“せんべろ”できる街として有名な赤羽。住みやすさはどうなの? ということで、前回、編集部の川口市在住女子と渋谷区在住女子で赤羽の住みやすさを調査してきました。
今回は、実際に編集部で”せんべろ”をしてきました。”1,000円でべろべろ”は実現できたのでしょうか。
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本当に赤羽で”せんべろ”できる? 編集部で飲みにいってきた
当編集部で調査した「予算が少なくてもたらふく飲める街ランキング」で1位になった赤羽。投票した人からは、こんなコメントが寄せられていました。
「もちろん赤羽。千円で顔赤く、二千円でベロベロ」(47歳男性)
「千円で3杯飲めて、つまみが3品あります」(50歳男性)
「千円で酔っ払える店もある」(59歳男性)
「今や呑み助の聖地と言われる街、安い店が目白押し」(59歳男性)
本当に千円で酔っぱらうほどお酒が飲めるのか? 編集部の女子5名+男子1名で調査してきました。

最低価格は焼き鳥・焼きとん1本80円、角ハイボール280円
千円で、食べて飲んで満足するには、お店のチョイスが大切。赤羽駅東口に集まる居酒屋群を念入りに見て回ります。
3周してわかったのは、焼き鳥・焼きとん串1本80円・ドリンクは角ハイボール280円が最低価格らしいこと。生ビールは安くても300円台だったので、今回は飲まないことにしました。魚介や肉料理を出す居酒屋もありますが、料理1品300~400円台と”せんべろ”は無理だったので、今回は焼きとんにします。
1人1,000円、合計6,000円を握りしめて入店。
乾杯は、
角ハイボール280円
ホッピー黒セット380円
白桃コラーゲンサワー280円
男梅サワー280円
生レモンサワー280円
マッコリオレンジ380円
おつまみは、
韓国のり180円
もやしナムル180円
串盛り合わせ10本セット800円
お通しのキャベツ100円×6人分で600円
合計3,640円
みんな200円台のドリンクを選ぶなかで、300円台のホッピーをオーダーする男子に非難ごうごうでしたが、「中をオーダーして長くもたせる」ということでOKにします。その間にサクッと380円のマッコリをオーダーする女子1名。
想定外だったのは、お通しのキャベツが1人100円だったこと。1回目のオーダーは3,000円代前半でおさめようと思っていましたが、一気に600円上乗せされました。

左上:ホッピーをちびちび飲む男子 左下:お通しのキャベツは、無料の塩ダレを多めにつけてお腹を膨らませます 右:やきとん10本セット。このボリュームで1本80円は安いですね!
物件を探す 街の情報を見るまだまだ酔っ払わない。大胆になってくる料理オーダー
焼きとんが1本80円とは思えないボリュームで美味しい! みんな酔っ払う気配はありませんが、お酒が入ったことで、さらにお酒が進んで、料理オーダーも大胆になってきます。
スタートから2時間で3回目のオーダー。みんながどうしても食べたかったアジフライと、はじめての高額料理(300円台)の串かつをオーダーしました。
2回目のオーダー
ホッピー中200円
生レモンサワー280円
つくねチーズ焼き180円×2個
3回目のオーダー
ホッピー中200円
生レモンサワー280円
ハイボール280円
アジフライ280円
串かつ3本380円
合計5,900円
消費税を入れると6,000円を超えるため、ここで終了。
”せんべろ”まではいきませんでしたが、ほろよいで良い気分。ドリンクは安いけれど薄いこともなく、料理もどれも美味しかったです。満腹ではないけれど、ここで止めても満足くらいには、お腹いっぱいになりました。
ひとつ気がついたことは、女子5名+男子1名と女子の多い飲み会でしたが、野菜よりもとにかく肉をオーダーすること。予算が限られていると、人は野菜より肉を食べたくなるのでしょうか…。この食事では、お通しのキャベツ以外の野菜は食べませんでした。

合計金額を電卓で計算しながら飲むのは、不思議な体験でした
激安だけがメリットではない。赤羽で暮らす楽しさ
最近メディア露出が増えて、有名になってきた赤羽のせんべろですが、赤羽は昔から安い飲み屋さんがあることで知られていました。
赤羽は埼玉と東京の県境にある交通の要所であり、荒川という大きな河川もあるため、工場地帯として発展しました。この工場で働く人たちに安いお酒を提供したのが、安い飲み屋のはじまりと言われています。以降、のんべえを中心に愛されてきた東口エリアは、今では老若男女が集う飲み屋街になりました。
安いだけの街ではなく、お酒好きな人たちが集まっている街の雰囲気は良いものです。隣の席の人と意気投合したり、別グループでおつまみの分け合いがあったり…お酒でつながる縁は、仕事で出会う人とは違う魅力があるもの。こんな出会いがクセになって、赤羽に通ううちに暮らしたくなる人もいそうです。
お酒好きな人は一度、暮らす目線で赤羽”せんべろ”をしてみてはいかがでしょうか。

左:道にはみ出して飲む赤羽スタイル。席間が狭いので別グループと仲良くなります 右:肉をたくさん食べる編集部。野菜を食べないのは食い意地の問題でしょうか
物件を探す 街の情報を見る更新日: / 公開日:2016.09.02










