部屋探しをするときには、居住人数やライフスタイルに合った間取りタイプを見極めることが重要です。

今回は一人暮らしで1Kの間取りに住むケースについて、具体的な部屋の特徴やレイアウト例、部屋選びのポイントなどを紹介します。

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1Kの特徴

 

1Kとは、どのような間取りタイプを指すのでしょうか。まずは1Kの基本的な特徴をワンルームと比較しながら見ていきましょう。

 

1Kとは「居室1つ+4.5畳未満のキッチン」を組み合わせた間取りを指します。大きな特徴は、居室とキッチンとの間に仕切り(戸や扉)があり、空間が分かれている点にあります。

 

一方、ワンルームは玄関からキッチン、居室スペースまでが一体となった間取りであり、居室とキッチンの間に仕切りはありません。

 

1Kとワンルームの目立った違いはこの1点だけですが、実際の住み心地には差があるので、特徴をきちんと理解しておきましょう。

 

それでは、キッチンと居室の間が仕切られていることで、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ワンルームと比較したときのメリットを詳しく見ていきましょう。

メリット

  • 料理のニオイが居室に広がりにくい
  • 冷暖房効率がいい
  • お風呂やトイレを使う音が居室に伝わりにくい
  • 水回りの湿気による影響を受けにくい
  • 玄関から居室が見えないため、宅配などにも対応しやすい

炊事スペースと生活スペースが明確に分かれるため、炊事によるニオイや湿気などが居室に伝わりにくいのが大きなメリットです。

 

そのため、自炊派の人には、ワンルーム以上に使いやすいと感じるケースが多いでしょう。

1Kの特徴

 

一口に1Kといっても、部屋の形状に応じて住み心地やレイアウトが変わるため、間取りタイプだけでなく具体的なつくりにも目を向けることが大切です。

 

ここでは、1Kのタイプを3つに分けて、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。

スタンダードな縦長タイプの1K

イメージ:スタンダードな縦長タイプの1K

一般的に1Kといえば、玄関から居室までが一直線に並んだ縦長タイプの物件が多いです。

 

玄関を入ってすぐに、トイレや浴室などの水回りがあり、反対側にキッチンが壁付けされているのが一般的なレイアウトといえます。

 

玄関から居室に向かう廊下がキッチンスペースも兼ねているので、水回り周辺の収納が不足しやすく、全体的な専有面積もそれほど広くありません。

 

しかし、効率的な配置によって使い勝手は確保されており、広すぎないため家賃もリーズナブルな点はメリットです。また、物件数が多いため、立地などの条件にこだわって部屋探しをしやすいのも特徴です。

独立キッチンタイプ

イメージ:独立キッチンタイプの1K

独立キッチンタイプと縦長タイプの大きな違いは、キッチンが廊下を兼ねておらず、独立した空間になっている点にあります。そのため、キッチン内に十分な収納を確保しやすく、落ち着いて料理できるのがメリットです。

 

ただ、専有面積は1Kのなかでも広く、家賃も比較的に高くなりやすい傾向があります。また、物件数としてもそれほど多くはないため、立地条件なども含めて理想に合う部屋を見つけるのは難しいケースもあります。

ロフト付きタイプの1K

イメージ:ロフト付きタイプの1K

1Kには通常の居室とは別に、ロフトが付いているタイプの物件も多いです。ロフトは居室とみなされず、専有面積にも含まれないため、同じ1Kで専有面積も同じ物件同士なら、ロフト付きの方が室内を広く使えます。

 

収納スペースとして使ったり、就寝スペースにしたりと、ロフトにはさまざまな活用方法があるので、部屋を少しでも広く使いたい人にはおすすめです。

 

ただ、「ハシゴが急であまりロフトを使わなかった」「夏場はとにかく暑い」「上の階の生活音が気になる」など、住んでみると思ったより使い勝手が悪いと感じられてしまうこともあるので、ロフトのデメリットも詳しく調べておくことが大切です。

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1Kのレイアウト

 

1Kのキッチン部分については、「4.5畳未満」とある程度の広さの目安が決まっており、それよりも広い場合は1DKとして扱われるのが一般的です。

 

それに対して、居室については広さの決まりがないため、同じ間取りタイプでも住み心地に大きな違いが生まれることがあります。

 

居室の広さによって置ける家具も異なるため、事前に見当をつけておくことが大切です。ここでは、広さ別のレイアウト例を紹介します。

 

居室が6畳の場合、同時に設置できる家具の組み合わせとしては、以下のような例が考えられます。

居室が6畳の場合

  • シングルベッド+テレビセット+ローテーブル
  • シングルベッド+テレビセット+小さめのパソコンデスク
  • シングルベッド+テレビセット+化粧台

シングルベッドは1畳より少し大きめのサイズなので、設置するとなるとほかに置ける家具は限られます。

 

特に、収納がない場合は、室内にタンスやカラーボックスなどを置くことになるため、家具の選定は慎重に行いましょう。

 

ただ、荷物が少ない人や家で過ごす時間が短い人なら、問題なく快適に過ごせる広さでもあります。

 

7畳になると、少し家具のレイアウトにもバリエーションが生まれます。

居室が7畳の場合

  • シングルベッド+テレビセット+ローテーブル+1人用ソファ
  • シングルベッド+テレビセット+パソコンデスク+化粧台
  • シングルベッド+テレビセット+収納ダンス

