賃貸のメリットは、好きな家を選んで気軽に住み替えられること。安心して暮らせる住まいには、防犯性が重要なポイントです。
今回は、防犯アドバイザーの京師美佳さんに、賃貸住宅を選ぶときに気にしてほしい防犯設備や自分でできる防犯対策をお伺いしました。
積水ハウスの賃貸住宅「シャーメゾン」の設備事例とともに、“住まいの防犯対策”を考えていきます。
積水ハウスの賃貸住宅「シャーメゾン」

賃貸にも、戸建てレベルの品質と住み心地
私たち積水ハウスグループは、数十年先まで選ばれ続ける賃貸ブランドを目指し、住宅性能・住み心地の追求を徹底しています。耐震性・断熱性・遮音性はもちろん、ゆったりと過ごせる空間設計や時代に合わせた設備仕様を展開しています。ぜひ一度、「シャーメゾン」をご体感ください。
目次
・ 防犯の4大原則①「音」で不審者を威嚇する
・ 防犯の4大原則②「光」でプレッシャーを与える
・ 防犯の4大原則③「時間」をかけさせる
・ 防犯の4大原則④「人の目」で監視しよう
防犯アドバイザー・京師美佳さん

百貨店のエレベーターガールや商社の営業職を経てセキュリティ企業へ就職。防犯アドバイザーとして防犯診断やセミナー、講演やYouTubeチャンネルなどで幅広く活動を行う。取り扱った相談や事案は8,000件を超える。『60歳から絶対やるべき防犯の基本』など著作多数。
住まいを狙った犯罪例

――警視庁によると、住まいを狙った犯罪件数はコロナをあけて増加傾向にあるとのことですが、住まいを狙った犯罪にはどんなものがあるのでしょうか。
京師さん「犯罪の代表例といえば空き巣です。住人が留守のうちに侵入され、金品などを盗まれる犯罪です。昨今では在宅中を狙って気づかれないように窃盗を行うケースも増えてきています」
――家にいてもいなくても侵入のリスクがあることを知っておく必要がありますね。どんな手口が多いのでしょうか?
京師さん「侵入の手口には、鍵の閉め忘れによる侵入、窓ガラスを壊して内側の鍵を開けた侵入、特殊な器具でドアの鍵を開けた侵入が代表的です。
コロナ禍でステイホームをしていた時期は空き巣が減少しましたが、そのせいで人々の防犯意識が緩んだこともあり、コロナ前の生活に戻るにつれて空き巣は増加傾向にありますね」
――なるほど。少しの間の外出でも気を抜いてはいけないですね。
京師さん「自分が気をつけることに加えて、狙われにくい家を選ぶことも大切ということです」
「防犯対策の4大原則」に沿った物件を選ぼう
――具体的にどんな物件を選ぶと防犯対策になるのでしょうか。
京師さん「覚えておきたいのが“防犯の4大原則”です。犯罪者が嫌う『音』『光』『時間』『人の目』という4つ要素を組み合わせることで犯罪抑止効果が期待できます」
防犯の4大原則① 「音」で不審者を威嚇する

京師さん「音によって侵入者を威嚇することで、犯行を諦めさせることができます。また、周囲に異常発生を知らせるという効果も期待できるでしょう。
自分でできる対策としては、窓ガラスが割れたり、窓が開けられたりしたら鳴るアラームを設置することです。また、寝室や玄関に防犯ブザーを置くのもおすすめ。
アラームやブザーは、100db以上の音が出るものだと威嚇効果が高いです(100dbはパトカーのサイレンに近い音量)。ホームセンターなどで購入する際は、必ずパッケージの表記を確認してください」
【シャーメゾンの防犯設備】※ 物件により設備仕様は異なります(以下同)
・警備システム
一部のシャーメゾン物件にはセンサーで異常を感知し、警備会社や警察へ緊急通報する警備システムが設置されています。
防犯の4大原則② 「光」でプレッシャーを与える

京師さん「暗い場所は隠れやすいので侵入者にとって好都合。光によって侵入者を寄せ付けない工夫をしましょう。
人が通ると点灯するセンサーライトは有効な対策です。明るさの目安としては300ルーメン以上のものだと威嚇効果が高くなります。玄関灯や足元灯を常時点灯させることも、侵入者が近づきにくい環境をつくります。
また、室内の照明も防犯対策に活用できます。留守の間も点灯させることで、在宅しているかのように装えます。外出先から照明をつけることができるIoT対応物件もおすすめです」
【シャーメゾンの防犯設備】
・IoT対応
一部のシャーメゾン物件はIoTに対応。設置済みのスマートリモコンにお好きなIoT対応家電を接続することで、外出先から照明やエアコン、カーテンを遠隔操作できるようになります。
防犯の4大原則③ 「時間」をかけさせる

