住宅購入は物件選びだけでなく、住宅ローン選びもあります。慌てて決めるようなことがないように、住宅ローンの基礎知識から、何が選べて、どういう違いがあるのか、まずは大まかに把握しておきましょう。家を買いたいけれど、「住宅ローンって何?」という方は必見です。
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こんにちは。LIFULL HOME’S 住まいの窓口、ハウジング・アドバイザーの高瀬です。

今回は、住宅ローンをどのように選べばいいのかについて、説明します。
動画で学びたい人は動画で、記事で学びたい人は記事でご覧ください。
住宅ローン概要

住宅ローンは文字どおり、住宅購入専用のローンのことです。
一般的に他のローンと比べて、金利が低く設定されています。
また、返済期間も長めに設定することができ、最長35年かけて返済することが可能です。
基本的には設定した返済期間の間、毎月一定額と利息を返済していくシステムになります。ただし、79歳までに完済することが、多くの住宅ローンで条件として明示されています。
借入先金融機関について

では次に、住宅ローンの借入先について説明していきます。
借入先である金融機関側は、“この人はきちんとお金を返す能力があるかどうか”を審査します。審査が下りて初めて住宅ローンを利用することができます。
金融機関の種類は、都市銀行、地方銀行、ネットバンク系などさまざまです。
この住宅ローンの借入先によって、金利が異なり、月々の返済額も変わっていきます。
つまりそれは、同じ金額の物件を買ったとしても、金利0.5%の住宅ローンを選ぶか、金利1%の住宅ローンを選ぶかによって、支払う金額が安くも高くもなるということです。
金利の種類

では次に、金利の種類についてご説明します。金利の種類は大きく分けて2つ。
利息が変わらない固定金利と、金利の上がり下がりで利息が変わる変動金利です。
それぞれの特徴を説明します。
固定金利の特徴
- 金利が上昇しても影響を受けない
- 月々の返済額が確定するため、返済計画が立てやすい
固定金利は返済額が確定するので安心できる半面、当初の返済額は変動金利に比べて高くなるのが特徴です。
変動金利の特徴
- 固定金利に比べてスタート時の金利が低い
- 返済期間中に金利が下がれば返済額も少なくなる
変動金利は金利が低く設定されているため、当初の返済額は固定金利よりも安く済む半面、金利の動向を気にする必要は出てきます。
固定金利・変動金利それぞれにメリットデメリットがあります。
そのため、それぞれしっかり返済のシミュレーションをして、検討することが重要です。
ローン返済計画

最後に、金利ごとに返済額を比較した場合を考えてみます。
3,000万円の借り入れで、金利が1%のときと1.5%のときを比較すると、総返済額で約300万円の差になる場合もあります。
借入額が同じであっても、設定された金利によって35年間でこれほどの金額差が生じてきます。
このように、住宅ローン選びは重要だといえます。しっかりと特徴を理解して、自分たちに合った返済方法を見つけるようにしましょう。
住宅ローンの基本はここまでです。
住宅ローンは奥が深いものです。自分の状況に合わせた個別相談がしたい、というご希望のある方はLIFULL HOME’S 住まいの窓口までご相談ください。
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住まいの窓口に資金計画を相談する更新日: / 公開日:2022.03.25










