居住スペースを有効活用することができ、人によっていろいろな使い方ができるロフト。普段は便利ですが夏になるとある悩みが…。「夏のロフトが暑すぎる!」。

位置的にエアコンの風が届きにくく、電気代がばかにならないといった悩みも多いようです。

そこで今回はロフトが暑くなりやすい理由と、その対策について紹介していきます。
物件を探すロフト付きの物件あなた専用!引越しまでのやることリスト

夏のロフトって、なんでこんなに暑いの!?

夏のロフトって、なんでこんなに暑いの!?

夏、ロフトに上るときや下りる際に、その温度差に驚いたなんて経験はありませんか? 同じ部屋なのに体感温度が全然違う、その理由は以下の2点です。

 

理由1:暖かい空気は冷たい空気より軽いため、高い場所に溜まりやすい

理由2:日中に屋根に溜まった熱が残っていて、その影響で暑くなりやすい

 

どんな部屋でも同じですが、暖かい空気は軽いため、上に行く性質を持っています。そのため、もともと高い位置にあるロフトは暑くなりやすいのです。

 

また、天井に近いため、昼間に天井や屋根に溜め込まれた熱の影響も受けやすくなります。天窓がある場合は、そこに日光の熱が加わるため、温度はさらにアップ。冬場ならいいものの、夏は暑くて過ごしにくい環境になってしまいます。

 

ここからは、どんな対策が有効なのかチェックしていきましょう。

エアコンをつける

エアコンをつける

一番手軽な対策としては、エアコンをつけることです。風向きをできるだけ上にし、設定温度は25度くらいを目安に自動運転でタイマーをつけておけば電気代を節約しつつ、ずいぶんと眠りやすくなることでしょう。タイマーは1時間でもいいですが、2~3時間に設定しておくことで、天井や壁に溜まった熱が部屋の温度を上げるのを防げます。

 

ロフトはエアコンの風が届きにくい場所にあることも多いので、扇風機を組み合わせればより効果がアップします。具体的には、扇風機をエアコンの近くに設置し、上向きに風を送ることで、涼しい空気が上に行きやすくなります。

物件を探す ロフト付きの物件
扇風機やサーキュレーターで空気を循環

扇風機やサーキュレーターで空気を循環

「エアコンが苦手」「電気代を節約したい」という方は、換気扇や扇風機、サーキュレーターを使って暑い空気を逃し、涼しい空気を取り入れる方法がおすすめです。

 

方法としては、窓を少し開けたうえで換気扇をまわします。これで、部屋全体の換気を行うことができます。

 

それだと少し物足りないという方は扇風機を2台設置し、1台は下の涼しい空気を上に送る用、もう1台はロフトの暑い空気を下に送る用として使用するのも良いかもしれません。

 

部屋全体の空気を循環させられるので、ロフトの温度を下げることができます。扇風機の代わりに、より小型で静かなサーキュレーターを使ってみるのもオススメです。

部屋全体の温度を下げる心がけ

部屋全体の温度を下げる心がけ

ロフトが暑くなってしまうのは、部屋全体の暑い空気が上にいってしまうためです。そのため、大本となる部屋全体の温度を下げる工夫をしてみるのも一つの手です。

 

部屋の空気が暑くなるのは、窓から差し込む日光の影響が大きいので、カーテンを閉めたり、窓の外にすだれやグリーンカーテンを設置したりすると効果的です。

物件を探す ロフト付きの物件
それでも暑い場合の対策は…

それでも暑い場合の対策は…

「いろいろ対策をしてもやっぱり暑い!」「寝られない」というときは、暑さ対策グッズの出番です。寝る際に冷却枕を使用したり、涼しい素材の寝具や寝間着を取り入れたりするのも良いかもしれません。

 

他にも、服の上からスプレーできる冷却スプレーや首を冷やせるネッククーラーなどさまざまなグッズがあります。また100円ショップでも販売しているハッカ油を無水エタノールや精製水と混ぜて薄めたものを枕元に少しスプレーしておくとスーッとして眠りやすくなります。

 

夏場には暑くなってしまうロフトですが、工夫次第で快適に過ごせる可能性はあります。暑さを我慢して体調を崩したり、熱中症になってしまったりしないように、水分補給と温度管理をしっかりと行いましょう。

物件を探す ロフト付きの物件

更新日: / 公開日:2019.07.19