大分県大分市は、九州地方に位置する美しい山と海に囲まれたすてきな都市です。もともと関東に住んでいたわが家は、夫の仕事がテレワークになったタイミングで夫の出身地である大分市へ引越しました。
実際に大分市で子育てをして感じたのは、大分市の豊かな自然や地域社会の温かさが、子育てに理想的な環境だということです。子育て支援は非常に手厚いので、わが家は大分市に引越したことに満足しています。大分市の物件を探す
今回の記事では、実際に暮らして分かった大分市の子育てに関する魅力について、大分市で子育てしている「2児の母の目線」でお伝えします。
大分市での子育て

まずは、大分市の概要について紹介します。
大分市の概要
大分市は大分県の中東部に位置する県庁所在地です。市内には山や川、美しい海岸線が広がっています。また、温泉地としても知られ、多くの観光客が訪れる場所でもあります。
市内には家族連れで楽しめるショッピングモールはもちろん、大分市ならではの自然と調和した個性的な公園も多いです。「こどもルーム」という親子で集まれる無料の施設が市内に点在しており、親子で快適に遊べます。
数年前の大分駅は少し寂しいイメージでしたが、現在は再開発が進み、明るくフレッシュな街並みとなっています。新しく駅ビルが建ち、商店街も以前よりにぎわっており、暮らしがより便利になりました。子育て支援の手厚さもあり、家族連れをよく見かける和やかな街並みです。現在も大分駅の北口側は再開発が行われており、今後もさらなる発展が期待できます。
わが家が子育て環境に大分市を選んだ訳
わが家は関東に住んでいましたが、夫の仕事が完全テレワークになったのをきっかけに、夫婦の出身地である九州への移住を考え始めました。
最終的に大分市を選んだ理由は、海と山がどちらも身近にあり、自然に触れることで子どもたちがのびのびと成長できると考えたからです。
実際どう?大分市の子育て

私は大分駅近くのマンションで未就学児の子どもたちと夫の家族4人で暮らしています。ここからは実際に大分市での子育て経験を通じて、私たち家族が感じた、大分市の魅力についてお伝えしていきます。
数字で見る大分市の子育て事情
2021年度の大分市の出生数は3,695人で、出生率は7.8%でした。これは全国平均(6.6%)を上回る数字で、大分市が子育て世帯にとって魅力的な環境であることを示しています。
大分市の保育施設数は以下のとおりです。
・保育施設131
・保育室7
・小規模保育16
・事業所内保育4
内閣府のホームページで公表されている情報によると、2021年度大分市の待機児童は0です。わが子は、2023年度入園で希望の園へ入園できました。年度の途中で他県から大分市に転入してきた方も、空きのある園をいくつか見学して園を選び、わが子と同じ園に転入されていました。
大分市の子育て支援情報
私は関東から大分市に引越し、これまでに2つの地域で子育てをしましたが、大分市は非常に子育てがしやすいと感じています。
ここでは大分市の子育て支援情報のうち、主なものを5つご紹介します。ただし、ご紹介する内容が今後変更になる可能性もありますので、最新情報は大分市の公式ホームページなどでご確認ください。
大分市では子どもが生まれた家庭に、地域の子育て支援サービスで使える「ほっとクーポン」というクーポン券を配布しています。これは、市内の参加店舗で利用でき、子育てに関する商品やサービスに利用できます。
例えば、絵本・予防接種・一時預かり・おむつやミルクの購入などが対象です。地域経済の活性化と同時に、子育て家庭への経済的な支援が行われています。
配布金額は出生順位×1万円(例:第2子×1万円=2万円分)となっており、有効期限は3歳の誕生日の前日までです。
わが家は長男が1歳半の頃に大分市に転入したため、転入後に受け取りました。

