美味しいぬか漬けを作ろう! 自分好みに育てる「ぬか床育成生活」

美味しいぬか漬けを作ろう! 自分好みに育てる「ぬか床育成生活」

  • はてなブックマーク
  • タイトルとURLをコピー

最近、人気が高まっているぬか漬け。
「ぬか漬け男子」なんて言葉も出てくるほど、若い世代にもぬか漬けを楽しむ人が増えているようです。

かくいう私も、ぬか漬け生活を楽しんでいる一人。
私はしっかりとぬかに漬かった、味の濃いぬか漬けが大好きです。しかし、自分好みの味の濃いぬか漬けには、なかなか出会えずにいました。

こうなったら、自分でぬか漬けを作ろう! と、夫の母にぬか床の作り方を教えてもらったのが、私のぬか漬け生活の始まりです。

自分好みの味に育てたぬか漬けの味は格別。朝食に添えて、晩酌に添えて…色々なシチュエーションで美味しくいただきます。
とはいえ、手間がかかって大変そうというイメージがあるのが、ぬか漬けを漬けるぬか床の管理。大丈夫! 意外とぬか床の管理は簡単ですよ。
今回は、頑張りすぎないぬか床管理で、ぬか漬けを楽しむ暮らしをお届けします。

自分好みの味に育てる、楽しいぬか漬け生活

ぬか漬けとは?

ぬか漬けとは、ぬか床と呼ばれる発酵させた米ぬかに野菜を漬けて作る漬物のことです。
そう、ぬか漬けは発酵食品なのですよ。発酵した米ぬかの旨みと酸味、野菜の歯ごたえと美味しさを同時に楽しめるのが、ぬか漬けの醍醐味です。

日本では昔から作られている漬物ですので、「田舎のおばあちゃんが作っていたな」という方も多いのではないでしょうか。

ぬか漬けは、ぬか床の育て方で味が変わります。「おばあちゃんの味のぬか漬けが食べたい」、「自分好みの味のぬか漬けに出会えない」、とお嘆きのあなた。ご自分で育ててみてはいかがでしょうか。

私のぬか漬け生活

ここからは、私のぬか漬け生活を紹介します。

私は、「ていねいな暮らし」、というものに憧れがあるのですが、少しでも面倒だなと思うと続かない人間です。そのため、頑張りすぎないということを重視したぬか漬け生活を送っています。

ぬか漬けに使うぬか床は、常温で保管し季節に合わせて頻繁にかき混ぜ、まめに様子を見なければいけない手間のかかるもの、というイメージがありませんか? そういった難しいことが苦手な私は、ぬか床を冷蔵庫で保管しています。
冷蔵庫で保管することで、季節を問わず一定の温度管理ができます。ぬか床の発酵速度が安定するので、落ち着いてぬか床とお付き合いができるのです。

かき混ぜるのは1日1回。野菜の出し入れするときに行っています。ちなみに、冷蔵庫で保管しているので、うっかり1日くらいかき混ぜ忘れても大丈夫ですよ。
私のぬか漬けは、ぬか床の作り方から保管の方法まで、すべて夫の母から教えてもらいました。ぬか床を冷蔵庫で保管することで、「こんなに簡単にぬか漬けが楽しめるなんて」、とても驚いたのを覚えています。

この日漬けたのは、なすときゅうりと大根です。明日の朝食と明後日の晩酌を楽しみに、ぬか床をかき混ぜ漬けこみます。

ぬか漬けはぬか床から出してすぐ食べるのが一番美味しい、というのはご存じですか? 私は自分でぬか漬け生活を始めるまで知りませんでした。それを知ってからというもの、ぬか漬けを切りながら、つい端っこをポリポつまみ食いしては、娘に「また端っこ食べてるの」と笑われています。

笑う娘に「昔、母が冷蔵庫でぬか漬けを作っていたなぁ」なんて、覚えてくれていたら嬉しいなと思いながら、ぬか漬けを仕込む毎日です。

発酵食品、ぬか漬けの栄養

ぬか漬けは、ただ美味しいだけではありません。ぬか床に漬け込むことで野菜の栄養に米ぬかの栄養が上乗せされ、栄養豊富な漬物になります。

米ぬかに含まれる、皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンB1。米ぬかが発酵することで生まれる、腸内環境を改善してくれる乳酸菌。そういった栄養が、ぬか漬けには含まれています。

