シックハウス症候群とは、建材などから発散される化学物質が原因で、室内に入った途端に体調を崩す症状をいいます。化学物質過敏症と症状は似ていますが、外に出れば治まるため異なるものと考えられています。
物件を探す
シックハウス症候群とは?
シックハウス症候群とは、新築もしくはリフォーム後の建物に入った途端、室内にいるだけで頭痛や吐き気、目がチカチカする、咳が出る、だるくなるといった体調不良の症状が出ることをいいます。
問題が明るみに出てきたのは1970年代、省エネルギー対策が打ち出され、住宅の高気密・高断熱化が進んできた頃です。シックハウス症候群の原因は、内装材や塗料、接着剤などの建材から発散するホルムアルデヒドやVOC(トルエン、キシレン等)といった化学物質と考えられています。近年になって住宅建材の工業化が進み化学物質が多く使われるようになったこと、住宅の気密化が進んだこと、エアコンの使用が増え窓を閉め切ったままで換気が不足がちであることなどが影響を与えています。

シックハウス
シックハウス対策の具体例
シックハウスの問題は1996年に国会で取り上げられ、のちに社会的に大きな関心を集めることになりました。様々な検討を重ね、2003年7月に建築基準法に「シックハウス規制法」が盛り込まれました。その内容は、建物内においてシックハウス症候群を引き起こすホルムアルデヒドを発散する建材の使用量を規制すること、24時間換気システム導入の義務付け、天井裏などから居室へのホルムアルデヒドの流入を防ぐための措置を行うこと、となっています。また、床下のシロアリ駆除材に含まれるクロルピリホスという化学物質の使用が禁止されました。
この規制ができてからは、建物内におけるシックハウス症候群を引き起こす化学物質の量は減少しています。
物件を探す
リフォーム時にも要注意
シックハウス症候群は、新築住宅だけの問題ではなく、リフォーム時にも注意が必要です。シックハウス症候群の原因となる化学物質は、具体的には木質系フローリングや壁紙、接着剤やドア・扉などの木製建具、塗料などに含まれています。
ホルムアルデヒドを含む建材は17品目の指定があり、それらにはホルムアルデヒドの発散の速度によってF☆☆☆☆~F☆まで、☆の数によってランク分けされ、シールで表示されています。リフォームでそれらの建材を新設する場合は、ホルムアルデヒドが少ないF☆☆☆☆ランクのものであるか確認してください。
リフォームのあと、新しい家具を買った場合でもシックハウス症候群が発症することがあります。家具を購入の際もFの後に続く☆の数を確認するようにしましょう。そしてリフォーム後は、なるべく窓を開け換気を心がけるようにしましょう。
物件を探す
更新日: / 公開日:2013.09.13









