- 家賃は手取りの3分の1以下が目安
- 固定費を抑えて無理なく暮らすには、家賃を手取りの3分の1(額面年収の25%)以下に抑えるのが基本です。専有面積が狭いアパートを選べば、手頃な家賃で都心や駅チカなどの好立地に住める可能性が高まり、年間の生活費を大幅に節約できます。
詳しくは、「狭いアパートの意外なメリット」をご覧ください。 - 壁面や多機能家具の活用で狭さを解消
- 床に直置きせず突っ張り式の壁面収納や100円ショップの小物を活用すれば、限られた空間でも圧迫感を抑えられます。収納付きベッドやスツールなど1台2役の家具を取り入れ、買い置きをせず街全体を生活空間と捉えることで快適に暮らせます。
詳しくは、「狭い部屋でも快適に暮らすコツ」をご覧ください。 - 内見時の採寸で入居後の後悔を防ぐ
- 実際の広さや体感は図面だけでは分からないため、必ず現地を内見することが重要です。メジャーを持参し、ドア幅や廊下幅、コンセント位置、収納の奥行きなどを事前に測っておくことで、家具が搬入できないトラブルや生活上の不便を未然に防げます。
詳しくは、「部屋の広さは内見して初めてわかる」をご覧ください。
毎月の家賃は、額面年収の25%以下、あるいは手取り額の3分の1以下に抑えるのが安心です。限られた予算のなかで賃貸物件を探すと、専有面積が広い部屋に住むのは難しい場合もあります。そこで、狭いアパートのメリット・デメリットを踏まえつつ、物件選びの判断軸や快適に暮らすためのコツを知っておきましょう。
狭いアパートのイメージ

家賃の安さを優先して賃貸物件を探していると、検索結果に部屋が狭いアパートが並びやすい傾向があります。
家賃が安くて狭いアパートは暮らしにくそう…とマイナスイメージを抱いている人も多いのではないでしょうか。
狭いアパートの閉塞感
家賃が安いアパートのなかには、部屋の狭さに加えて窓が小さかったり、天井が低かったりして、閉塞感のある物件も存在します。特にそれまで広い部屋に住んでいた人は、窮屈に感じやすいでしょう。
ただし、閉塞感が生活に与える影響は、ライフスタイルによって異なります。日中は学校や仕事などで外出しており、部屋に帰ったらすぐ寝てしまうタイプの人であれば、それほど気にならないかもしれません。
一方で、在宅ワークをしている人や、休日を家でゆっくり過ごしたい人にとっては、ストレスに感じる可能性があるため注意が必要です。
狭いアパートにはモノを置けない
家賃が安いアパートは専有面積が狭く、収納が充実していない物件も多いもの。そして持ち物があまりに多いと、生活できる面積はさらに狭くなってしまいます。
狭いアパートへの引越しは、不要な物がないかを見直す良い機会です。引越し前に「1年以上使っていない服」や「代用できる家電」など、手放す基準を明確にして整理しましょう。
捨ててしまうのが惜しい物であれば、リサイクルショップに持ち込んだりオークションやフリマアプリを活用したりすると良いでしょう。
狭いアパートの意外なメリット

狭いアパートはデメリットに目が行きがちですが、メリットにも目を向けてみましょう。
狭い物件は家賃が安い
狭いアパートの最大のメリットといえば、家賃の安さでしょう。たとえば、家賃が月5,000円安ければ年間6万円、月1万円安ければ年間12万円もの節約になります。
賃貸契約の更新周期である2年間で考えると、12万円から24万円もの大きな差が生まれます。浮いたお金を貯金に回したり、趣味や食事を充実させたりと、経済的なゆとりを持てるのは大きな魅力です。
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利便性の良い立地に住める
専有面積が広い賃貸物件ほど、家賃は高くなります。特に利便性の高い都市部では、部屋の広さと家賃はシビアに連動してくるものです。
狭いアパートであれば、比較的手頃な家賃で「駅から徒歩5分以内」「都心にアクセスしやすい」といった、利便性の高い立地の物件を探せる可能性が高まります。

狭い部屋は掃除が楽
狭いアパートは床面積が少ない分、掃除機掛けや拭き掃除があっという間に終わります。家具や持ち物が少ないシンプルな暮らしをしていれば、さらにお手入れは楽になり、家事の時短につながります。
狭い部屋は光熱費が安い
狭い部屋は空間が小さいため、エアコンなどの冷暖房の効果がすぐに出やすく、電気代を抑えやすくなります。また、照明器具やコンセントの数が少ないため、電気の契約アンペア数を20Aなど低めに設定でき、基本料金自体を安く抑えられる物件も多いです。
ただし、消費電力の大きい家電を複数同時に使うとブレーカーが落ちやすくなるため、自炊をよくする人などは契約アンペア数を確認しておきましょう。
狭い部屋でも快適に暮らすコツ