1人掛けのソファを置けば、就寝スペースとは別に、生活シーンに合わせて気持ちの切り替えがしやすくなります。

 

8畳の広さがあれば、ある程度ゆとりのある使い方ができるようになります。

居室が8畳の場合

  • シングルベッド+テレビセット+ローテーブル+2人用ソファ
  • シングルベッド+テレビセット+パソコンデスク+化粧台+収納ダンス
  • セミダブルベッド+テレビセット+ローテーブル+パソコンデスク(or化粧台)

ただ、部屋の形状によっても使い勝手に違いが生まれる広さでもあります。

 

特殊な形状よりもシンプルな形状、長方形より正方形の方が家具配置は決めやすいので、部屋の形にも目を向けておきましょう。

 

9畳は、1人で住む分には十分な広さがあるため、さまざまな家具の組み合わせが考えられます。

居室が9畳の場合

  • シングルベッド+テレビセット+ローテーブル+2人用ソファ+デスク
  • ダブルベッド+テレビセット+ローテーブル+パソコンデスク(or化粧台)+1人用ソファ
  • ダブルベッド+テレビセット+ローテーブル+L形ソファ(2~3人掛け)+デスク

9畳の広さがあれば、部屋の真ん中にL形ソファを置いて、簡易的な間仕切りとして使うのもひとつの方法です。生活スペースと就寝スペースを分けることで、気持ちにメリハリが生まれやすくなります。

 

また、友達や恋人を呼ぶ予定がある人は、大きめのソファを導入して、二人が同時に休めるようにレイアウトを考えるのもおすすめです。

 

10畳ほどの広さがあれば、少し大きめの収納家具を置いたり、趣味のインテリアを飾ったりすることもできます。

居室が10畳の場合

  • シングルベッドテレビセット+ローテーブル+2人用ソファ+デスク+本棚など
  • ダブルベッド+テレビセット+ローテーブル+パソコンデスク(or化粧台)+2人用ソファ
  • ダブルベッド+テレビセット+ローテーブル+L形ソファ(2~3人掛け)+デスク

ただ、あまり背の高い家具ばかりそろえると、10畳の広さがあっても部屋全体が狭く見えてしまいます。そのため、基本的には背の低い家具を中心に選び、空間の余白を残しておくのがコツです。

物件を内見するときのチェックポイント

 

納得のいく物件選びをするためには、内見のタイミングでチェックしておきたいポイントがいくつかあります。ここでは、内見時の注意点を見ていきましょう。

 

国土交通省の「住生活基本計画における居住面積水準」では、一人暮らしに適した広さの基準が以下のように示されています。

  • 最低居住面積水準:25平米
  • 誘導居住面積水準(都市型):40平米

「最低居住面積水準」とは、健康で文化的な住生活を送るために最低限必要な広さとされています。

 

一人暮らしの場合、25平米が最低水準とされていますが、都市部ではこれより狭い物件も多く、人によっては20平米程度でも十分だと感じられることもあります。

 

「誘導居住面積水準」とは、多様なライフスタイルに合わせてゆったりと過ごせる広さの基準であり、都市部での共同住宅を想定した「都市型」と郊外などの一戸建て生活を想定した「一般型」の2つに分かれています。

 

一人暮らしの場合、都市型では40平米とされていますが、1Kの間取りで40平米の広さになることはまれです。そのため、基本的には30平米以上あれば、1Kでは広いと判断できるでしょう。

 

内見時に見ていきたいポイントとしては、以下のような項目が挙げられます。

物件のチェックポイント

  • ドアや窓の建て付け
  • ドアの間口や玄関・廊下の広さ
  • 日当たり、風通し
  • 騒音
  • 収納スペースの有無、広さ
  • 水回りの清潔さ
  • キッチンスペースの広さ
  • コンロのタイプと数
  • 家具の設置スペース
  • コンセントやテレビ線の位置
  • 排水溝などのニオイ
  • 共用部分の管理状態
  • セキュリティ

周辺環境のチェックポイント

  • 商業施設、飲食店の充実度
  • 駅からの距離とルート
  • 治安
  • 人通りの多さ、街灯の数
  • 公共機関や金融機関までの距離

内見時には、あらかじめどこをチェックすべきか見当をつけておくことが大切です。

 

以下の記事では、内見時のチェックポイントだけでなく、持ち物もリスト形式で紹介しているので、参考にしてみてください。

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物件を探す

 

これまで紹介したように、1Kといってもいろいろなタイプがあるので、まずは実際に物件を比較してみることが大切です。

 

LIFULL HOME’Sでは、共通のテーマを持った物件だけをまとめて検索することができます。

 

1Kの賃貸物件」はもちろん、「ロフト付き物件」や「新築・築浅物件」「駅まで徒歩5分の便利な物件」など、立地やその他の条件からも探せるので、理想の条件が固まっている人はぜひ活用してみてください。

  • 1Kは居室1部屋と4.5畳未満程度のキッチンがセットになった間取り
  • ワンルームと比べて、自炊がしやすい、水回りの影響を受けにくいなどのメリットがある
  • 一口に1Kといっても、細かなつくりは物件によって異なる
  • 内見時のチェックポイントを押さえて、理想の物件を見つけよう

 

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更新日: / 公開日:2018.11.30