房総半島南部に位置する「いすみ市」は、太平洋に面した温暖な気候と豊かな自然に恵まれた街です。サーフィンの聖地として名高い一方で、広大な田園風景が広がり、どこか懐かしさを感じさせる魅力も持ち合わせています。
JRわかしお1号特急で東京駅から大阪駅まで約80分、JR外房線各駅停車で千葉駅からは約70分と、都心からのアクセスも良好です。週末のちょっとした旅行にも適したスポットです。
今回は、いすみ市の大原駅周辺で暮らしていた私が、いすみ市の魅力をご紹介します。いすみ市の住みやすさが気になるという方は、ぜひ参考にしてみてください。いすみ市の物件を探す
いすみ市はどんなところ?基本情報

海と田園風景が広がる、自然が豊かないすみ市。ゆったりとした時間が流れるこの街の魅力をご紹介します。
いすみ市の概要
いすみ市には、JR外房線といすみ鉄道が走っています。いすみ市内には以下のJR外房線の停車駅があります。
〈いすみ市内にあるJR外房線の停車駅〉
・太東駅
・長者町駅
・三門駅
・大原駅
・浪花駅
中でも、大原駅はいすみ市の玄関口として、多くの観光客や移住者が利用する駅です。駅周辺には、スーパーや飲食店、銀行に病院など、生活に必要な施設がそろっています。
いすみ鉄道は、市民に親しまれているローカル線です。JR外房線の大原駅から小湊鉄道の上総中野駅までをつなぎ、地域の生活交通手段として多くの人々に利用されています。
いすみ市は、千葉の三大米産地として知られています。品質の高さで知られる献上米「いすみ米」が、名産品として有名です。
一流シェフたちにも認められる伊勢海老やタコ、サザエやアワビなど、豊富な魚介類が豊かな海の恵みを表しています。さらに、「梨」や「ブルーベリー」などの良質な山の幸も特産品として知られています。
いすみ市のお店事情
いすみ市には、2024年10月1日時点で、約3万5,000人が住んでいます。市の規模は小さいですが、必要な施設がコンパクトにまとまっており、日常生活に不便を感じることはありません。
いすみ市には、昔ながらの商店や飲食店も多く残っており、地元の人との温かい交流も魅力です。特に、大原漁港で水揚げされた新鮮な魚介類を味わえる飲食店は、地元の人はもちろん、観光客からも人気を集めています。
伊勢海老料理・地ダコ料理といったご当地グルメが味わえるお店をいくつか紹介します。
〈いすみ市内のご当地グルメが味わえるお店〉
・いけす料理あき
・地魚レストラン晴海
・伊勢海老旅館 伝九郎
・割烹 かねなか
・漁師料理 船頭の台所
・うなぎの平八
・地魚料理 とと庵
いすみ市の住みやすさ
私がいすみ市に住むことを決めたのは、都会の喧騒から離れ、海と田園風景に囲まれた、ゆったりとした時間を過ごしたいという願いがあったからです。
いすみ市の最大の魅力は、何といっても雄大な九十九里浜ではないでしょうか。どこまでも続く広大な砂浜は、都会では味わえない開放感を与えてくれます。
特に、海好きから大人気の太東海岸は、いつも多くのサーファーで賑わっていて、サーフィンに挑戦したい方にも最適です。波の音だけが響き渡る海岸線に身を置くと、日々のストレスもすっかり忘れ、心身ともにリフレッシュできます。
毎年アカウミガメが卵を産みに訪れる砂浜や、里山にやってくるコウノトリやコハクチョウなど、豊かな自然に恵まれた環境が整っています。全国有数の漁場が広がる漁師町でもあるので、新鮮な魚介類を求めて、大原漁港に足を運ぶのもおすすめです。
いすみ市は、田園風景が広がる穏やかな農村地帯としての側面も持ち合わせています。広大な田んぼに映る夕焼けやローカル線が走るのどかな田園風景は、訪れる人の心を和ませてくれるでしょう。
東京から程よい距離にあり、都心部からのアクセスのよさも、私がいすみ市に住むことを決めた理由の1つです。都会の忙しさを忘れ、自然と触れ合いながらゆったりとした時間を過ごしたい、そんな願いを叶えてくれる場所です。
いすみ市の住まい事情

いすみ市の住みやすいエリアの特徴と魅力
いすみ市は、海・山・田園風景と、豊かな自然に恵まれた、多様な魅力を持つ街です。興味を持ったエリアを訪れてみて、自分にぴったりの場所を見つけてみてはいかがでしょうか。ここからはいすみ市を5つのエリアに分けて魅力を紹介します。
千葉県で最大の流域面積を持つ夷隅川周辺は、自然が豊かな場所でリラックスしたい人におすすめのエリアです。夷隅川沿いには、散策やピクニックを楽しむのにぴったりな公園が点在し、鳥のさえずりや川の流れを感じながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
いすみ鉄道の西大原駅周辺は、昔ながらの街並みが残るノスタルジックな雰囲気のエリアです。田園風景が広がるゆったりとした時間が流れる場所で、憧れのスローライフを送れます。
