日野市は、東京都のほぼ中央に位置しており、「東京のへそ」ともいわれています。 市内を3路線の電 車が走り、新宿まで約40分と都 心へのアクセスがよいです。一方で、多摩川と浅川の清流や豊かな森、多摩動物公園 などで、自然や動物と触れ合える魅力的なエリアです。新選組ゆかりのスポッ トや高幡不動尊金剛寺 がある、歴史のある街です。

わが家は、日野市に住んで5年目です。今回は、保育園児の子育て真っ最中の私が、日野市の子育て事情を体験談とともにお伝えします。日野市で子育てを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。日野市の物件を探す

※掲載情報は執筆時点のものです。営業時間などが変更になる場合があるため、お出かけ前に公式サイトなどで最新情報をご確認ください。

水車小屋(向島用水親水路)

 

はじめに、日野市の概要について紹介します。

 

日野市には、12もの鉄道の駅があります。主要駅である日野駅のほか、豊田駅や高幡不動駅もバリアフリー化などが開発が進み、生活のしやすさを実感しています。

 

市内を走るのは、JR中央線・京王線の2つの鉄道と多摩モノレールです。新宿まで乗り換えせずに40分で行けるほか、八王子や立川など近郊の都市へ出やすいのが魅力です。

 

甲州街道と川崎街道が通っており、車でも移動しやすいエリアといえるでしょう。

 

日野市は自然も豊かで、国土交通省の「水の郷百選」に認定されています。多摩川と浅川という2つの清流に加え、湧水や景観のよい用水も豊富です。

 

市が今後50年を描いた「50年ビジョン」では、将来像を「水都(すいと)日野」と定め、水資源を活かしたまちづくりを目指しています。

 

加えて、日野は新選組ゆかりの地としても知られています。副長・土方歳三や六番隊長・井上源三郎が生まれ育った場所で、関連スポットも多いです。

 

毎年5月に開催される「ひの新選組まつり」では、隊士パレードが行われます。子どもが楽しめるイベントも盛りだくさんなので、親子で楽しく歴史を学べます。

 

引越しを検討していたタイミングでは、まだわが家に子どもがいませんでした。将来のいろいろな可能性を考慮して「子育てがしやすくて、大人だけで住んでも楽しい街」というテーマで、引越し先を選びました。

 

候補の中でも、治安がよく、自治体も子育てに積極的な日野市は、とても好印象でした。実際に子どもが生まれて、そのありがたみを実感しています。

 

高幡不動尊金剛寺や京王百草園、多摩動物公園など、歩いて楽しめるスポットが多いのも、散歩好きの私にとってうれしいポイントです。

 

子どもが小さいうちは遠出もしにくいですが、市内のそのようなスポットでは定期的にイベントが開かれるため、本当に助かっています。

子ども包括支援センターみらいく

 

私は現在、保育園児の子どもと夫の3人で暮らしています。ここでは、実際に住んで分かった日野市の子育ての魅力について、データを交えてお伝えします。

 

日野市の人口は、18万7,494人(2024年1月時点)です。減少した年も見られるものの、全体を見ると増加が続いています。

 

人口の平均年齢は44.3歳です。都内では23番目に低く、少子高齢化の影響が比較的小さいエリアといえるでしょう。

参照元:東京都日野市の住まいと暮らしやすさ(住まいインデックス)2024年7月21日時点

 

子どもの数が安定している日野市は、保育園や幼稚園も充実しています。市内の保育施設は、以下の通りです(2024年7月時点)。

 

・認可保育園 (公立)9園

・認可保育園(私立)31園

・小規模保育事業 5園

・認定こども園 2園

・認証保育所 9園

・家庭的保育(保育ママ)1園

・企業主導型保育事業 4園

・幼稚園 13園

 

2024年4月の日野市の待機児童数は、26人でした。近年は減少傾向にあり、日野市が待機児童数の問題へ積極的に取り組んでいることが分かります。

 

実際にわが家も、0歳の4月から希望の園に入園できました。自然あふれる日野市の保育施設の多くで、環境を活かしたカリキュラムが組まれているのも特徴です。

 