忙しい朝、なかなか朝食に野菜を取り入れるのは難しいですが、ぬか漬けを一品添えてみてはいかがでしょうか。家でぬか漬けを作っていれば、食べたいときにすぐに取り入れることができるので、健康を意識した食事ができますよ。

始めよう! 自分好みのぬか漬け作り

ここからは、ぬか床の作り方を紹介します。

初心者向け! ぬか床の始め方

材料
・米ぬか 1kg
・水 1L
・塩 130g
・乾燥昆布(戻さずに使う) 5cm四方2枚
・唐辛子 2本
・捨て漬け野菜(キャベツやきゅうりの切れ端など) 適量

道具
・ぬか床の保存容器(混ぜやすい大きめのものがおすすめ) 
・フライパン
・木べら

1.フライパンに米ぬかを計量カップ2杯程度入れて、こげないように弱火で5から10分ほど炒って炒りぬかを作る。別の容器に取り出して冷ます。この工程を繰り返し、用意した米ぬかを全部炒る
2.炒りぬかが冷めたら保存容器に入れ、塩を全量入れてかき混ぜる
3.水を8割ほど入れて混ぜる。味噌程度の固さになるまで残りの水を少しずつ足し、様子を見ながら混ぜてぬか床を作る。べちゃべちゃにならないように注意すること
4.ぬか床に乾燥昆布と唐辛子、漬け捨て野菜を混ぜて埋める
5.ぬか床表面を軽く押さえ平らにならして、空気を抜く。保存容器側面についたぬかはきれいに拭き取る
6.冷蔵庫に保管し、1日1回かき混ぜる。3~4日に1回、漬け捨て野菜は水分をぬか床で搾ってから、新しいものと入れ替える。漬け捨て野菜についたぬかは、なるべくぬか床に戻す
7.2週間前後で完成。

かき混ぜるときや野菜を漬けるときは、必ず【5.】の手順を忘れずに行うようにしてください。

特に、容器の側面についたぬかの拭き取り残しがあると、カビが生える原因になります。ここは、丁寧に拭き取るようにしてください。

漬け捨て野菜とは

漬け捨て野菜は、ぬか床を発酵させるために必要なものです。キャベツやきゅうりや大根など、ぬか漬けにすると美味しい野菜の切れ端を使いましょう。

漬け捨て野菜には、ぬか床を発酵させるための菌がたくさんついています。取り出すときに水分を搾ったり、付着したぬかを戻したりするのは、その菌をぬか床に残すために行っています。発酵した菌がぬか床に増えることで、ぬか漬けの酸味や風味が生まれるのです。

大切にぬか床に戻してあげましょう。

ぬか漬けにおすすめの野菜

ぬか床が完成したら、いよいよぬか漬け生活スタートです!

冷蔵庫で保管するぬか床は、常温のぬか床よりも野菜が漬かるまで日数がかかります。ぬか床自体の塩分量や環境によって漬かり方が違いますので、まずは色々漬けて食べてみましょう。

まずは、1~2日で簡単においしく漬かる、下記のような野菜がおすすめです。

きゅうり
ぬか漬けといったら、やはりきゅうりですよね。そのままぬか床に漬けるだけで、簡単にぬか漬けになります。

大根・人参
皮をむき、太いものは縦半分や4分の1に切って漬けます。根菜ですが、意外と早く漬かりますよ。

みょうが
そのまま漬けます。みょうがの風味がクセになる味わいです。

パプリカ
種をとり、4分の1程度に切って漬けます。パプリカの甘みと歯ごたえがたまりません。

野菜を取り出すときは、付着したぬかをぬか床になるべく戻すようにしましょう。食べるときは、さっと水で洗っていただきます。早く漬けたいときや漬かりが甘いなと思ったときは、野菜を塩もみしてから漬けると水分が抜けて早くしっかり浸かります。

ぬか漬け生活をスタートして、「今回のぬか漬けが一番美味しい! 」と思ったタイミングがあれば、必ずぬか床の味見をしておきましょう。その味をキープするようにぬか床を育てていけば、常に美味しいぬか漬けが食べられるようになります。

