「きょうだいで使っている子ども部屋をふたつに分けたい」
「来客に生活感のある空間を見られたくない」
「勉強や読書に集中できるプライベートな空間を作りたい」

そのようなときは、部屋に間仕切りを設置することにより空間を分けることができます。
ところが一口に間仕切りといっても、その種類はさまざまです。

そこで今回は、部屋の間仕切りについて
すぐに導入できる手軽な方法から完全に分割する方法までご紹介します。
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まず、間仕切りを設置する目的を再確認しましょう。
間仕切りの効果には目隠し、防音、断熱(冷暖房の効率アップ)などがありますが、設置が手軽なものほど遮断効果は低くなります。

 

また、仕切ったままにしたいか、開閉したいかによっても選択肢が決まってくるでしょう。

 

それでは、室内を間仕切りする具体的な方法を、より手軽に導入できるものから順に紹介していきます。

 

目的によって適切な方法が変わります

目的によって適切な方法が変わります

もっとも手軽に導入できる間仕切りは、据え置きタイプのパーテーションです。

 

屏風のように板が互い違いに折れるタイプや、本体と90度の方向に脚が付いたタイプがあります。
また、脚にキャスターが付いた製品は移動が簡単です。
床と天井に突っ張らせて固定するパーテーションも市販されています。

 

さらに、据え置きタイプに比べて安定感があり、ポケットや引掛け収納など壁面収納を兼ねている製品もあります。
いずれのタイプも不要になったら簡単に撤去できるため、賃貸住宅におすすめです。

 

パーテーションは設置が手軽な分、間仕切りの効果も低めです。
特に据え置きタイプは目隠しにはなりますが、音や空気を遮る効果はほとんどないでしょう。

 

このタイプは設置や移動が簡単です

このタイプは設置や移動が簡単です

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空間を間仕切りしたい場所に、家具を設置する方法です。

 

間仕切り用の家具が市販されており、高さ1m未満のカウンタータイプから天井に届く高さまで、さまざまな種類があります。
もちろん、手持ちの家具を活用しても良いでしょう。

 

一般的な家具は裏面に見栄えの良くない板が使用されているため、粘着シートや化粧板などを貼って隠すのがおすすめです。
いずれの場合も、背の高い家具を設置する場合は、天井との間に転倒防止用器具を取り付けましょう。

 

家具による間仕切りには収納を確保できるというメリットがありますが、その分空間が狭くなるというデメリットがあります。
間仕切りの効果は家具の高さや配置によって大きく異なります。

 

上手に活用すれば部屋も片付いてスッキリ見えます

上手に活用すれば部屋も片付いてスッキリ見えます

区切りたい部分の天井にレールを設置して、カーテンで間仕切りする方法です。

 

カーテンのメリットは、いつでも手軽に開閉できることです。
普段は開放して広い空間として使い、必要に応じてサッと閉めることが可能です。

 

また、インテリアの模様替えに合わせてカーテンの種類を変えることができ、洗濯可能な素材を選べば丸洗いもできます。

 

カーテンレールはDIYで取り付けることも可能ですが、必ず事前に下地の有無を確認してください。
カーテンは意外と重みがあり、設置場所の強度が足りないとレールごと落下する危険性があるからです。

 

下地の有無が分からない場合は、工務店や大工さんに設置を依頼しましょう。

 

レールを設置するものから突っ張りタイプまであるので用途に応じて選びましょう

レールを設置するものから突っ張りタイプまであるので用途に応じて選びましょう

 

なお、下地補強を行う場合は天井をはがし、壁紙も張り替える必要があります。
また、突っ張りタイプのカーテンレールも市販されており、横方向に突っ張る一般的なタイプと、縦方向と横方向に組み合わせるH型のタイプがあります。
天井に穴を開けずに設置できますので、賃貸住宅にもおすすめです。

 

間仕切りの効果はカーテンの素材によって変わります。
目的に応じて遮熱や断熱性能を持たせた製品を選ぶと良いでしょう。

 

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アコーディオンカーテン(アコーディオンドア)は、カーテンと同様に天井に設置したレールから吊り下げる間仕切りで、じゃばら状に折りたたむことが可能です。
柔らかい樹脂製で波状にたたむタイプや、細長い硬質パネルを連ねたタイプなど、多彩な種類の製品が市販されています。

 

アコーディオンカーテンによる間仕切りは、布のカーテンより高い遮断効果があります。
半透明の樹脂を用いた製品なら、視界をゆるやかに遮りながら明るさを確保することが可能です。

 

部屋を間仕切りしたい場所に引き戸を設置する方法です。

 

天井と床にレールを設置するタイプと、天井から扉を吊るタイプがあります。
間仕切りの効果は高く、必要に応じて開閉することが可能です。

 

DIY上級者であれば製品を購入して自分で設置することもできますが、基本的には工務店や大工さんに依頼することになります。
床や天井に強固に取り付けるため、賃貸住宅では導入できません。

 

完全に部屋を分けたいという事でなければ利便性も高いでしょう

完全に部屋を分けたいという事でなければ利便性も高いでしょう

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空間を完全に分割する方法が、間仕切り壁の増設です。

 

工務店や大工さんに依頼し、壁を造ってもらいます。
部屋をひとつ増やすことになるため、目隠し・防音・断熱の効果は確実です。

 

ただしほかの間仕切りに比べて工事費用が高額であり、不要になった際に手軽に撤去することができません。

 

撤去は簡単ではないのでよく考えて行いましょう

撤去は簡単ではないのでよく考えて行いましょう

間仕切りの導入を検討する場合は、目的をよく考えて選ぶと良いでしょう。
手軽で安価な方法ほど、間仕切りの効果は低めですが、撤去も容易です。
設置を悩む場合は、まず簡易な方法から試してみると良いかもしれません。

 

●まとめ●
・間仕切りによって部屋を分割することができる
・パーテーションは壁や天井を傷付けないため賃貸住宅でも導入できる
・カーテンやアコーディオンカーテンは天井にレールを設置する
・引き戸は間仕切りの効果が高く開閉も可能である
・部屋を完全に分割する場合は、間仕切り壁を増設する

 

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更新日: / 公開日:2018.02.09