さまざまな二人暮らしのカタチがある

さまざまな二人暮らしのカタチがある
さまざまな二人暮らしのカタチがある

今や二人暮らしはカップルや夫婦に限らず、家族や兄弟、大学の同級生、職場の同僚などさまざまなカタチがあります。中には元々他人同士だった者同士が、程良い距離感で有意義な二人暮らしを送っているというケースもあります。
二人暮らしをする予定で部屋を探す場合は、必ず「二人同居可」「友人同士可」などの物件であるかという確認をしましょう。狭くても大丈夫と思っていても、1Kやワンルームでは一人暮らししか受け入れてもらえないことが多いからです。
二人暮らしのメリットで考えられるのは、同居人の存在が精神面での支えになること以外に、金銭面で割安になるかもしれないということではないでしょうか。引越しにかかる費用や家賃、生活費など大体の目安についてみていきましょう。

二人暮らしの部屋タイプや家賃相場は

不動産会社が、新婚カップル向けとすすめている部屋は1DKや1LDK、2DKなどの間取りが多いようです。

1LDKはリビングスペースがある分1DKよりも広々と過ごせますが、残り一室は必然的に寝室になる可能性が高いため、二人で長い時間同じ空間で過ごすことには変わりありません。カップルには向いているかもしれませんが、友人や知り合い同士の関係であれば狭い部屋でも2DKなどのようにそれぞれの個室があった方が快適に過ごせる場合もあります。パートナーとの関係性によって部屋タイプを選ぶようにしましょう。

ちなみに二人暮らしにおすすめな1DK・1LDK・2DKの家賃相場は、東京23区では安いエリアで約8万5000円、最も高いエリアで約24万円となり、地域によってかなり差があります(※)。二人で10万円の部屋を借りたとしても一人当たり5万円の負担で済みます。

二人暮らしの部屋選びと気になる家賃相場

二人暮らしが引越しにかかる初期費用は?

二人で住むための部屋を借りる時には、大家さんや不動産会社に払う初期費用としてある程度まとまったお金を用意する必要があります。物件を契約する際、不動産会社に対して支払うお金のことを仲介手数料といい、家賃の約1ヶ月分が一般的です。

大家さんに支払うのは敷金・礼金で、それぞれ家賃の1~2ヶ月分に相当します。礼金は返還されませんが、敷金は退去時の精算の際に修繕費など原状回復費を差し引いた額が返還されます。そのほか前家賃として家賃の1ヶ月分、火災保険料が1万5000円~2万円程度、鍵の交換費用に1万~2万円程度かかる場合が多いです。

よって、二人暮らしのお引越しにかかる初期費用は、東京23区の家賃が安いエリアで約51万円、高いエリアで約144万円と推定されます。大体家賃の6~7ヶ月分に相当すると考えると分かりやすいでしょう。物件によっては仲介手数料や敷金・礼金が不要というケースもあるため、そういった物件を選ぶと初期費用が抑えられる場合もあります。

一人の時と二人では生活費はどう変わる?

一人の時と二人では生活費はどう変わる?
一人の時と二人では生活費はどう変わる?

家賃は二人で住む方が割安になることが分かりましたが、生活費は一人から二人になるとどの位上がるのでしょうか。統計によると会社員が月々にかかる食費や光熱費の平均は以下の通りです。

一人暮らし二人暮らし
食費4万38円 6万4,730円
水道光熱費6,818円1万9,117円

「世帯人員別1世帯当たり1ヶ月間の収入と支出」2017年

光熱費は2倍以上となっていますが、生活ペースが同じか異なるかによってもちがってくるでしょう。食費は2倍まではいっていませんが、お互いが節約する意識を持つことができれば削減しやすい項目です。

家事の分担はどうする?

家事は分担できるというところが二人暮らしのメリットでもあります。しかし、片方だけに家事の負担が大きすぎると、不満が溜まる原因になってしまいます。共働きだったり学生と会社員だったりと、二人暮らしにも色々なパターンがあるのでお互いの立場や忙しさを考慮して、家事分担を決めましょう。

・共働きの場合共働きだと、お互い帰宅時間にばらつきがあるので、基本早く帰ってきた方が食事の用意をするという決まりにしてしまうのも一つの方法です。週末に作り置きできるおかずをまとめて作っておけば、平日帰りが遅くなった時や疲れている時に重宝します。どちらかが決まった家事を担当するというよりは、時間が空いている方がやるというようにして、二人で協力して乗り切る心がけが大切です。

・会社員と学生の場合週休2日制の会社員と大学生の組み合わせを前提とすると、お互いのタイムスケジュールを把握しておき、日によって時間がある方が料理や洗濯を担当するなど臨機応変にするのがおすすめです。たとえば会社員の方は、平日家事をする余裕がなければ休日の家事を率先してするようにすると不公平感がなくなります。学生もテスト期間やバイトで忙しい時期は、平日の家事まで二人分するのは大変なので、両方共忙しい日は個人個人で食事を用意することにすれば、無理なく暮らしていけそうです。

貯蓄したいなら二人でよく話し合おう

二人暮らしで節約したいなら、片方だけが貯蓄しようと意気込んでも上手くいく可能性は低いでしょう。食費や光熱費を抑えるには、二人で生活費の使い方について見直し、金銭感覚を確認し合うことが大切です。そして、二人の中でいくつかのルールを決めてみてください。
飲み物は外で買わずに用意する、食事の支度は曜日ごとの当番にする、電気はつけっぱなしにしないなど、小さな目標を設定してみましょう。目的なしに節約するのではなく、短期目標としてきちんとできたら外食に行くなど、自分たちにご褒美をあげてみると楽しく節約できます。結婚資金や旅行などを長期目標にして、一人で節約するよりも二人で励ましあって行うのが理想的です。

まとめ
・二人暮らしにかかる引越しの初期費用は家賃の半年~7ヶ月分
・家賃負担は一人暮らしより二人暮らしの方が割安になる可能性が高い
・光熱費や食費は二人暮らしになれば高くなることが多いが、努力次第で節約も可能
・家事の分担はどちらかが不公平にならないように気を付ける

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(2018/12/28)