4人家族の平均的な水道・光熱費はどのくらいになるのでしょうか。今回は、データを基に水道・光熱費の平均額を紹介したうえで、一戸建てとマンションの違いを解説します。

そのうえで、無理なく節約するにはどのような方法があるのか、電気代・ガス代・水道代のそれぞれに分けて詳しく見ていきましょう。

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まずは、4人家族の平均的な水道・光熱費について、データを基に確認しましょう。

 

総務省統計局の2024年「家計調査報告」によれば、4人世帯における1ヶ月当たりの平均水道・光熱費は2万4,593円とされています。

費用項目

金額

電気代

1万2,805円

ガス代

5,015円

水道代

6,026円

その他の光熱費

747円

なお、その他の光熱費とは、灯油やまきなどの燃料費のことです。

 

4人家族の場合、電気代が高額になる傾向があり、節約を考えるうえでは特に重要なポイントといえます。

 

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光熱費は生活に密接した費用であることから、細かな条件によって変動するのが特徴です。夏と冬では光熱費が異なり、一般的には外気温と快適な室温の温度差が高い冬の方が、電気代が高くなりがちです。

 

また、マンションなどの集合住宅と一戸建てを比べると、専有面積が広く部屋数の多い一戸建ての方が光熱費は高くなる傾向にあります。

 

さらに、光熱費には地域差もあり、冬の寒さが厳しい北海道や東北地方、北陸地方の方が、その他のエリアよりも高くなるのが特徴です。

 

近年ではオール電化の物件も増えてきており、その場合は電気代が高くなる可能性があります。

 

一方、オール電化の物件の場合、「ガス代が発生しない」「エコキュートや蓄熱暖房機などの効率的な設備が導入されている」といった点から、トータルの光熱費は安くなることもあります。

 

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前述のように、一戸建てはマンションよりも光熱費が高くなる傾向にあります。ここでは、一戸建ての平均的な光熱費と、金額が高くなる理由についてみていきましょう。

 

マンションと比較をすると、一戸建ての光熱費は2,000円程度高いとされています

 

先ほどの「家計調査」では住居の種類別のデータが示されているわけではありませんが、平均より1,000~2,000円高いと考えると、4人世帯の一戸建ての光熱費は月額約2万6,000円程度と考えることができるでしょう。

 

もっとも大きな理由としては、「住宅面積の広さや部屋数の多さ」が挙げられます。

 

独立行政法人の住宅金融支援機構が行っている「フラット35利用者調査」では、2023年に購入された住宅の全国平均住居面積が以下のように示されています。

  • 注文住宅:119.5平米

  • 土地付き注文住宅:111.2平米

  • 建売住宅:101.6平米

  • 中古一戸建て:114.6平米

  • 新築マンション:66.2平米

  • 中古マンション:68.1平米

  • (出典:住宅金融支援機構『2023年度 フラット35利用者調査』)

一戸建てとマンションでは、平均で40~50平米も広さが異なるため、冷暖房や照明の必要数が増え、光熱費も高くなってしまうといえるでしょう。

 

また、木造の割合が高い一戸建てと比べ、マンションは鉄筋コンクリート造が多く、構造上の気密性や断熱性が高いのも特徴です。

 

高気密・高断熱であれば、外気温の影響を受けにくいため、夏は涼しく冬は暖かい環境が保たれやすくなります。

 

マンションは冷暖房効率が高く、相対的に光熱費が抑えやすくなることが、一戸建ての方が光熱費が高くなる理由といえるでしょう。

 

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物件にもよりますが、マンションは一戸建てよりも光熱費を抑えやすい傾向にあります。そのため、4人世帯であれば、月額2万4,000~2万5,000円程度が平均といえるでしょう。

 

なお、現在では電力自由化により、個人が自由に契約する電力会社を選ぶことができます。

 

しかし、マンションでは大家さんが一括契約をしているなどの理由から、電力会社や契約プランを変更できないケースもあるので注意が必要です。

 

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光熱費を節約するためには、毎日のちょっとした工夫を積み重ねる必要があります。そのためには、普段の生活にそれほど影響が出ない範囲で、無理なく続けられるような節約方法を見つけることが大切です。

 

ここでは、光熱費を抑えるためのコツを紹介します。

電気の契約プランを見直す

 

電気代の節約で、まず目を向けたいのが契約する電力会社やプランの内容です。家族のライフスタイルによっては、契約プランを見直すだけで電気代を大幅に節約できる可能性があります。

 

たとえば、日中も誰かが家にいる場合は、あらかじめ電気使用量が多いケースが想定されたファミリー向けプランを選ぶのがおすすめです。

 

その他のプランと比べると、使用量が多い場合に料金がお得になる仕組みが採用されているため、4人家族であれば従来よりも安くなる可能性があります。

 

反対に、日中は誰も家にいないという場合は、夜間の料金が割安な夜型プランを選ぶとよいでしょう。

古くなった家電の買い替えを検討してみる

 

近年では産業全体として省エネに対する意識が高まっており、電化製品も年々省エネ性能が高まっています。

 

たとえば、10年前のエアコンと最新のエアコンを比べると、電気代に年間1万円近くの差が生まれることもあります。

 

光熱費を節約するためには、古くなった家電がないかを見直し、適切なタイミングで家替えを行うことが大切です。

 

ただし、いくら光熱費の節約になるとはいっても、家電本体を購入する費用をカバーできるとは限りません。

 

そのため、「大型の家電は寿命がくるまでメンテナンスしながら使い続ける」「交換を迷ったら光熱費の節約効果も計算に入れて省エネ家電を検討する」といった形で、柔軟に計画を立てるとよいでしょう。

 

ガス代の節約には、以下のようにさまざまな手段があります。自身や家族のライフスタイルを踏まえて、無理なく実践できるものを組み合わせてみましょう。

■お風呂の節約術

・シャワーの使用頻度を少なくする

・浴槽の湯量を少なめに設定しておく

・給湯温度を低めにする

・浴槽はこまめにふたをして湯温を下げないようにする

 

■キッチンの節約術

・お湯を沸かすときは給湯器のお湯を温める

・電気ケトルを使用する

・食洗器を活用する

・煮込み料理は電子レンジで下ごしらえする

・作り置きをしておく

・落としぶたを活用する

・仕切り付きフライパンを使って複数の調理を同時に済ませる

 

水道代についても、ガス代と同じように無理なく続けられるような方法を組み合わせることが大切です。

  • 節水シャワーヘッドに替える

  • 節水コマを使う

  • 食器はまとめて一度に洗う

  • 洗濯はくみ上げポンプを使ってお風呂の残り湯を使う

  • トイレは大・小レバーを使い分ける

  • 歯磨きの際は水をこまめに止める

  • 洗車はバケツに水をくんで行う

ちょっとした心がけでも、積み重ねることで光熱費には大きな違いが生まれることもあります。家族でも無理なく取り組める方法を話し合い、楽しみながら節約が続けられるように工夫してみましょう。

 

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4人家族の光熱費は平均でどのくらい?

総務省統計局の2024年「家計調査報告」によれば、4人世帯における平均光熱費は月額2万4,593円とされています。光熱費には地域差や季節による変動があり、基本的には「冬の方が高い」「寒い地域の方が高い」といった傾向があります。

一戸建てとマンションでは光熱費がどのくらい変わる?

一戸建てはマンションよりも平均住居面積が広く、2階建て以上であれば複数のフロアがあることから、光熱費が高くなりやすい傾向にあります。具体的な金額はケースバイケースですが、目安として1ヶ月当たり2,000円近くの差が出ることもあります。

 

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更新日: / 公開日:2025.05.16