子どもたちは、緑道や川原を散歩したり、農園で野菜に触れたりする体験などを楽しんでいます。日野市ならではの自然体験をたくさん楽しみながら、わが子もすくすくと育っていっています。

 

日野市は「新!ひのっ子すくすくプラン!」という子ども・子育て支援事業計画を策定しています。「子育てしたいまち・しやすいまち」の実現に向けて、長期的に取り組んでいるのです。

 

ここでは、日野市の子育て支援情報を5つピックアップして、紹介します。ただし、これらの内容は今後変更になる可能性があるので、最新情報は日野市の公式ホームページを確認してください。

 

妊娠中から子育て中まで、幅広い層が利用できる施設です。子育て課や保育課、子ども家庭支援センターの事務所が入っており、専門家に子育ての相談をしたり、支援を受けたりできます。

 

2024年6月には、乳幼児と保護者の遊びや交流の場『子育てひろば』と、中高生世代の居場所『中高生世代スペース』が施設内にオープンしました。

 

アプリによる事前予約制でのびのびと遊べて、絵本やおもちゃも充実しているおすすめの場所です。

 

日野市では、出産・子育て応援交付金事業を実施しています。面談やアンケート回答・赤ちゃん訪問を通して、妊娠中や産後の家庭の孤立を防ぎつつ、子育てによる経済的な負担をサポートしてくれます。

 

産後2ヶ月ごろまでを目安に、栄養バランスのとれた昼食を良心的な値段で、定期的に届けてくれるサービスです。同居している未就学児の分もつくってもらえるので、兄弟のいる家庭にもうれしいでしょう。

 

配達員は、産後の見守りも兼ねています。置き配にも対応してもらえるので、お母さんの体調に合わせて利用してみてください。

 

1991年からはじまった日野市のファミリー・サポート・センターは、有償ボランティアの会員組織です。「困ったときはお互い様」の気持ちで、手助けが必要な市民のサポートをしてくれます。

 

サポート内容は多岐にわたり、子育て世帯の場合は、体調不良時の子どもの世話や送迎の代行、産前・産後の家事や新生児の世話の補助などを受けられます。

 

子ども医療費の助成は、0歳から18歳までのすべての子どもの保険診療にかかる医療費が、無料になる制度です。

 

<助成内容>

保険適用の自己負担分

※食事療養費標準負担額を除く

参照元:日野市の補助金・助成金情報(住まいインデックス)2024年7月21日時点

(多摩動物公園)

 

ここからは子育て中のわが家が感じた、日野市の魅力についてお伝えします。

 

日野市は都心へのアクセスがよいため、ときには都会的な生活も楽しみつつ、普段は豊かな自然を思う存分に満喫できます。

 

都市型農業が盛んで、市内にある由木農場では夏にブルーベリー狩りを、秋にりんご狩りを体験できます。こだわりの卵や旬の野菜を買えるため、子どもの食育にぴったりです。

 

日野市には、ほかにもこうした体験型の農園があるので、家から近いところを探すのもよいでしょう。

 

日野市には、自然を感じられる緑道や公園が身近にたくさんあります。カブトムシやクワガタもいるので、夏休みには親子で虫取りを楽しめます。運がよければ、カワセミやフクロウを見られるほど、生態系が豊かです。

 

さらに生き物のことが知りたくなった場合は、多摩動物公園に足を運ぶのもおすすめです。昆虫生態園やウォークインバードケージでは、チョウや鳥たちをすぐ目の前で観察できます。

 

授乳室やベビーベッドもあり、ベビーカーもレンタルできるので、乳幼児連れでも過ごしやすいです。参加型のイベントもたくさん開催されていて、わが家は年間パスポートを買って通っています。

施設名:由木農場

住所:東京都日野市百草1072

営業時間:12:00~16:00

施設名:東京都多摩動物公園

住所:東京都日野市程久保7-1-1

アクセス:京王線、多摩モノレール 多摩動物公園駅から徒歩約1分

営業時間:9時30分~17時(入園および入園券・年間パスポートの販売は16時まで)

 

高幡不動尊金剛寺と参道の商店街を中心に、イベントやお祭りが開催されます。だるま市や花まつり、あじさいまつりなど、年間を通して歴史のある行事に触れられます。

 

