※対象：東京都内在住の20歳以上の男女、有効回答数6,510人（男性2,981人、女性3,529人）

※生活者実感値上位10都市を家賃相場の安い順で並び替えたもの

もっとも安かったのは立川、次点の府中は公的サービスの評価高い

東京に今住んでいる人たちの生活満足度がもっとも高かったのは武蔵野市でした。そこで調査で上位に入ってきた市区の、ファミリー向けの3LDK～4LDK物件の家賃相場をランキング。移住のしやすさを調べてみました。

最も家賃相場が安いのは満足度で7位だった立川市。図書館や公民館など公共の文化施設やスポーツ施設の充実が支持されていて、これから子育てをしたいと思うファミリーにオススメです。

2位となったのは満足度でも2位につけた府中市。公共の文化施設・スポーツ施設・支援制度など、街の機能と公的サービスの評価が高いうえに、緑も多く、人口も増えているなど今後の発展も期待されています。家賃相場も13万円ほどと23区に比べて住みやすく、コストパフォーマンスに優れた街と言えそうですね。

3位の武蔵野市はバランスの良さが評価されていて、特に自然環境、交通機関、飲食店の充実度が高い満足度に繋がっています。2位の府中市とは、満足度においては非常に僅差でしたが、家賃相場に大きな開きがあります。また都市の評価としては対照的で、公共の機能を求めるなら府中市、交通機関やカフェ・飲食店の充実度を求めるなら武蔵野市、といったようにライフスタイルによって選択するといいでしょう。

以下、行政の評価が高い杉並区（満足度4位）、介護施設が充実している三鷹市（満足度10位）などの街が順に並びます。ランキング中に現れる満足度の高い都市に1度は住んでみたいものですね。