このエリアには、地元で人気のカフェやレストランがいくつかあり、自然の中で味わうランチは格別です。中でも、ライステラスカフェは観光にきた方にも大人気のレストランです。緑に囲まれたテラスで、地球環境にも体にも優しいヘルシーな食事を楽しめます。
いすみ市の中心地である大原エリアは、いすみ鉄道とJR外房線が乗り入れる交通の要所です。駅周辺にはスーパーやドラッグストア、飲食店などが充実しており、生活に必要なものは一通りそろいます。
港町でもある大原は、新鮮な魚介類が豊富で、地元の市場で購入した魚を使って、自宅で豪華な海鮮料理を楽しめます。自然とともにアクティブな生活を送りたい方に理想的なエリアです。
大原海水浴場は毎年7月中旬から8月中旬にかけて利用でき、トイレ・シャワー・駐車場などの便利な設備が整っています。広々とした砂浜は、特に家族連れに人気があります。
サーフィンのメッカとして知られる太東エリアは、太平洋に面した美しい海岸線が魅力です。
太東は九十九里浜の最南端に位置するサーフポイントです。湘南や鴨川と並び、日本のサーフィンが発祥した地として知られています。南側の岬と漁港のおかげで波が穏やかで、初心者でもサーフィンしやすいです。年間を通して良質な波を楽しめるので、多くのサーファーが訪れています。2007年と2008年には、ロングボードの世界大会が開催されました。
おしゃれなカフェやサーフショップが集まっており、サーフィンライフを満喫したい方にぴったりです。
太東駅周辺にはスーパーやコンビニ、飲食店もあり、生活にも便利です。都心から電車で約1時間半とアクセスも良好なので、週末はサーフィン三昧、平日は都内で仕事といったライフスタイルも実現できます。
緑の豊かな岬町エリアは、静かで落ち着いた住環境が魅力です。小中学校や病院、スーパーマーケットなどもそろっており、子育て世代にも、安心の住環境として知られています。岬公民館には図書室があるので、お子さんの学習の場所としてもおすすめです。
岬町エリアは、県立夷隅自然公園など、自然を満喫できるスポットも充実しています。休日には家族でハイキングやピクニックを楽しめるでしょう。
高さ15.9mの白亜の光が目印の太東埼灯台は、南房総国定公園にも認定されています。約41km先まで照らす光が、海の安全を守っています。太平洋を一望できる絶景スポットとして、初日の出や週末の特産品販売も人気です。毎年5月4日には「燈台まつり」が開催され、お子さんと一緒に、初夏の思い出を作れるでしょう。
歴史的な建造物が多く残る国吉エリアは、山間部に位置した自然が豊かな地域です。神社やお寺といった、味わい深いスポットが点在しています。
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている明王山飯縄寺は、天狗の寺として知られています。海での安全や商売の繁盛、そして病気や災いがないようにと、人々のさまざまな願いに応えてくれる祈願寺として、古くから多くの人々の信仰を集めてきました。
飯縄寺の門前通りは、趣のある民家が軒を連ねており、まるでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。
千葉県いすみ環境と文化のさとセンターは、地域に根ざした歴史や文化に触れ、自然と共生することの大切さを体感できる施設です。館内には、かつて農作業で実際に使用されていた農具や民具が多数展示されています。「種籾転圧器」や「足踏み式脱穀機」など、今では見かけることのない珍しい道具たちは、当時の農作業の工夫と苦労を物語っています。
特に興味深いのは、これらの展示品の多くが単なる展示にとどまらず、現在もセンターで使用されていることです。実際に使われている道具を見ることで、先人の技術と伝統をより身近に感じられるでしょう。
いすみ市で叶える、豊かなスローライフ
いすみ市は、美しい海岸線と豊かな自然が織りなす、ゆったりした時間が流れる心地よい街です。自然の中での新しいライフスタイルを夢見る方にぴったりの場所です。市内には日常生活を支える施設が充実しており、子育てやセカンドライフにも安心な環境が整っています。
若者からシニアまで、各ライフステージに合った生活が実現できるところが、いすみ市の最大の魅力です。太東エリアのサーフィンスポットや国吉の歴史的な街並みなど、個性豊かなエリアを探索しながら、自分に合った暮らし方を探すのも楽しいでしょう。
都会から少し離れて自然と触れ合いながら、穏やかなスローライフを送りたいという願いを叶えてくれる、いすみ市の魅力を発見し、新たな一歩を踏み出すきっかけにしてみてくださいね。
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