ルームシェアや同棲など二人暮らしを始める理由のひとつに「生活費の節約」をあげる人もいるでしょう。

二人暮らしだと家賃や水道光熱費の基本料金などの固定費を二人で払えばいいため、別々に住むよりも家計の節約になり、ほかの消費や貯金にお金をまわすことができます。

ここでは、二人暮らしを仲よく続けるためのコツ、二人暮らしで生活費を節約するためのコツなどをご紹介します。
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二人暮らしの生活費やその内訳はいくらくらいか、一人暮らしよりもどのくらい節約になるかについて調べてみました。

 

総務省の「家計調査」(2017年)によると、家賃を除いた生活費の平均は以下の表のようになります。

ただし、ここのデータは、収入がまだ安定していない若い世代から、収入が増えた働き盛り世代、年金生活のシニア世代まで、全年代が対象となっています。

 

そのため、若い世代が多い同棲やルームシェアの二人暮らしの場合は、もっと金額をおさえられる可能性があるでしょう。

 

このデータからわかるのは、全世代を通して、二人暮らしの方が別々に一人暮らしをする(単身世帯×2)よりも、生活費が割安になるということです。

 

【二人暮らし世帯と単身世帯の支出の比較(2017年月平均)】(※)

内訳二人世帯単身世帯
食費(外食費含む)66,809円39,649円
光熱・水道19,295円11,380円
家具・家事用品10,719円5,044円
被服・履物8,950円5,661円
保健医療14,637円7,044円
交通・通信(自動車関連費を含む)34,895円18,825円
教養娯楽(旅行代を含む)27,301円18,433円
その他(交際費・理美容費・小遣いなど含む)65,919円34,900円
合計248,525円140,936円

(※)総務省「家計調査」2017年「第3-6表 世帯類型別1世帯当たり1か月間の収入と支出」「第1表 1世帯当たり1か月間の収入と支出(単身世帯)」

 

気持ちよく二人で暮らすためには、まず「二人が共通して使う費用の範囲と負担割合」をはっきり決めておくことです。

 

生活を共にする同棲カップルであれば、家賃や水道光熱費だけではなく、生活費全体が共通する費用の範囲でしょう。

 

一方、友だち同士などのルームシェアなら、家賃や水道光熱費くらいが共通して使う費用の範囲内で、そのほかの生活費は別々とするのが無難です。

 

共通で支払う費用の分担の仕方については次のような方法が考えられます。

 

1 平等に二人で折半

 

費用を二人で半分ずつ出し合います。友だちなどとのルームシェアや、収入額にあまり差がない同棲カップル向けの分担方法です。

 

費用を折半することにより、相手に引け目や不公平感を感じることなく対等に暮らせます。

 

2 所得額・専有面積に応じて按分

 

二人の収入額や個室の面積などに応じて、多い方がより多く負担します。

 

所得に差がある同棲カップル・兄弟姉妹の共同生活や、個室の広さに差がある友だち同士のルームシェア向けの分担方法です。

 

3 費用の内容によって負担者を決める

 

例えば、食費や雑費など日々発生する費用は家事を担う機会が多い方が支払い、水道光熱費など月単位で発生する費用は日々の用事をあまり担当しない方が支払うというように、役割を決めておきます。

 

生活費のほとんどが共通の同棲カップルや兄弟姉妹の共同生活向けの分担方法です。

 

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共通で使う費用をきちんと分担するためには、共用費用の記録を残すことが重要です。記録といっても家計簿のように手間がかかるものは必要ありません。

 

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• 共用費用が「水道光熱費と共用雑貨だけ」などのように少ない場合

 

水道光熱費の毎月の検針票(兼領収書)や二人で使用するトイレットペーパーや洗剤などを買ったときのレシートを、ファイルするかノートに貼っておくだけで十分です。

 

• 共用費用が食費やほかの費用も含め多い場合

 

