。そんなときは、食事をするテーブルとくつろぐソファを組み合わせた「ソファダイニング」を選択肢に入れてみましょう。1つの家具に2つの機能を持たせることで、空間を有効に使えます。
3人暮らし(夫婦+子ども):収納力重視と安全性を高める「地べたスタイル」
小さなお子さんと夫婦という3人暮らしの場合は、人数が多い分、物が増えがちです。そのため、家具を選ぶときは収納力がポイントになります。見せる収納と隠す収納を使い分け、生活感が出すぎないように工夫しましょう。
また、スペースをとる大型家具を思い切ってやめるのもひとつの方法です。ソファをやめてラグとクッションにする、ベッドをやめて布団にするなどの「地べたスタイル」を取り入れると、視界が開けて開放感がアップします。家具から落ちる心配がないため、小さなお子さんにも安全なレイアウトです。
【部屋の形・間取り別】1LDKの家具レイアウトパターン
1LDKの部屋の形は大きく分けて、縦長、横長、カウンターキッチンの3種類に分類できます。間取りの形状によって家具の配置セオリーは異なります。
縦長1LDK:壁沿い配置と一直線の動線で「奥行き感」を演出
部屋を長方形と見たとき、バルコニーのある窓が短辺側にあるのが縦長の1LDKです。縦長の部屋は、左右の2辺の壁に家具を寄せて置くことができるため、比較的レイアウトがしやすいのが特徴です。
配置のポイントは、部屋の入り口からバルコニーまでの動線を「一直線」に確保すること。途中に家具を置かず、幅60cm以上の通り道をまっすぐつくることで、部屋全体に奥行きと抜け感が生まれ、スッキリとした印象になります。
横長1LDK:家具の直角配置によるゾーニング(空間の機能分離)
バルコニーのある窓が長辺側にある横長1LDKは、窓の面積が広く開放感が生まれやすい間取りです。しかし、片面が窓になっているため、縦長の部屋のように壁沿いに家具を並べにくいという特徴があります。
横長の部屋でおすすめなのが、家具を使った「ゾーニング(空間を機能ごとに分けること)」です。たとえば、ソファを壁に対して並行ではなく「直角」に配置することで、ソファの背面が間仕切りの役割を果たします。これにより、「食事をするダイニング」と「くつろぐリビング」の空間を視覚的に分けることができます。
カウンターキッチン付き1LDK:キッチンカウンター横を活かしたコンパクト配置
キッチンと生活空間を仕切るカウンターがある1LDKは、家事をしながら部屋全体を見渡せる人気の間取りです。
カウンター横の壁面スペースにダイニングテーブルをくっつけて配置すると、配膳や片付けの動線が短くなり、部屋の中央を広く使えます。スペースが限られている場合は、カウンター横にソファダイニングを配置して、ダイニング兼リビングとして空間をまとめるのも効果的です。
【目的・ライフスタイル別】1LDKをより快適にするレイアウトの工夫
家でどのように過ごしたいかという目的別に、レイアウトを少し工夫するだけで快適さは大きく向上します。
「家でゆっくりくつろぎたい」リラックス空間をつくる配置と照明・グリーン
仕事から帰ってきたらとにかく家でリラックスしたい方には、足元を休める「オットマン」と、光を調整する「間接照明」がおすすめです。
ソファに座ったときに足を伸ばせるオットマンがあると、くつろぎ度が格段に上がります。また、部屋全体を明るくするシーリングライトだけでなく、スタンドライトやクリップライトなどの間接照明を部屋の隅や壁際に配置しましょう。光源の高さを散らすことで、やさしく落ち着いた明かりを演出できます。視線が抜けやすい部屋の角に観葉植物(グリーン)を置くと、無機質になりがちな空間に温もりがプラスされます。
「家で集中して仕事をしたい」在宅ワークに最適なおすすめデスク配置
在宅ワークが多い方は、デスクの配置が作業効率を左右します。
