家族が増えると、住まいの広さに対するニーズも変わってきます。4人家族で2LDKの間取りだと「やっぱり狭いのかな?」と感じることもあるでしょう。
この記事では、4人家族で2LDKの間取りで暮らすのは狭いと感じるかどうか、快適に暮らすためのポイントを含めて解説します。
住まいに必要な広さを把握したうえで、ゆとりを持って暮らすためのコツを理解しておきましょう。
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4人家族で2LDKの間取りで暮らすことは可能

2LDKの広さ目安
2LDKの広さといっても、物件によってさまざまです。参考までに、LIFULL HOME’Sに掲載されている2LDKの賃貸物件を見てみましょう。
2LDKの間取りは全国で約20万件(2025年4月時点。マンション、アパート、一戸建ての合計数)ヒットしました。
専有面積ごとの内訳は以下のとおりです。
平米 | 件数 |
35以下 | 322 |
35-40 | 1,517 |
40-45 | 8,000 |
45-50 | 1万9,578 |
50-55 | 5万5,064 |
55-60 | 6万6,435 |
60-65 | 3万2,377 |
65-70 | 1万4,657 |
70-75 | 5,452 |
75-80 | 2,199 |
80-85 | 1,163 |
85-90 | 655 |
90以上 | 1,488 |
また、東京都に絞った場合、2LDKの専有面積ごとの内訳は以下のとおりです。
平米 | 件数 |
35以下 | 21 |
35-40 | 249 |
40-45 | 1,613 |
45-50 | 2,010 |
50-55 | 4,688 |
55-60 | 4,516 |
60-65 | 2,421 |
65-70 | 1,622 |
70-75 | 839 |
75-80 | 433 |
80-85 | 234 |
85-90 | 140 |
90以上 | 453 |
全国と東京都で比べても傾向に大きな違いはなく、基本的には50~60平米の物件が多く、目安として45~70平米程度が2LDKの一般的な広さだといえます。都市部以外では80~90平米を超える物件も見られます。
国土交通省が公表している「住生活基本計画」の居住面積水準を世帯人数別にまとめると、次のとおりです。
必要な面積(平米) | ||||
|---|---|---|---|---|
1人世帯 | 2人世帯 | 3人世帯 | 4人世帯 | |
最低居住面積水準 | 25 | 30 | 40(35) | 50(45) |
誘導居住面積水準(都市型) | 40 | 55 | 75(65) | 95(85) |
誘導居住面積水準(一般型) | 55 | 75 | 100(87.5) | 125(112.5) |
※()は3~5歳児が1名いる場合
最低居住面積水準:健康で文化的な住生活の基礎として必要不可欠な広さ
誘導居住面積水準:多様なライフスタイルを想定したゆとりのある広さ(都市型:都市部の集合住宅/一般型:郊外の一戸建て住宅)
上記の基準に照らし合わせれば、4人家族に必要な広さは45~50平米となります。
そのため、一般的な2LDKの間取りであれば、生活に必要な最低限度の広さは確保でき、物件によっては快適な広さを確保することもできるでしょう。
2LDKの間取りは2~3人暮らしに向いているといわれますが、子どもが小さなうちは4人家族でも問題なく暮らせます。
子どもが小学生以上になってくると、子ども部屋を検討することもあるため、子どもの成長に合わせて使いやすい部屋の配置、広さの物件を選ぶと、スペースを無駄なく活用できるでしょう。
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4人家族に適した間取りの例を紹介

4人家族の暮らしに合った間取りの物件を探すときは、実際に不動産情報検索サイトなどに掲載されている物件の間取りを参考にしてみると、イメージが湧きやすくなります。
ここでは、LIFULL HOME’Sに掲載されている物件の中から、2LDKの間取りで4人家族向きのものを3つ紹介します。
コンパクトにまとめられた間取り

