配偶者やパートナーと二人暮らしをするときに決めることの一つに、「どの」生活費を「誰が」支払うのか、という課題があります。世の中の人はどちらが支払うことが多いのでしょうか? そこで今回、二人暮らしをしている共働き男女159人を対象にアンケートを行い、「家賃・水道光熱費・食費をどちらが主に払っているか」という意識調査を実施しました。気になるアンケート結果を見てみましょう。
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生活費を主に払っているのはどっち?
今回、アンケートに答えてくれたのは、賃貸物件で配偶者かパートナーと二人暮らしをしている、お互いに収入のある男女159人です。家賃、水道光熱費、食費の支払いについて、「主に自分が払っている」「主に配偶者/パートナーが払っている」「家計が一緒なのでどちらが払っているかわからない」のいずれかを選択してもらいました。
実際に多かったのは自分?それともパートナー?
それでは、アンケート結果をご紹介します。
■家賃
まずは、家賃から見ていきます。

家賃は、男性は76.4%が「主に自分が払っている」と回答しましたが、女性では7.7%にとどまりました。女性では「主に配偶者/パートナーが払っている」が50.0%、「家計が一緒なので、どちらが払っているかわからない」が42.3%で多い結果となっています。このことから、男女ともに「家賃」については、比較的男性が払うケースが多いと言えそうです。
■水道光熱費

続いて水道光熱費です。男性は78.2%が「主に自分が払っている」と回答。女性は17.3%となりました。女性で最も多かったのは「家計が一緒なので、どちらが払っているかわからない」(47.1%)という回答でした。
■食費

食費に関しては、男性は54.5%が「主に自分が払っている」と回答。女性は28.8%と、男女の差がかなり縮まる結果となりました。
以上のデータから、生活費の中でも特に家賃と水道光熱費に関しては、7割以上の男性が「自分が払っている」と認識していることがわかります。一方、女性は全体的に「家計が一緒なので、どちらが払っているかわからない」という人が多い結果となっています。これは、男女の意識の差によるものと考えられます。女性の場合は、家計を一緒にしているから、どちらが払っているか意識していないことが結果に表れているのではないでしょうか。
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二人暮らしにおける生活費負担の意識調査はいかがでしたでしょうか。男女間で意識の差があったとしても、お互いに気持ちよく暮らせているのであれば問題はありません。しかし、その意識のズレが何らかのストレスを生むようであれば、一度家計の実態を見て話し合う必要があるかもしれません。これからパートナーと二人暮らしを始めようとする人は、この点も踏まえて生活設計をするとよいでしょう。
調査概要
【調査実施期間】
2018年11月25日~11月27日
【調査対象者】
首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)、京阪神(大阪、兵庫、京都)居住者で、事前調査で「一人暮らし、または配偶者かパートナーとの二人暮らしをしており、最近1年以内に賃貸の集合住宅に引越し、物件選びに関わった」と回答した18-39歳の男女
【調査方法】
インターネット調査
【有効回答数】
159人
配偶者もしくはパートナーとの二人暮らしをしており、なおかつ共働きの人を対象とした
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更新日: / 公開日:2019.02.26