スペースを節約するためにデスクを壁に向けて配置しがちですが、長時間の作業では目の前の壁に圧迫感を感じやすく、背後の空間が見えないことで心理的に落ち着かないことがあります(カフェで壁側の席を選ぶ心理に似ています)。
集中力を高めるなら、デスクの背後に壁がくるように配置し、部屋の中央やバルコニーの窓に向けて座る「アイランド配置」がおすすめです。目線が遠くに流れるためストレスを感じにくく、Web会議の際も背景が壁になるため生活感を隠しやすいというメリットがあります。
失敗しない1LDKの家具選びとレイアウト手順
引越しや模様替えで家具を購入する際、サイズ選びや配置で後悔しないための具体的な手順をご紹介します。
ステップ1:搬入経路と設置場所の「5大ポイント」を正確に採寸
まずは、内見時や家具購入前に正確な寸法を測りましょう。必ず確認すべき5つのポイントは以下の通りです。
- 玄関ドア・廊下幅:家具が部屋の中に入るか(搬入経路)
- 搬入用エレベーター・階段幅:建物の中に運び込めるか
- 設置予定の壁面の長さとコンセント位置:テレビボードなどが収まるか、配線を塞がないか
- 窓の高さ・カーテンレール幅:カーテンをジャストサイズで購入するため
- 扉や引き出しの可動域:クローゼットや部屋のドアを開けたときに家具に干渉しないか
ステップ2:生活動線(通路幅60cm以上)を意識したレイアウト試算
採寸データをもとに、どこに何を置くかを試算します。このとき、家具のサイズだけでなく「人が通るための隙間」を計算に入れることが重要です。家具と家具の間や、家具と壁の間には最低でも60cmの通路幅を確保できるよう、家具のサイズを逆算して選びましょう。
ステップ3:ライフスタイルの変化に対応できる「可変性家具」の選定
1LDKは、将来的に結婚や出産などで一緒に住む人数が変わる可能性も高い間取りです。そのため、用途を変えられる家具(伸縮できるテーブル、分割して使えるソファ、高さを変えられる棚など)を選んでおくと、ライフスタイルが変化しても長く使い続けることができます。
まとめ:ライフスタイルに合わせたレイアウトで1LDKを快適に
1LDKの間取りに合った、家具の選び方や配置のコツについてご紹介しました。
家具は一度購入するとなかなか買い替えるのが難しいものです。だからこそ、自分の部屋の形や暮らしの目的に合わせて、動線やサイズをしっかりと計画することが大切です。ここでご紹介したポイントを踏まえて、自分なりの快適な空間づくりを楽しんでください。
長く住み続けるなら、資産になるマイホームの購入も一つの手です。1LDKの新築・中古物件の相場や情報をチェックしてみましょう。
1LDKの新築マンションを探す 1LDKの中古マンションを探す 1LDKの新築一戸建てを探す 1LDKの中古一戸建てを探す
【よくある質問(FAQ)】
Q.1 1LDKのLDK8畳にソファとダイニングテーブルは両方置けますか?
A.1 両方置くことは物理的には可能ですが、動線幅(60cm以上)を確保すると空間がかなり窮屈になる可能性があります。快適に過ごすなら、食事とくつろぎの機能を兼ね備えた「ソファダイニング」を取り入れるか、ロータイプのコンパクトな家具を選ぶのがおすすめです。
Q.2 同棲で1LDKは狭いでしょうか?二人暮らしを快適にするポイントは?
A.2 1LDKでの同棲は、家賃を抑えつつ常にコミュニケーションを取りやすいメリットがありますが、プライベート空間の確保や収納不足が課題になりがちです。快適にするには、高さ120cm以下のロータイプ家具で圧迫感をなくす、可動式のパーテーションで空間を仕切る、収納付きのベッドを選ぶなどの工夫が有効です。
更新日: / 公開日:2019.08.21










