アニメやドラマなど、著名な作品に登場する間取りを推理するプロ、「間取り探偵」。今回推理したのは、住みたいアニメの聖地ランキングでも上位にランクインした「化物語」です。さて今回は、どんな推理が展開されるのでしょうか…?
物件を探す
原作は小説!12の物語からなる「物語シリーズ」の人気作
「化物語」は、”物語シリーズ”の一つ。物語シリーズとは、西尾維新原作の「化物語」からつながる小説のことです。2009年にシリーズ第一作の「化物語」がアニメ化され、続けて「偽物語」など、12の物語があります。
2017年、エピソード0である「傷物語」が映画化。まだまだ続きそうな作品です。
主人公の高校生、阿良々木暦(あららぎこよみ)が怪異と関わった少女たちの事件を解決してゆくというお話。暦の同級生、戦場ヶ原ひたぎもその一人。
今回はひたぎの住むアパート「民倉荘」(たみくらそう)の間取りを推理します。
…と言っても、見通しの利く和室6帖のワンルームなので推理のしようがないですね。なので今回は部屋の特徴を中心に解説してみたいと思います。

ひたぎの住むアパート「民倉荘」の間取り。各階に6畳一間の部屋が2戸ずつの2階建て
まるで昔にタイムスリップしたようなレトロな部屋
アニメでは外壁がないものとして表現する技法がとられています。

民倉荘の外観パース。外壁がないものとして描かれている
彼女の部屋はアパートに入って直ぐある階段を上った201号室。
和室6帖に1.5帖の台所スペース。
0.75坪あるのに浴室には浴槽がなくシャワーのみ。
かなり古そうな建物なので、もともとは浴室がなく、収納スペースを利用して最も安く上がるリフォームを施したのかもしれません。
家具はカラーボックス・箪笥一棹・丸い座卓・レトロな壁掛け時計のみとシンプルで過去にタイムスリップしたみたいです。
それと気になったのが天井。梁や小屋組が丸見えです。
建築基準法の界壁はあるのでしょうか。もしくは外壁同様、アニメの技法なのかもしれません。

非常にシンプルな室内。壁紙代わりに使われている古新聞が気になる……
さらに、壁紙代わりに使われている古新聞。
内容を調べた方がいて、どうやら昭和二年・東京朝日新聞だとのこと。
もしかしたら予想以上に築年月が経過しているのか、もしくは当時の新聞を手に入れて上貼りしたのか。恐らく後者でしょうが、なんとも不思議な感じがしますね。
独特な雰囲気のアパート。現実にはどのくらい存在している?
この作品は、東京・埼玉・千葉県が主な舞台として設定されている模様。
民倉荘があるのは、踏切や交差点などから杉並区下井草近辺ではないかと。
この界隈は、「マカロニほうれん荘」「俺たちの朝」など多くの作品の聖地(舞台)となっています。
さて、このエリアでの古い6帖一間のアパートはどの位あるのでしょうか。LIFULL HOME’Sで検索してみました。
アパート・木造系・ワンルームで絞り込むと74件ありました(2017.08.10現在)。
もしかしたらこの中に民倉荘があるかもしれません。
・東京都杉並区の賃貸物件一覧
あ、それと、この独特な雰囲気のアパート。他に3戸あるようですが、どのような人が住んでいるのでしょう。すんごく気になります!
【概要】
所在地:東京都杉並区下井草
推定床面積:(建物全体)108.72m2
(一部屋あたり)18.63m2
間取り:1R(和室6帖+台所スペース1.5帖・風呂なしシャワールームのみ)
構造:木造2階建 共同住宅
入居者:戦場ヶ原ひたぎ

間取り女子
※掲載の間取り図とパースはMEGASOFT 3Dマイホームデザイナーで作図しています
物件を探す更新日: / 公開日:2017.09.05