専有面積が約55平米のコンパクトな間取りの物件です。2つの洋室が離れているため、それぞれのプライベート性を確保できます。
子どもの年齢にもよりますが、1つを子ども部屋、もう1つを家族の寝室にするなど、用途の違う部屋として使いやすい間取りになっています。
広めのLDKで収納がたっぷりの間取り

先に紹介した間取りと似ていますが、こちらはLDKの広さが約14畳あるため、LDKの使い方に広がりがあります。パーテーションなどを活用すれば、リビングにワークスペースを設けることも可能です。
また、ウォークインクローゼットがあるなど収納スペースが充実しているため、荷物が増えやすい子育て世帯向きの間取りといえるでしょう。
居室が広めの間取り

こちらはLDKと居室の空間がセンターで分かれている間取りです。キッチンは壁付けになっているため、リビング・ダイニングの空間が広く感じられるでしょう。
また、各部屋に収納スペースがあるので、子ども部屋として活用しやすい間取りといえます。
ゆとりを持って暮らすための3つのコツ

2LDKの間取りで4人家族がゆとりを持って暮らすには、いくつかのコツを押さえておく必要があります。どのような点に気をつければよいかを見ていきましょう。
キッチンのタイプを検討する
住まいの広さがやや手狭な場合は、壁付けキッチンを選んだ方がスペースを有効活用しやすくなります。
ただ、子どもが小さい場合には、カウンターキッチンの方が子育てがしやすい側面も。リビングで遊んだり勉強したりしている子どもの様子を見ながら家事ができるという安心感があります。
横長タイプのLDKの方が使いやすい
4人家族で2LDKの間取りの物件に住むなら、LDKができるだけ広いタイプのものを選んだ方がいいですが、その際は横長タイプのLDKを検討してみましょう。
横長のLDKであれば、食事の空間とくつろぎの空間を分けやすくなり、生活にメリハリをつけやすくなります。

家具選びにこだわる
4人家族で住む場合は、収納スペースの確保も重要です。十分な収納スペースがなければ、子どもが成長するにつれてリビングや廊下に物があふれてしまう可能性があります。
ただ、物件によっては収納が十分ではない場合もあるので、収納家具などを用いることで足りない分を補いましょう。
また、大きめのダイニングテーブルや二段ベッドなどを活用すれば、子ども部屋の広さが十分でないときでも、必要なスペースを補うことにつながります。
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物件が手狭だと感じたときに取り組むポイント

子どもの成長に伴って、住まいが手狭だと感じるときは、思いきって模様替えをしてみるといいでしょう。
たとえば、スペースの幅をとる大きな家具を撤去して、折り畳み式の家具を選ぶとスペースを確保しやすくなります。
また、子どもが成長してくるとだんだんと物がたまってしまうので、不用品などをこまめに処分することも大事です。
それでも間取りによっては手狭だと感じてしまうケースもあるので、必要に応じて3LDK以上の住まいへの引越しも検討してみましょう。

住むエリアによっては、2LDKとほぼ変わらない家賃で3LDKの物件を見つけられる可能性があります。通勤や通学に問題がない範囲で、候補地となるエリアを広げてみるといいでしょう。
LIFULL HOME’Sでは、エリアや路線別に条件を絞り込んで物件を検索することが可能です。
すぐに住み替えを検討しているわけではない場合も将来に備えて、まずは気軽に物件情報をチェックしてみてください。
3LDKの物件
記事のおさらい
4人家族で2LDKは狭い?
物件の種類や住むエリアによって異なりますが、2LDKの間取りであれば4人が生活する最低限度の広さは確保できます。LDKの広さや収納スペースの有無などによっても狭いと感じるかどうかは違ってくるので、子どもの年齢やライフスタイルを考慮して物件を選びましょう。
ゆとりを持って暮らすには?
限られた広さの住まいでゆとりのある生活を送るには「キッチンのタイプを検討する」「横長タイプのLDKを選んでみる」「家具選びにこだわる」といった視点がポイントになります。さまざまな物件を比較し、自分たちに適した間取りの物件を選んでいくことが大切です。
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