こどもルームは親子が気軽に遊びに行ける子育て支援センターです。大分市内に11ヶ所点在しており、それぞれに特色があります。
例えば、大きな庭・衛生管理が行き届いた砂場・運転できる車の遊具・大きな滑り台など、場所によってさまざまです。おもちゃの内容も異なりますので、子どもと日替わりで別の場所に行くと新鮮で楽しいですよ。
こどもルームでは、読み聞かせや工作、ボランティアの先生によるイベントもよく開催されているので、こどもルームの予定表を確認して遊びに行くのもおすすめです。
【市内のこどもルーム】
・府内こどもルーム(旧中島小学校舎内)
・大分南部こどもルーム(大分南部公民館内)
・明治明野こどもルーム(明治明野公民館内)
・原新町こどもルーム
・鶴崎こどもルーム(鶴崎市民行政センター内)
・大南こどもルーム(大南市民センター内)
・稙田こどもルーム(稙田市民行政センター内)
・大在こどもルーム(大在市民センター内)
・坂ノ市こどもルーム(坂ノ市市民センター内)
・佐賀関こどもルーム(佐賀関市民センター内)
・中央こどもルーム(J:COMホルトホール大分内)
施設名:こどもルーム
利用料:無料
開館時間:9:30〜17:00
休館日:日曜日・祝日・年始年末(12月29日~1月3日)
中央こどもルームは第2・第4月曜日(祝日の場合は翌日以降の平日)、年始年末(12月28日~1月3日)
対象者:市内の児童が対象(乳児や幼児など就学前の子どもと、校区外の小学生は保護者と一緒に利用可能)
子どもは風邪をひきやすく、病院にお世話になる機会が多く、経済的な負担もかかります。
大分市では子育て世帯の経済負担を軽減するために、保護者が支払う医療費(保険診療の自己負担額)を大分市が助成しています。わが子は生まれたときから肌が弱く、皮膚科に通っているので、このような制度はとっても助かりました。
対象者:0歳から中学生(15歳到達後最初の3月31日まで)
自己負担金:通院・入院ともに無料
大分市では1964年にすべての小学校で給食が完全実施されており、1970年にはすべての中学校で給食が完全実施されました。
食べ盛りの子どもたちのお弁当を作るのは楽しいですが、毎日となると大変です。小学校も中学校も給食がきちんと出るのは、非常にありがたいです。
大分市では将来赤ちゃんを授かることを望むご夫婦や、不妊で悩んでいるご夫婦の妊活を支援しています。生殖補助医療と併せて実施する、先進医療にかかる費用の一部を助成しています。
助成対象:治療開始時に法律上の婚姻、または事実婚関係の夫婦。
妻の年齢が43歳未満であること。
申請時に夫婦のどちらかが大分市の住民基本台帳に登録されていること。
助成額:生殖補助医療のうち保険適用治療と併せて実施した先進医療にかかる費用に対して7割を助成(上限10万円)。
大分市では、地域のボランティアの方などが子どもや親、地域の人たちに無料もしくは低価格で食事を提供する場所として、子ども食堂を開設しています。ご飯を食べるだけでなく、宿題などの学習やゲームなどのレクリエーションをしているところもあり、「子どもたちの居場所」を提供しています。
大分市の補助金・助成金情報【住まいインデックス】
大分市での子育て体験談
ここからは、実際に大分市で子育て中のわが家が感じた、大分市で子育てをする魅力についてお伝えいたします。
大分市で子育てをする魅力
大分市に移住する以前はにぎやかな関東に住んでいたので、移住したら穏やかな日々を過ごせると予想していましたが、いい意味で裏切られました。私が子育てをしていて感じる大分市の魅力は、海や山が近く、親子で特別な経験を得られるところです。
自然が豊かな大分市は、車で30分以内の場所に、海と山の両方があります。自然に恵まれているため、夏には山でセミ・クワガタ・カブトムシなどを捕まえられますし、海では一年を通して魚釣りを楽しめます。大分では都会で味わえない経験を、日常的に体験することが可能です。

車で1時間以内の場所にある大分マリーンパレス水族館「うみたまご」では、生き物と気軽に触れ合えます。わが家は年間パスポートを購入して頻繁に通っています。「うみたまご」は動物たちのパフォーマンスや触れ合いスポットが充実しており、毎日イベントが行われていて、何度通っても新鮮で楽しめる場所です。

わが家の子どもたちはクラゲの水槽がお気に入りで、さまざまなライトに照らされて、予測できない泳ぎをするクラゲを観察することが多いです。
大分市の子育て環境
全国的に高齢化が進んでいる日本ですが、大分市も例外ではありません。しかし、大分市は県外から市内に移住する方を支援しているので移住者が多いです。わが家も支援事業を利用して移住しました。
大分市にはこの土地ならではの自然と融合した個性的な遊び場が多く、子どもの好奇心をかき立てます。わが家の子どもたちがお気に入りの遊び場はたくさんあるのですが、七瀬川自然公園は一番のお気に入りなので、何度も通っています。