京師さん「侵入者は時間がかかると諦める傾向があるため、いかに時間を稼ぐかが重要となります。警察庁のデータによると、侵入に5分以上かかると約7割、10分以上かかると約9割の侵入者が諦めるそうです。
侵入口としてもっとも多い玄関ドアには、スマートロックがおすすめです。オートロック機能で鍵の閉め忘れを防ぐことができます。さらに鍵穴が見えないのでピッキングによる侵入が難しくなります。
玄関ドアに次いで多い侵入口が窓ガラスです。物件選びの際は、窓ガラスが防犯ガラスになっているかどうか確認してみてください。市販の防犯フィルムを貼る場合は、350ミクロン以上がおすすめです」
【シャーメゾンの防犯設備】
・スマートロック
オートロック機能を使えば鍵の閉め忘れを防げます。万が一鍵を閉め忘れた場合にも、外出先からスマートフォンで施錠が可能です。
・オートロック付きのエントランス
専用キーをもつ住人以外の出入りが難しくなります。
・防犯合わせ複層ガラス
1階の窓や2階バルコニー面する窓には、強靱(きょうじん)な中間膜を挟み込んだ防犯ガラスを設置しています。
・ツーロック
玄関ドアや窓にツーロックを採用。鍵の数を増やすことで侵入に手間をとらせます。
・内窓(二重窓)
窓の内側にさらに窓が設置されており、侵入しにくい印象を与えます。
防犯の4大原則④ 「人の目」で監視しよう

京師さん「犯罪者は見られることを嫌がります。防犯カメラなどを設置して『人の目がある』と思わせれば、侵入自体を諦める可能性が高くなるでしょう。
インターホンはTVモニター付きがおすすめです。犯罪者は映像が残るのを嫌がるため、インターホンでの在宅確認を諦めることがあります。
室内には、スマートカメラを設置するのも有効です。外出先から室内の様子を確認できるだけでなく、通話機能を使って音を出すことによって侵入者を威嚇することができます。
1階にお住まいの場合は、庭の植栽を手入れしてきれいに保つことで通行人の目が集まりやすくなり、防犯につながります。管理されていない状態だと逆効果になるので、手入れを忘れないようにしましょう」
【シャーメゾンの防犯設備】
・TVモニター付きインターホン
「テレビドアホン」とも呼ばれます。インターホンにTVモニターが付いていることにより、訪問者の顔が見え、録画機能で不在時も確認できるなどのメリットがあります。
・防犯カメラ
万が一犯罪が起きたとき、犯人の顔を記録するセキュリティカメラです。カメラの存在は犯罪抑止効果が期待できます。
・シャーメゾンガーデンズ
街並みや周辺環境と調和する、緑豊かな植栽が施された物件です。管理が行き届いた植栽は、人の目を集めます。
日々の生活で心掛けること

――お部屋探しの際、防犯設備が搭載されている物件を選ぶことが防犯対策につながることが分かりました。建物だけでなく、私たち自身も日々の生活の中で防犯を意識することが大切ですよね。具体的に、どのようなことを心がければいいのでしょうか。
京師さん「まずは日常的に戸締まりを徹底することが第一です。どんなに急いでいても、短時間の外出でも、必ず玄関と窓の鍵をかけましょう。2階以上にお住まいの方は窓の鍵を必ずかけてください。高層階でも窓からの侵入は可能です。
荷物の受け取りには宅配ボックスを積極的に活用しましょう。対面での受け取りを避けられるので、なりすまし強盗のリスクを減らすことができます。
防犯設備がしっかりした賃貸物件に住むことも大事ですが、物件の設備に頼るだけでなく、日々の生活の中でこうした行動や対策を意識することが、犯罪被害に遭わないために非常に重要なのです」
“狙われにくい家”と“防犯意識”が最大の武器
京師さん「犯罪被害にあわないためには、日々の生活で自らが防犯意識を持つことに加え、狙われにくい家=防犯設備が整った賃貸物件を選ぶことが重要です。
積水ハウスの賃貸住宅『シャーメゾン』でセキュリティ賃貸を探せるので、ぜひ一度のぞいてみてはいかがでしょうか?」
更新日: / 公開日:2025.07.04










