品の良さと治安の良さが人気の理由
小田急線千歳船橋駅の朝は、改札前に行列ができることもなく、スムーズに人が流れている。若い女性やワーキングマザーの姿や、上品で小綺麗な雰囲気の人が多い。女性の多さに、「安心・安全な街」といわれるだけあるなぁ、という感じ。また、細身でちょっと高そうなスーツを、上手に着こなした広告代理店風サラリーマンの姿も目立つ。千歳船橋駅周辺には高級住宅街もあるから、ちょっとセレブな雰囲気の人が多いのはそんな理由からかも。
一方では、犬を散歩させるお母さん、お財布ひとつで改札横のベーカリーにパンを買いに来る若いママ、お孫さんと一緒に、鳩に餌をやっているおじいちゃんなどがいたりする。通勤する人とふらっと家を出てきた感じの人がミックスした風景は、都心のターミナル駅ではあまり見られないこと。住宅が駅からかなり近いことがわかる、千歳船橋駅前ならではの風景。
駅にやってくる人は8割方が徒歩で、バス利用者は少なめ。駅の近くに駐輪場があるから、そこまでは自転車という人も結構多いみたい。
車通勤の人は、渋滞情報も気になるところ。環状八号線はいつも混雑しているので、おでかけの前に渋滞情報はチェックしたほうがよさそう。

朝の千歳船橋駅前。おしゃれな女性の姿が目立つ

駅の西側にあるバス乗り場

環八はいつも混み合う
ご近所産 朝採り新鮮野菜が味わえる幸せ!
マンションや一軒家が並ぶ住宅街に、ぽつりぽつりと見かける畑。実は世田谷区は、都内でも農地面積が多い区で、「せたがやそだち」という名前で世田谷野菜をブランド化している。
「世田谷野菜って、スーパーとかであまり見たことないけど・・・」と思うのもそのはず。生産量が少ないので、農家の個人直売所や、特定のスーパーなどでしかお目にかかれないレアモノなのだ。
でもでも!地元の主婦たちはさすがお目が高い。新鮮でお安いことをちゃーんと知っていて、出勤前に野菜を買っていくのだとか。朝10時には「売り切れゴメン!」なんてこともしばしば。
こうした直売所は、農家の敷地内に作られた小屋のような建物。その場で農家の方が採れたて野菜を詰めて売っている。これぞまさに直売!

畑にある世田谷産野菜のシンボルマーク。畑のすぐ近くで新鮮な野菜を販売
千歳船橋駅の物件を探す 街の情報を見るせたがやそだちの野菜でつながる
直売所の前に建つマンションから出てきた若いママが、「ナスにする?ピーマンにする?」なんて言いながら子どもと一緒に野菜を選んでいる光景を見ていると、「本当にココ、23区内だよね?」と思ってしまう。農家のおじいちゃんから「このナスは皮が柔らかいから塩もみだけでおいしいよ!」なんて、調理法を教えてもらえたり・・・。古くからの住民と、新しく引越してきた住民とが、「世田谷野菜」を通してつながっていて、なんだかほっこりとした気分になってしまう。やっぱり地域とのつながりって大事なんだなぁ。
千歳船橋に住んでみたら、家の近くにこんなステキな直売所があるかもしれない。「せたがやそだち」の看板が目印だから、物件探しのときには注意して見てみて。

新鮮で量も多くてとにかく安い!
街・通り・公園、すべてが緑豊かな、憧れの住環境
千歳船橋駅の東から船橋7丁目あたりまで伸びる遊歩道。これは「烏山川緑道」と呼ばれる緑豊かな道で、地元の人のお散歩コース。ジョギングに励むおじいちゃんや、おばあちゃんとお母さん、子どもの姿が多い。お年寄りと子どもという組み合わせも結構見かけるから、このあたりは三世代同居のファミリーが結構多いのかも。
緑道は愛犬の散歩には絶好の場所。「ココを歩くだけでたくさんのワンちゃんたちに会えますよ」と語る飼い主さんたちは、みんなとっても感じがいい。「こんにちは」や「ありがとうございます」など、はじめて会う私たち取材班にも気持ちよく声をかけてくれる。品がいいというか、育ちがよさそうというか、とにかく素敵な住民が多いことがこのような挨拶のやりとりから伝わってくる。
取材中に街の人とお話をしていたら、なんだかすっかりこの街の魅力に惹かれてしまった。「あぁ、子どもができたら、私も千歳船橋に引っ越そうかな」なんて、ついつい思ってしまうほど。
※2011年09月22日の情報です。最新の情報は訪れる前にご確認ください。

ジョギングコースとしてもおすすめの烏山川緑道

遊具の揃った公園もたくさん

見かけたわんちゃん
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更新日: / 公開日:2011.09.22