ぬか床はこうやって育てよう

ぬか漬け生活において、どうしよう? と困ったときの対処方法を紹介します。焦らずに、じっくりぬか床を育てましょう。

ぬか床のぬかが減ってきたとき
米ぬかを足します。計量カップ1杯程度の炒りぬかを準備し、小さじ1の塩と混ぜましょう。ぬか床の水分が多いときはそのまま入れ、ぬか床の水分が少ないときは、味噌程度の硬さになるように水と混ぜてから、ぬか床に入れてください。

全体を混ぜ、ぬか床の味見をして塩分が少ないようなら、塩を足して調整しましょう。

ぬか床の水分が多すぎるとき
野菜から水分が出るので、どうしても水分が多くなりがちです。キッチンペーパーに吸わせたり、容器を傾けて直接水を捨てたりします。ぬか床の表面に傾斜をつけておくと、低い場所に水がたまるので処分しやすいですよ。

水と一緒に塩分が抜けていきますので、週に一度は味見をして、塩を足すようにしましょう。

旨みを足したいとき
ぬか漬けを食べて、もうちょっと旨みが欲しい! と思ったときには、干し椎茸や乾燥昆布を漬けます。10日程度漬けて処分してもいいのですが、3~4日程度で取り出して刻み、水分を切った白菜と混ぜて食べても美味しいですよ。

乾物は水分を吸ってくれるので、ぬか床の水分が多いときにもおすすめです。

旅行や帰省で、かき混ぜられない日が続くとき

ぬか床を冷凍保存しましょう。ぬか床から昆布などの取り出せるものはすべて取り出し、冷凍保存ができるビニール袋に入れて空気を抜いて密閉、冷凍庫で保存します。自然解凍すれば、またぬか漬け生活が再開できます。

ぬか漬けを楽しみたいあなたに、おすすめの住まい

大きい冷蔵庫がおける、広いキッチンの住まい

ぬか床を冷蔵庫に入れるとなると、ファミリーサイズの冷蔵庫は欲しいですね。また、ぬか床が自分好みに成長してくると、どんどん色々な野菜を漬けたくなり、野菜の購入量が増えていきます。
ぬか漬け生活を楽しむために、大きめの冷蔵庫が置ける広いキッチンの住まいがおすすめですよ。

必要なアイテムをらくらく収納、パントリーのある住まい

乾燥昆布に唐辛子や干し椎茸など、美味しいぬか漬けを作るには、ちょっとかさばる乾物が必要不可欠です。キッチンにパントリーがあると、ぬか漬け生活に便利ですよ。常温でぬか床を管理したい方にも、パントリーは保管場所としてぴったりですね。

ぬか漬け生活を始めよう!

始めてみると、意外と簡単なのがぬか漬け生活です。明日食べることを考えて、ぬか床をかき混ぜ、野菜を漬けるのは楽しいものですよ。
慣れてきたら、チーズやゆで卵など野菜以外のぬか漬けにチャレンジしてもいいですね。ぬか漬けは、実に奥が深い食べ物だなと思っています。

ゆうこ

ゆうこ

"転勤族の夫を持ち、現在は京都在住の2児の母。
夫実家の和歌山県南部、奥熊野にある農家民泊を手伝いながら、海や川や山でアウトドアを楽しむ生活をしています。

ブログ「うらのうら」にて、家族で気軽に楽しめるアウトドア情報や、秘境と言われる和歌山県南部の情報を発信中。"

※このページの内容は、2020年11月27日時点での情報です。掲載内容の実施に関してはご自身で最新の情報をご確認ください

この暮らしの記事を共有しませんか?

  • はてなブックマーク
  • タイトルとURLをコピー

LIFULL HOME'Sは安心・安全のための取り組みを行っています

  • 信頼できる物件情報サイトNo.1を目指して

    このサイトは「不動産情報サイト事業者連絡協議会」が定める情報公開の自主規制ルールに則ったサイトとして承認されています。

  • 情報セキュリティマネジメントシステム国際規格
    すべての情報を適切に取り扱うために

    株式会社LIFULLは、情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO/IEC 27001」および国内規格「JIS Q 27001」の認証を取得しています。