水道光熱費、医療費、食費・日用雑貨費、家具・家電製品など耐久消費財購入費などの大きな区分ごとに、レシートをクリップなどでまとめて、月別に大きな封筒やクリアファイルに入れておきまししょう。

 

共用費用の記録を毎月残しておき、毎月の使用量や値段を定期的に見直すことにより、ムダやムラが見つかり、節約のアイデアへとつながります。

 

【節約アイデアの例】

  • 夏の冷房時や冬の暖房時には、冷暖房の設定温度を確認し、薄着や厚着をして調節する
  • 消し忘れている電気はお互いに気がついたときに消す
  • 歯みがき時の水道や入浴時のシャワーは、水を流しっぱなしにしない

 

こういった1つ1つ努力の積み重ねが、共用費用の節約になり貯金につながっていくのです。そのためには記録を残して定期的に見直すことが大切です。

1 外食せずに自炊をする

 

外食をせずに自炊を取り入れるとと節約になります。例えば、夕食だけでも外食から自炊に切り替えればかなり安くすみますし、お酒などのドリンク類も外で飲まずに家飲みにすれば半額以下ですみます。

 

また、時間に余裕がある場合は、ランチも手作りにしましょう。「自炊をする余裕がない」という方でも、ドリンクをコンビニや自動販売機で買うのをやめて、マイボトルに飲み物を入れて持ち歩けば節約になります。

 

さらに、スーパーなどの日替わりセールやタイムセールを利用すれば、食材のレベルをあまり下げずに食費を下げることができます。

 

スーパーなどのチラシ情報はネットチラシサイトにアクセスすれば、前日の夜に見られるケースが多いです。

 

そこでチラシで欲しいものをあらかじめチェックし、日にちや時間の都合のつく方が二人分の買い出しに行けば安く食材が手に入ります。

 

冷凍室でフリージングできる肉や魚、長く保存できる玉ねぎ・ジャガイモ・ニンジンなどの根菜類、調味料類は、セール時に多めに買っておくのに向いている食材の代表例です。

 

2 買わずにできるだけ1つのもの・お互いのものをシェアする

 

使用タイミングが調整できる洗濯機や掃除機、使用時間が短い電子レンジやオーブントースター、使用頻度が低いアイロンなどは二人で一台をシェアして使えます。

 

また、服やバッグなどもシェアできれば便利です。

 

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がんばって節約に成功しても、貯めたお金を低金利の普通預金に入れっぱなしにしておくのはもったいないことです。ある程度お金がたまったら定期預金を検討してみましょう。

 

定期預金の金利がいい銀行としては、インターネット銀行や、地方銀行・信用金庫のインターネット支店やテレホンバンキング支店の定期預金があげられます。

 

例えば、1年ものの定期預金の金利で比較すると、一般の銀行では年0.01%くらいですが、インターネット銀行や地方銀行・信用金庫のインターネット支店・テレホンバンキング支店だと年0.2%~0.3%台のところがあります(2018年12月時点)。

 

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支店のないインターネット銀行や、遠いところにある地方銀行・信用金庫でもインターネット支店やテレホンバンキング支店なら、日本全国からネットや郵送で口座開設が可能です。

 

また、多くのインターネット銀行やインターネット支店・テレホンバンキング支店では、平日の昼間であれば提携ATMでの入出金手数料無料としています。

 

さらに、満期出金時の銀行振込みを無料としている銀行・信用金庫もあります。金利や入出金時の手数料など、総合的に考えて銀行を選びましょう。

  • 二人暮らしはバラバラに一人暮らしをするよりも割安になりやすい
  • 家賃や水道光熱費など共通する費用の負担割合は、双方が納得する形でしっかり決めておく
  • 共通する費用は定期的に見直すことで家計の節約につながる
  • 外食をやめて自炊を取り入れると生活費は大幅に節約できる
  • シェアできるものはできるだけシェアして節約しよう
  • 家計を節約して貯めたお金は金利や手数料に注目して預けよう

 

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更新日: / 公開日:2018.12.21