狭いアパートにもメリットがあることが分かりました。そこで限られた空間で快適に暮らすコツを知っておきましょう。
収納グッズで工夫する
に直接物を置くと圧迫感が強く狭さを感じやすくなるため、壁面収納を活用しましょう。突っ張り式で床や壁に傷をつけずに固定できる収納家具が、ホームセンターや家具店で市販されています。
賃貸物件で突っ張り式家具を設置する際は、原状回復のトラブルを防ぐため、設置部分の天井や床に十分な強度があるかを確認し、滑り止めや保護シートを挟むのが安心です。
小物の収納用品は100円ショップでもさまざまなアイデア商品が購入できるほか、収納付きベッドや収納付きスツールといった、物をしまえる家具を活用するのもおすすめです。
周辺環境を重視する
狭い部屋にたくさんの物を置かずすっきりと暮らすためには、物を溜め込まないことが重要です。「街全体を自分のリビングとして使う」発想を持ち、家の近くにスーパーやコンビニがあれば、食料品や消耗品の買い置きをせずに済みます。
自宅に大きな本棚を置かない代わりに、図書館や書店、レンタルショップが近い物件に住むという選択肢もあります。
トランクルームを借りる
狭いアパートにしまいきれない荷物を片付ける最終手段が、トランクルームの利用です。トランクルームの大きさにもよりますが、季節外れの衣類や家電、部屋に入らない大きな物もまるごと収納することができます。
ただし、トランクルームの利用には毎月数千円〜1万円程度の利用料金がかかります。「家賃を抑えたのに、トランクルーム代を足したら結局広い部屋に住むのと同じ金額になってしまった」という本末転倒な事態を防ぐため、事前にトータルコストを試算しておくことが大切です。
トランクルームを探す
部屋の広さは内見して初めてわかる

不動産サイトや不動産会社の店頭で見る間取り図(専有面積や畳数)と、実際に物件を見たときの印象は大きく異なる場合があります。
日差しの入り方、窓からの眺望、天井の高さ、壁や床の色・質感、そして柱や梁の出っ張りなど、図面だけでは分かりにくい要素によって部屋の体感的な広さは変わってきます。
狭い部屋は住みにくいと決めつけず、少しでも気になる物件があれば内見してみるのがおすすめです。内見時にはメジャーとスマートフォンを持参し、家具の搬入や生活導線に関わる以下のポイントを採寸・記録しておきましょう。
- 玄関ドアや室内のドアの幅・高さ
- 廊下や階段の幅
- コンセントやテレビ端子の位置
- 備え付けの収納(クローゼットなど)の奥行きや高さ
まとめ
- 毎月の家賃は額面年収の25%以下、手取りの3分の1以下に抑えるのが安心
- 狭いアパートのデメリットは収納の少なさや閉塞感
- 狭い部屋に住めば家賃や光熱費を節約できる
- 狭いアパートを選べば比較的手頃な家賃で利便性の高い立地に住める可能性も
- 間取り図だけで判断せず、内見してメジャーで搬入経路などを採寸するのがおすすめ
狭いアパートにはデメリットもありますが、家賃や固定費を抑えながら好立地に住めるなど、大きなメリットもあります。自分のライフスタイルや持ち物の量と照らし合わせながら、最適な物件探しに役立ててください。
よくある質問(FAQ)
Q.1 狭いアパートの家賃の目安は?
A.1 一般的に、無理なく支払い続けられる家賃の目安は「額面年収の25%以下」、あるいは「手取り額の3分の1以下」とされています。管理費や共益費を含めた総額で計算し、生活費を圧迫しない範囲で物件を選ぶことが大切です。
Q.2 狭いアパートに住むメリットは何ですか?
A.2 最大のメリットは家賃が安いことです。手頃な家賃で駅チカなど利便性の高い立地に住める可能性が高まります。さらに、床面積が狭い分だけ掃除が楽になり、冷暖房の効率が良いため光熱費を抑えやすいというメリットもあります。
Q.3 狭いアパートの内見時にチェックすべきポイントは?
A.3 間取り図では分からない天井の高さや梁の出っ張り、日当たりなどを確認しましょう。また、持参したメジャーで「玄関・室内のドア幅」「廊下の幅」「コンセントの位置」「収納の奥行き」を採寸しておくと、引越し時の家具搬入トラブルを防げます。
更新日: / 公開日:2018.11.19










