興味があっても なかなか一歩を踏み出せない方、ホームセンターのDIY教室から始めてみませんか?
最近すっかりと定着した感のある「DIY」という言葉。「DIY」とは「Do it yourself」の略であり、日曜大工と言い換えればしっくりくる方もいるかもしれません。前々から興味はあったものの、なかなか一歩踏み出すきっかけがなかったのですが、今回、ホームセンターが主催するDIY教室に初めて参加してきました。
お邪魔したのはユニディ松戸ときわ平店さん。ユニディさんは定期的にDIY教室を開催しています。
都心にお住まいの方はホームセンター自体にあまり馴染みがないかもしれませんが、一度訪れればその大きさや品揃えの豊富さに驚くこと請け合い。一般の方からプロの職人さんまでが訪れる店内はたいへん賑わっていました。

ユニディ松戸ときわ平店

(上)電動工具だけでもすごい品揃えです。 (下)こちらは木材売り場。木の良いにおいがします。
今回、参加したのは、DIYアドバイザー兼木工デザイナーの番匠智香子先生による「木材で作るプランタースタンド」コース。番匠先生はNHKの番組講師やコンテストの審査員、雑誌等でも活動する人気の先生です。
制作するプランタースタンド(花台)は、室内やベランダに置いて鉢植えを飾るもので、幅と奥行きが57センチ、高さも35センチというなかなかの大きさのものです。制作の予定時間は3時間、全体で10名ほどの参加者があり、この日は女性が多かったですが、休日になると男性や子ども連れの参加者も多いそうです。工具や部品はすべてホームセンター側で用意してくれるので手ぶらで参加できます。

DIY教室の様子。一人分のプランタースタンド(花台)の材料が用意されています。
DIY教室スタート! 木材を組み立てていきます。
先生から大まかな工程や材料の説明があり、いよいよ教室がスタート。目の前に積まれたいろいろな形の木材を組み上げて花台を作っていきます。その他にも、どう使うのか想像がつかない鉛筆や消しゴム、各種ネジや差し金と呼ばれるL字形の物差しなどが並んでいました。電動のドリルを手にするのは初めてだったので、緊張しつつも胸が弾みました。
まずは鉛筆で木材に印をつけていきます。これが後からネジを通す場所を決める大事な作業です。材料の木材を物差し代わりに鉛筆を走らせます。今では鉛筆を持つこと自体が新鮮な方もいらっしゃるのではないでしょうか。
手にした木材から薫る木のにおいは不思議と気持ちを落ち着かせてくれます。

材料の木材を物差し代わりに鉛筆を走らせます
物件を探す 街の情報を見るドライバードリルは優れもの
次に印をつけた場所にキリでネジ穴を開けます。ネジを締める前にあらかじめ穴を開けておくんですね。ここで登場するのがドライバードリル。先っちょが付け替えられるようになっていて、穴あけやネジ締めにも使える優れモノです。これさえあれば力はいらないので女性にも安心です。

ドライバードリル
ネジ穴開けを行う
ひとまずドライバードリルの先っちょにキリを装着し、次々と印に穴を開けていきます。木材を貫通した時の感触が何ともいえず気持ちいいです。ポイントは垂直に力を押し込むこと。気分はすっかりいっぱしの職人さんです。

ポイントは垂直に力を押し込むこと
物件を探す 街の情報を見る難しいところは協力で
途中、ひとりで難しいところはコンビを組み木材をおさえてもらいます。まったくの初対面ですが、同じ目標に向かう者同士、仲良く進めることができます。僕と組んでくれた若い女性はDIYの魅力にハマったようで、何度も番匠先生の教室に通っているとおっしゃってました。

みんなで協力
いよいよ組み立て!
そしていよいよネジを締めて組み立てていきます。ただの部品にすぎなかった材料たちが次々と立体的になっていき、だんだんと全貌が明らかになっていきます。「ああ、ここがこうなってああなるのか!」という驚きや発見もあり、がぜんテンションは上がっていきます。
横着するとネジはすぐに曲がってしまいます。気持ちを落ち着けて黙々とネジを打っていくと、とても集中している自分に気づきます。みなさんもそうなのか、教室中にネジを打つドリルの音だけが響きます。余計なことを考えない、頭の中が無になる貴重な瞬間でした。個人的にこの時が一番気持ちよかったです。

ネジを仮留めしてバランスを確認して・・・、電動ドライバーでネジを締めていきます。
物件を探す 街の情報を見る最後の切り落とし
最後に花台の足の高さを合わせるために余分な木をノコギリで切りおとします。これがなかなか難しく、力めば力むほどノコギリはスムーズに動いてくれません。ノコギリを手にしたのなんてウン十年ぶり。力まずに大きなストロークで刃を前後させるのだと、先生は息を荒げる僕を諭してくれました。

切り落とし
ヤスリをかけて仕上げる
そして仕上げとして「空研ぎぺーパー#120」というヤスリで角をおとしていきます。もうここまでくると自分が作り上げたそれがかわいくて仕方ありません。我が子を慈しむように丁寧に磨き上げていきます。そして満足するまで好きなだけ磨き終わると完成です。気がつくと3時間があっという間に過ぎていました。

仕上げ
物件を探す 街の情報を見るそして完成!
実際に目の前で命が吹き込まれていく様を、そして自らが命を吹き込んでいくという体験はなんとも楽しかったです。現に、完成した時のひと言は「あ~、楽しかった!」でした。よく見ると多少隙間があったり飛び出ているところもありますが、きっと大事にすることと思います。図々しいですが、勝手に「モノづくりの国」の一端を担っているような気にもなりました。
番匠先生はDIYの魅力を「常に、作った先に誰かの存在があるので、たんなる自己満足では終わらずに、誰かに愛情をストレートに伝えられるところ」と話してくださいました。
以前、「おままごとキッチンコース」を受講し、DIYで「小さなキッチン」を作り上げたお父さんは、その出来の素晴らしさに年頃の娘さんから「パパって意外とやるじゃん」のお言葉をいただいたそうです。
僕も今晩、「とうちゃん、なかなかやるじゃんか!」の言葉をもらえるかどうか、今から楽しみで仕方がありません。

完成!
ユニディ 松戸ときわ平店
■住所 千葉県松戸市牧の原2-38
■営業時間 7:00~21:00
■料金 プランタースタンドDIY教室参加費1,000円(税別)
※作る物によって料金が変わります。
■備考 だいたい月に一度、開催されるDIY教室は各店舗で予約が必要。先生により作る物は毎回変わります。
店内には塗装用の塗料も完備されており、DIY教室で作った物は併設された「加工室」にて更なる加工も可(有料)。
【番匠智香子】
DIYアドバイザー兼木工デザイナー木工教室「ばんちか工房」主宰。美術大学で木工を専攻後、電動工具メーカーに勤務。スウェーデンの夏季留学経験後、家族の愛情あふれる暮らし作りを目指し、DIYや木工の教室開催やHOW TOの制作をおこなっている。
NHKの番組講師やラジオ出演、コンテストの審査員、雑誌等でも活動中。
主に千葉、神奈川、埼玉のユニディで女性ならではの女性に優しいDIY教室を開催している。
※2013年03月11日の情報です。最新の情報は訪れる前にご確認ください。
物件を探す 街の情報を見る更新日: / 公開日:2013.03.11