また、大分ならではの足湯がある佐野植物公園にもよく行きます。ここには観賞温室もあり、熱帯や亜熱帯の植物を一年中観賞できます。パイナップルやバナナなど、子どもたちに身近な植物があり、行くたびに興味津々で眺めている子どもたちの姿がかわいいです。
大きな丘を利用した草すべり広場やスライダーなどがあり、子どもも大人も大興奮で楽しんでいます。春には桜が美しく、花見客も多いです。
私が大分市であまりの美しさに感動した田ノ浦ビーチという場所も、親子で楽しめます。ビーチという名称ですが、大きな船の遊具があり、美しい砂浜や汚れたらすぐに洗い流せる水道もあるので、子どもたちを遊ばせるのに適しています。
夏季にオープンする海水浴場は波が穏やかで、ライフセーバーが見守ってくれていることもあり、安心して子どもたちと海水浴を満喫できました
実際に移住するとなれば、家賃などの住まい情報も気になるでしょう。わが家は移住前の数年間、東京都や横浜市に住んでいましたが、大分市は以前住んでいた場所と比べると、家賃相場がかなり安かったです。
大分市の間取り別の家賃相場は、以下のとおりです。
〈大分市の家賃相場〉
・ワンルーム:4.82万円
・1LDK:6.95万円
・2LDK:7.52万円
家賃参照元:LIFULL HOME’S家賃相場 大分市(2024年2月19日時点)
大分市の近隣にある人気観光地の別府市だと家賃相場は、以下のとおりです。
〈別府市の家賃相場〉
・ワンルーム:4.15万円
・1LDK:6.05万円
・2LDK:7.00万円
家賃参照元:LIFULL HOME’S家賃相場 別府市(2024年2月19日時点)
別府市と比較すると、大分市の方が家賃相場が高めであることが分かりました。大分市は、手厚い子育て支援や豊かな自然環境が魅力です。それだけでなく、ターミナル駅である「大分駅」があり、さまざまな特急列車も運行をしているため、福岡県や熊本県へのアクセスも良好です。自然豊かで交通の利便性も高いために、家賃相場も高めに設定されているのかもしれません。
わが家は、首都圏から大分市に引越しをしてきて、子育てがしやすい環境に非常に満足しています。
大分市の子育て世帯におすすめのエリア
ここまでお伝えしてきたように、大分市は全体的に子育てがしやすい地域です。ここでは、その中でも特に子育てがしやすいエリアをご紹介します。

最初におすすめしたいのは、わが家が現在住んでいるJR大分駅周辺です。大分駅付近には駅ビル「アミュプラザおおいた」があります。建物の中には子連れでも気軽に食事ができる、キッズスペースが設置されたフードコートがあります。スーパーもあるので生活がしやすいです。屋上には滑り台やブランコなどがあり、子どもたちが思いっきり遊べます。
施設名:アミュプラザおおいた
所在地:大分県大分市要町1-14
アクセス:JR大分駅直結
営業時間:10:00~20:00

大分駅の向かいには、広い芝生の「大分いこいの広場」があり、飲食が楽しめるイベントが週末に頻繁に開催されているので、週末はにぎやかです。

また、「いこいの広場」沿いに「J:COMホルトホール大分」というコミュニティセンターがあり、建物の中には図書館や先ほど紹介した「こどもルーム」があります。子育てにぴったりの施設です。
稙田地区は、先ほどの大分駅周辺とは異なり、車をお持ちの方におすすめの地区です。大分市は、車があると便利なエリアなので、長く住む場合は車を持つことを検討してみてもいいかもしれません。
稙田地区には、七瀬川自然公園という七瀬川に隣接した公園があります。公園内には丘を利用した大きな滑り台や吊り橋、安全に遊べる水路が穏やかに流れており、水遊びにぴったりです。広い芝生のスペースでは、ボール遊びやたこ揚げなどを楽しんでいる人が多いです。
近くの河川敷はバーベキューエリアとなっており、週末は多くの人でにぎわっています。
ショッピングセンター「わさだタウン」も稙田地区にあります。百貨店なので、必要なものはそろいますし、直売所コーナーでは新鮮な野菜がお手頃価格で購入できます。館内にあるフードコーナーにはキッズスペースや子どもの遊び場があり、子ども連れに便利です。
施設名:わさだタウン
所在地:大分県大分市玉沢トキハわさだタウン
営業時間:大型専門店(1街区)10:00~20:00、ショッピングタウン(2街区)10:00~22:00、フェスティバルタウン(3街区)11:00~22:00、大型専門店(4街区)10:00~21:00
アクセス:大分光吉ICから車で約5分
大分市は子どもと一緒に特別な時間を過ごせる街
大分市は、美しい自然に囲まれたエリアであり、山や海が近く、自然と調和した公園も多いです。子どもたちは、四季折々の変化を感じたり自然の中で遊んだりする中でさまざまな刺激を受け、感受性や好奇心を高めながらのびのびと育っています。親子で一緒に自然に触れていると、親子の絆が深くなり、コミュニケーションが豊かになります。
また、大分市は子育て支援を積極的にしており、大型商業施設や「こどもルーム」など、子どものための施設も豊富です。このような施設に行くと、親子同士の交流が生まれやすく、親子ともにリフレッシュをしながら楽しい時間と経験を積むことができます。
大分駅周辺は今も再開発の途中なので、これからさらに住みやすい街に変化していくでしょう。九州への引越しを検討されている方は、ぜひ大分市も候補に入れてみてくださいね。
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