
皆さんは、現在お住まいの環境を変えたいと考えたことがありますか? 部屋の間取りが悪くて広い家に住みたいなどの希望はあるかもしれませんが、今回は、その枠を大きく越えて、”移住”について考えてみたいと思います。都道府県や国をまたぐ住居の変更を、”移住”と呼ぶことがあります。
2015年より、日本では地方創生の政策がとられています。政策の中には、「地方」で子育てをしやすい環境を作り、若い世代の移住を促すことで、東京の一極集中を避けるとともに、東京より出生率の高い地方で、少子高齢化を防ぐ目的があるようです。それらを踏まえて、移住の目的や意味を考えていきたいと思います。
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移住とは?
三省堂国語辞典によると、移住とは、“(外国へ)移り住むこと”とあります。
移住というのは、実際に統計をとる場合などには、とても曖昧な表現となっており、線引きが難しいので定義しにくいようです。一口に移住といっても、元々住んでいた家からすぐそばに家を購入した場合や、転勤や入学などで一時的にその地域に移っている場合など、分類が難しく、曖昧になっているようです。
移住と引越しについて
近距離で引越しをする場合と違って、移住先の地域で物件を探す際は、より慎重に進めていくことが必要になってきます。まずは、移住先の居住環境を事前にしっかり調べましょう。例えば、数メートル歩けばコンビニのある環境が当たり前の人が、コンビニやスーパーへ行くのに車やバイクの運転が必要な環境に移住した場合は、戸惑うことがあるかもしれません。
また、内見のために何度も遠い地域に出向くことになれば思った以上に費用がかかりますので、住みたい地域が決まったら内見に行く前にその地方についての下調べを徹底しておきましょう。LIFULL HOME’Sのサイトなどで内見したい物件をピックアップする際は、数件回って気に入らなくても他にたくさん回れるように、普段の引越しより多めに候補をあげておくことをおすすめします。
事前に地図で周辺の病院やスーパー、職場など自分の生活圏内に必要なものの位置を確認し、実際に生活することを想定した上で内見に向かうと失敗が少なくなります。
物件を探す おすすめ特集から住宅を探す 空き家バンクで住まいを探す地方創生に関する移住についての昨今の話題

特に若い世代に、都市から田舎へ移り住みたいという希望を持っている方は多くいます。2015年国勢調査において、都市部から過疎地域への移住者を年齢別にみると、20代及び30代の若年層が約45%と大きな割合を占めています。少子高齢化・過疎化による地域の衰退を食い止めるため、各地方行政では様々な施策をとっています。
移住者は、実際に移住をすると生活環境が大きく変わるため、様々な条件を考慮し移住先を決定しています。例えば、若い世代が抱える子育ての問題を解決するため、長時間あずかり保育や、休日保育を実施している地域もあります。都市では親が子どもに通わせたい保育園に通わせてあげられない、保育士や保育所の用地が足りない、出産後も働きたいがあずける場所がないなど待機児童が問題となっています。困っている共働きのご両親が、日本全国に視野を広げて、お子様を希望の保育園に通わせてあげられる環境を、移住によって手に入れるという例もあります。
他にも、空き家の有効活用を目的として、行政が家主から空き家を借り受け、移住者に貸与している町もあります。
最近よく耳にするUターン、Iターン、Jターンとは
移住に関連して、Uターンという言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。
UIJターンとは、アルファベットの形が、移住者の住居地点の遷移を表しています。例えば、Uターンとは、生まれ育った長野県の松本市から、進学を機に東京へ移住し、その後、結婚を機に長野県松本市へ再び移住してくるといったパターンを指します。同じように、東京で生まれ育った人が、起業をきっかけに長野県の松本市へ移住すれば、Iターンとなります。
Jターンは、宮城県栗原市で生まれ育った人が、東京へ就職をして移住し、その後転職をして宮城県仙台市に住むといった場合を指します。子育て世代など、両親の近くで暮らしながら、就職先の多い地方都市に居住するといったケースもあるようです。
物件を探す おすすめ特集から住宅を探す 空き家バンクで住まいを探す移住をすると生活が変わる
これまでご紹介してきたように、移住の受け入れに積極的な自治体もあり、移住者に対する支援制度が手厚い自治体もあります。都心に暮らしている方で子育てをしている人には、子育て支援が充実している地域は魅力的に映るのではないでしょうか。移住を検討している人は、何の環境をどのように変えたいのか明確な考えを持って移住先を探すことで、自分の理想な環境で生活できる可能性が出てきます。
移住をすることで、ご自身や家族の生活環境は大きく変わります。なるべく多くの移住先の情報を集め、移住によって自分や家族の生活スタイルがどのように変わるかイメージをして判断を進めていきましょう。
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更新日: / 公開日:2018.12.27