毎月開催されるござれ市(骨董市)や、フリーマーケットも見どころです。ござれ市では、学校の授業でしか見かけないような古民具も多く出ており、親子で見にいくといろいろな発見があります。

 

実際に住む場合、気になるのが家賃相場です。隣接する立川市や多摩市に比べると、家賃相場はやや安くなります。

 

近隣の八王子市とは同程度で、都心から遠くなるほど賃料が安くなる傾向にあります。利便性や治安のよさ、環境のよさを考えると、十分にコストパフォーマンスに優れた街といえるのではないでしょうか。

 

<1LDK・2K・2DKの家賃相場>

・日野市:8.83万円

・立川市:11.25万円

・八王子市:8.90万円

 

<2LDK・3K・3DKの家賃相場>

・日野市:11.52万円

・立川市:11.78万円

・八王子市:11.36万円

 

夫と私がはじめに暮らしていたのは、杉並区の2DKのアパートでした。杉並区の2DKの家賃相場は、15.50万円です。日野市であれば、もっと安い家賃で広い部屋を借りられます。

 

23区と比べると家賃が大幅に抑えられるので、その分を教育資金に充てたり、子どもとのレジャーの費用に充てたりできます。

家賃参照元:LIFULL HOME’S家賃相場 東京都(2024年7月21日時点)

 

ここまでお伝えしてきたように、日野市は子育て世帯にとって魅力が満載です。その中でも、特に子育てがしやすいエリアを2ヶ所紹介します。

イオンモール多摩平の森

 

緑豊かな土地に、イオンモール多摩平の森を中心とした整備された街並みが続きます。少し歩くと黒川清流公園もあり、都会派の人も自然派の人も満足できるエリアです。

 

イオンモール多摩平の森では、親子で楽しめるイベントが常時開催され、週末には多くの家族連れでにぎわいます。

 

ショップだけでなく、四季の森ガーデンという広場も併設されていて、子どもたちがのびのびと遊ぶことができます。

 

イオンモール多摩平の森の隣には、多摩平の森ふれあい館という複合施設があります。図書館や児童館、地域子ども家庭支援センターが入っており、こちらも親子や子ども同士で過ごすのにおすすめです。

 

そのほかにも、保育施設やクリニックもたくさん集まっていて、ファミリー層も多く見かけるエリアです。

施設名:イオンモール多摩平の森

所在地:東京都日野市多摩平2丁目4-1

アクセス:JR中央線豊田駅北口から徒歩3分

施設名:多摩平の森ふれあい館

所在地:東京都日野市多摩平2-9

アクセス:JR中央線豊田駅北口より徒歩約7分

高幡不動尊

 

高幡不動駅は京王新宿線と多摩モノレールが通っており、立川・新宿・多摩センターと、どの方面へも出やすいのが魅力です。急行や特急も止まるので、都心への行き来にとても便利です。

 

駅直結のショッピングセンターがあり、京王ストア高幡店をはじめ、多数のショップが入っています。

 

駅前にも、地元密着型の食品の店おおた高幡不動店があり、日曜日の高幡激安市では開店前から行列ができています。参道の商店街と合わせて、普段の買い物には困りません。

 

高幡不動尊金剛寺や浅川、多摩動物公園も近く、保育施設の園児たちがよく散歩に来ているのを見かけます。歴史情緒と自然をいっぺんに楽しめるので、子育て世帯におすすめしたいエリアです。

 

日野市は、利便性と豊かな自然の調和がとれているエリアです。子どもにたくさんの体験をさせてあげたいと思ったとき、日野市には豊富な選択肢があります。

 

ウグイスやヒグラシの声で朝目覚めたり、高幡不動尊金剛寺の行事を散歩がてらに立ち寄ったりできることが魅力です。

 

日野市に住んで子育てをしていると、日々の暮らしの中で自然や歴史の情緒を感じられます。

 

産婦人科・小児科へのLINE相談窓口や、人気の児童書が読み放題の電子図書館など、新しいサービスもどんどんはじまっています。

 

都内で子育てしやすいエリアに引越しを検討中の方は、ぜひ日野市も候補に入れてみてください。

 

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更新日: / 公開日:2026.02.27