一人暮らしの50代の方の場合、賃貸物件に住み続けるか、マイホームを購入するかを改めて考えてみることが大切です。
現在の生活状況だけでなく、今後の状況も踏まえて生活の基盤となる住まいについて考えてみましょう。収入面やライフスタイルなどを考慮したうえで、自分に合った暮らしを形づくっていくことが重要です。
今回は、一人暮らしの50代の方が住まいについて考えておきたいポイントを紹介します。
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一人暮らしの家計シミュレーション

住まいにかけられるお金について考えるときには、毎月の生活費がどの程度必要なのかを改めて考える必要があります。
総務省が公表している「家計調査/家計収支編 単身世帯 年報」(2020年)によれば、35~59歳の平均的な生活費は、主に以下のとおりです。
支出項目 | 金額 |
|---|---|
食費 | 4万1,052円 |
水道光熱費 | 1万1,905円 |
家具・家事用品 | 5,268円 |
被服費 | 6,681円 |
医療費 | 6,616円 |
交通費・通信費 | 2万4,318円 |
教養・娯楽費 | 1万6,521円 |
その他の支出 | 3万873円 |
合計 | 14万3,234円 |
住居費を除いた生活費として、1ヶ月当たり14万3,234円(年間171万8,808円)かかることが分かります。ここから、年収別に住居費としてかけられる金額を考えてみましょう。
家賃の目安は?
一般的に家賃は、年収の25%以内に収めると無理なく支払えるといわれています。年収300万~600万円でかけられる住居費の目安をまとめると次のとおりです。
年収 | 住居費1ヶ月当たりの目安 |
|---|---|
年収300万円 | 6万2,500円 |
年収400万円 | 8万3,300円 |
年収500万円 | 10万4,100円 |
年収600万円 | 12万5,000円 |
※額面収入で年収の25%で試算
こうした目安を参考に、家賃や住宅ローンの返済額を捉えていけば、無理のない範囲で生活を送ることができるでしょう。
ライフスタイルによって住居費にかけられる金額は違ってくるので、どのような暮らしを求めるのかを考えたうえで、住居費を設定してみましょう。
50代の一人暮らしに適した部屋の広さは?

国土交通省「住生活基本計画における居住面積水準」によると、一人暮らしに最低限必要な居住面積は25平米、快適な暮らしを求めるなら40平米以上の広さが目安とされます。
1畳の広さを1.62平米とするならば、15畳~25畳ほどの広さが一人暮らしに適した居住スペースだといえます。
実際に物件の広さを考えるときには、キッチンや浴室といった水回り設備や廊下などが占めるスペースについても考えておく必要があるでしょう。
また、同じ広さでも収納スペースの有無などによって、実際に使える居住スペースは違ってくるため、住まいを選ぶときのひとつのポイントとして捉えておきましょう。
より広い住居を検討する場合は維持管理にも目を向ける
今後家族と同居をする予定がある場合やワークスペースを確保したいという場合などであれば、目安よりも広い住居を検討する必要もあります。
一方で、一人暮らしの場合では住居があまりに広すぎると、維持管理が行き届かないことも考えられます。広ければいいというものではなく、あくまでもライフスタイルに合わせた適切な広さの間取りを考えていくことが大事です。
物件を探す 一人暮らしにぴったりな物件 賃貸物件を探す家の購入を考えているなら住宅ローンを組む最後のタイミング

マイホームの購入を考えている場合、50代という年齢は宅ローンを組める最後のタイミングでもあります。50代以降も住宅ローンを組むことは可能ですが、より短い期間で住宅ローンを返済していかなければならないため、負担を重く感じてしまう部分もあるでしょう。
そのため、これから賃貸物件に住み続けるのか、それとも思いきってマイホームを購入するのかを改めて考えておく必要があります。
貯蓄や収入などに問題がなければ、賃貸物件に住み続けることは可能ですが、将来的な部分も含めて慎重に判断をする必要があるでしょう。仕事の環境が変われば、収入が減ってしまったり、貯蓄を取り崩して生活したりすることも考えられます。
また、親の介護なども考えられるため、これまでと同じように働き続けられるかは分からない部分もあります。あらかじめ想定される出来事などを考慮したうえで、生活の基盤となる住まい選びをしっかり行っておくことが大切です。
50代のタイミングでこれからの住まいについて十分に検討していれば、60代や70代となったときにも、安心して暮らせる環境を手に入れることにもつながります。家族や友人など、周りの意見も参考にしながら自分に合った暮らしを見つけましょう。
賃貸物件はいつまで借りられる?

家賃の支払いに問題がなければ、賃貸借契約を結ぶこと自体に、年齢はあまり関係がありません。しかし、加齢に伴って保証人となってくれる家族が少なくなってくることも考えられるので、保証会社との契約を求められることもあるでしょう。
少子高齢化によって、国内でも高齢者の単身世帯は増えており、一人暮らしを続けている人は多くなっています。今後は、年齢を重ねても以前より借りやすくなる可能性があります。
一方で、50代のうちにマイホームを購入しておけば、老後に住まいについて頭を悩ませることは少なくなるでしょう。マイホームであれば、いざとなれば家を売却して賃貸物件に住むという選択もできるので、ライフプランの幅を広げることにつながります。
現在の状況だけで暮らしを考えるのではなく、10年後・20年後の生活のことも考えて、どのような住まいを確保するのがいいのかを検討してみましょう。
物件を探す 一人暮らしにぴったりな物件 賃貸物件を探す暮らしのサイズに合った住まいを見つけてみよう
一人暮らしの50代の方の場合、親の介護などで生活状況が変わる可能性があるため、今後のことも考えて住まいを選ぶ必要があります。
不動産情報ポータルサイトであるLIFULL HOME’Sでは、全国のエリアから気になる条件を絞り込んで住まいを探すことができます。今後の生活をイメージしながら、自分に合った住まいを見つけてみましょう。
まとめ
- 50代の方は賃貸物件に住み続けるか、マイホームを購入するか検討するタイミング
- 一人暮らしに必要な居住面積は25~40平米がひとつの目安となる
- 家賃の支払いに問題がなければ賃貸物件に住み続けることは可能だが、将来の暮らしを考えたうえで判断することが大切
- 50代では自身および親の介護などの影響で生活環境が変わる可能性も考慮
更新日: / 公開日:2022.01.11










